昨日はお昼過ぎから、上野の東京都美術館にムンク展を見に行ったのですが、
なぜか、
鑑賞中にとても気分が悪くなるという、初めての経験をしました。
(気分がよくなる事はたまにある)
ちなみに
ぼくは中学生の頃ぐらいから、美術の授業をきっかけに絵画に興味を持つようになり
学生時代から、
大人になって東京に移り住んでからも、都内の美術館に行ったり、
海外旅行に行っても、美術館巡りをするなど
絵画鑑賞は僕の趣味のひとつでもあるのですが、
気分が悪くなったのはじめてです。
この日は年末ということもあり、館内はとにかく混み合っており
チケットを買うのにも一苦労でした。
そしてさらにそこから展示館の中に入るのにも、うねるような
行列ができるほどの順番待ちの状態。
そして人が多いせいか、館内はとにかく暑かったです。
その熱気の中、並びながら、前に進んだり、止まったりの繰り返しの状態で、
途中に「叫び」のポスターが飾られている場所では、並んでいる人たちが交互に写真を取り合ったりしていました。
僕は今回一人で来ていたので、その場所付近に並ぶようになると、
何人かに「写真を撮ってくれませんか?」と声をかけられました。
そこから15分ぐらいして、
ようやく、展示館内に入れました。
館内も、とにかく人が多いため、室内温度は高く
とてもムシムシしていました。
僕は基本的に「絵」を観て回る時には、展示されている全ての作品を観るなんて事は滅多になくて、
歩いていてなんとなく興味を持った作品だけ観るようにしています。
(理由は疲れるからです)
なので、この日もいつも通り、順路をスタスタ歩いていくと、
まず最初に目に留まった作品が「幻影」というタイトルの作品でした。
ここの場所に10分ほど居たと思います。
この時ぐらいから、なぜか体中で寒気がしてきて、変だなと思いつつ、
また順路を進んでいきました。
そして、次に足を止めた作品は『クピドとプシュケ』という作品。
右側の作品です。
正直ここのゾーンは僕にとってはカオスでして笑
ここに入った瞬間に
完全に出口を塞がれたような、追い詰められた感情になったのを覚えております。
(気持ちも悪くなりました)
そして決心しました。
すぐにここから出ようと。
ここからは、
このムンク展のメインでもある「叫び」すらほとんど観ることもなく、
ひたすら出口だけを目指して歩きました。
でもその途中、ひとつだけ足を止めた作品がありました。
「太陽」という作品です。
これを最後に観たおかげで気分も少しよくなりました。
この気分の揺れようは正直よくわかりませんが、
(ただのカゼかもしれませんしね笑)
自分にとって初めての経験だったため、書いてみました。
ちなみにこの展覧会は来年の1/20(日)までやっているそうです。
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響きました
もしかしたら、絵の奥に入っていったのかもしれませんね。私の場合、絵に集中しすぎて「中に入りたい(作者の心情を感じたい)」と思うことがあります
AI
2018-12-30 09:57:17
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