根尾、よく考える人　常に試合イメージ　強い球投げる　捕球の仕方と位置　状況

　新人合同自主トレも３日目。練習冒頭、キャッチボールの距離を５０メートルまで延ばした根尾が時折首をかしげた。「思い通りにいかないところがあった」。単なる肩慣らしではない。こだわりがあった。

　「強い球を投げることを意識して、一球一球大事に投げています。（走者などの）シチュエーションを考えることもそうですし、捕る位置とかを考えてやっています」

　ノックを受ける際も次の動きを想定する。「捕り方によって意識することも変わる。同じようなプレーをするのも大事だけど、いろいろなことをやろうとしています」。捕球と同時に反転したり体を開いたり、常に試合をイメージしている。