* パイオニアカフェの記事 (日本語版)

 

 UCI訴訟において訴訟を提起した原告側、すなわちUCが勝てば、お母様は刑務所に行かなければならないのか。

 

結論から言うと「刑務所に行かなければならない」です。コメントにもダンベリーの場合と同じであるとあります。ダンベリーは、お父様がアメリカ統一教会の法的システムが完備される前、マンハッタンチェイス銀行にお父様の個人名義で預けた教会の資金100万ドルに対する利子の所得税約1000ドルを支払っていなかったことが脱税とされて有罪判決を受け、実刑で服役された事件です。当時、このお金は明らかに教会の資金であり、所得税の課税対象ではないと主張しました。しかし、アメリカ連邦裁判所は、これを個人の所有であると見なし、脱税判決をくだして18ヶ月の懲役を宣告しました。

 

最近の李前大統領に対する捜査によれば、検察はMBがダス(DAS)の実際の所有者であることを明らかにしようとしています。もちろん、MBは個人の所有物ではないと強く主張しています。ところが、実際の所有者であったという証言や証拠が多く出てきています。もしもダスの実際の所有者がMBであるならば、ダスによる秘蔵金やサムスンが代納したという訴訟費用は、すべてMBの犯罪行為となります。これが争点となるのです。

 

UCI訴訟を提起した教会側は「UCIは統一教会の信託資産であり、すべての統一教会の人事権と財産の内容は、真の父母によって決定される」という論理で、このような根拠をもとに「そのため、UCI理事会による理事の交換は違法であり、UCIの資産は統一教会に帰属されなければならない」と主張しています。

 

もちろん、このような主張が法廷で受け入れられる可能性は非常に低いです。何よりも事実ではないからです。統一教会が立てた組織であったとしても、その組織は、厳然とした定款が定める設立や目的、ルールによって運営されます。真のお父様の権威を認めたとしても、その組織の経営権はあくまでも法的枠内で運営されるようになっています。

 

万が一、勝訴したとしましょう。そうなると、新たな問題が発生することになります。統一家のすべての機関や企業の人事決定権と資産運営権が真の父母にあるとしましょう。今ではお母様が最終決定をされます。そうなると、MBがダスの実際の所有者である場合に発生する問題とは比較にならない膨大な問題が生じます。チェ・スンシルと朴槿恵が経済共同体であったと主張し、チェ・スンシルが受け取ったお金をすべて朴槿恵が受け取った賄賂であると起訴され、懲役30年が求刑されたことを考えると、理解しやすくなると思います。

 

したがって、全統一教会員はUCI訴訟において敗訴するよう、特別な精誠を捧げなければならないと思います。

 

18.03.23. 18:37 (コメント)

家庭連合の主張は、「UCIの資産は統一教会のもの」です。統一教会=ご父母様であり、実際には「お母様」になります。UCIは、理事会によって法的に運営されている組織であるにもかかわらず、それを否定する立場です。つまり、自らを脱税罪で逮捕してくれと言っているようなものです。お父様は、わずかの金額を脱税したとして18ヵ月ダンベリ?におられました。UCIの資産が、(万が一)お母様のものとなれば、40年は刑務所に居ることになると思いますが ? そういうことでしょうか ? 

 

 

 

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村