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オオハクチョウは32羽 射水の池 金山小児童が生息調査

ハクチョウの数を数える子どもたち=射水市野手で

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 オオハクチョウの越冬地になっている射水市野手の石畑池で十一日、近くの金山小学校の児童がガンカモ類の生息調査をし、鳥の数を確認した。昨年度の調査で十五羽だったオオハクチョウは、三十二羽飛来していた。

 一、二年生約二十人が参加し、県自然博物園ねいの里の職員二人と県自然保護課の職員一人が同行した。ねいの里の職員が子どもたちにオオハクチョウとコハクチョウの見分け方などを紹介、子どもたちは数取り器を使って鳥を数えた。その後学校に移動し、飛来状況や生態について学んだ。

 子どもたちの確認では、オオハクチョウの成鳥二十六羽、幼鳥六羽、オナガガモ二羽、キンクロハジロ五羽、ホシハジロ四羽、オオバン一羽などが確認された。二年生の河合咲葵さん(8つ)は「ハクチョウの大人と子どもの見分け方を初めて知った。楽しかった」と話していた。

 調査体験は県一斉のガンカモ類の生息調査に合わせて毎年行われている。生息調査は十三日に県内の人工池や河川など十七カ所で調査員が生息数を数える。県内の昨年度の調査では、カモ類が十三種一万七千二百七十一羽、ハクチョウ類が二種三百九羽確認された。 (小寺香菜子)

 

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