ラグビーの世界最高峰リーグ・スーパーラグビーのサンウルブズのメンバーで、トップリーグのパナソニックに所属し、日本代表でもFWの中心となる堀江翔太(32)が10日、サンウルブズの合宿に向けて都内で行われたメディカルチェック後に、昨年11月の日本代表の試合を欠場した理由を「右足の疲労骨折だった」と明かした。
堀江は昨年9月下旬のトップリーグ・ヤマハ発動機戦に向けた練習で右足甲の痛みを訴えて翌週から試合を欠場、舟状骨(しゅうじょうこつ)の疲労骨折と診断された。手術せずに回復を目指したが思わしくなく、W杯に備えて11月下旬に手術し、まだ痛みが残っているという。サンウルブズは14日から千葉県市原市でプレシーズン合宿に入り、2月16日の初戦・シャークス戦(シンガポール)に備える。
当面は別メニューとなり復帰時期も未定。堀江は「W杯には不安なく臨みたいし、準備のためにも、間に合えばサンウルブズの試合には出たいが無理して再骨折したら終わり。あまり焦らないように、でも少し焦っています」と苦笑した。 (大友信彦)