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【一般スポーツ】

前回準V三河、準々決勝で涙 バスケ全日本選手権、A東京に敗れる

2019年1月11日 紙面から

カットインの機会をうかがう三河の金丸(右)=さいたまスーパーアリーナで

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 バスケットボールの第94回天皇杯・第85回皇后杯全日本選手権ファイナルラウンド第1日は10日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナでBリーグ1部(B1)勢による男子の準々決勝が行われ、前回準優勝の三河はBリーグ昨季王者のA東京に55-73で敗れた。A東京に栃木と京都、大会3連覇を狙う千葉が12日の準決勝に進んだ。

 準優勝に終わった前回大会の雪辱を果たせなかった。三河はA東京に主導権を握られたまま、攻守でちぐはぐなプレーを連発。ターンオーバーは相手が4本に対し、三河は16本。出場時間がチーム最長で、10得点を挙げたエース金丸は「チームを組んでまだ日が浅い」とチーム戦術の理解不足を敗因に挙げた。

 29-38の9点差で折り返したが、後半開始直後は5分余りで16点差。三河ベンチはたまらずタイムアウトを取ったが、点差は広がるばかり。結局、第3クオーター終了時点で25点差。ベンチワークも実らなかった。

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 昨季までチームを支えた比江島(栃木)が抜けるなど、この日出場した11人のうち、昨年の決勝経験者はわずか6人。金丸は「コミュニケーションがとれていない。こうなることを覚悟はしていた」とさばさばと振り返った。 (末松茂永)

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