舞台「K」MISSING KINGS 振り返って | 荒牧慶彦オフィシャルブログ「慶びの詩」Powered by Ameba

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テーマ:
Kステ MISSING KINGS が終わって一週間ちょっと経ちました。




皆さんいかがお過ごしですか?




気温も一気に下がって
冬らしい寒さが到来しましたね





俺はKステ終わった次の日に熱を出しましたが



今はもうすっかり元気ヽ(・∀・)ノ



ばっちり回復して

台湾にイベントに行ったり、

刀ステの稽古に励んでおります。










なかなかKのことを考える時間がなかったのですが


時間が空いた時にコツコツと振り返りブログを書いたので

よかったらお読みください







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舞台「K」MISSING KINGS









舞台「K」も今作で四作目。



四年目となりました。






舞台「K」には
たくさんの思いがあります。





楽しい思い出も

苦い思い出も

苦しかったことも

嬉しかったことも





様々な感情をこの舞台「K」で味わってきました。










四年前。


松田凌が座長として
舞台「K」の礎を作り、


植田圭輔が座長として
それを引き継ぎ、




そしていよいよ俺の座長の番。



俺も今までの2人の座長のように

しっかりと皆を引っ張り、

Kステカンパニー一丸となって
最高のKステをファンの皆様にお届けしようという意気込みで一杯でした。







この四年間で




最初からKステに出ているキャストは

俺と
うえちゃんと
くんちゃんと
ひなちゃん。



4人です。




演出の末満さん入れたら5人。





たくさんのキャストが変更になってしまったけれど


受け継がれている絆は確かなものとして


歩き続けてきました。





でもまぁ、


単純に個人的感情だけでいうと








寂しいですよね。







キャスト変更は決して悪いことではないし



新たなキャストの
そのキャストなりのキャラクターが楽しみでもあります。




だからこそ

今まで四年間のKステを知っている俺が座長として
Kを背負えることに
気合いを入れていました。








新しいシロであるなつきも、

ネコの のなちゃんも

すごく良かった。



宗像のけんと、
周防のかんだいくん。

猿比古のゆうや、
鎌本のけんや。

菊理の百代。

また戻ってきてくれた
草薙の寿里さん。



そして
御芍神のヒデくん。





誰も彼もが素敵で
Kという作品とキャラクターを愛してくれて

本当に素敵なカンパニーだなぁ

稽古の段階から思っていました。

キャストみんなで親睦会も何回もしたし


男性キャストだけで
ご飯食べに行って

その空間が楽しすぎて
みんなで馬鹿みたいに笑ったり。




気合い十分で望んだ本番でした。









でも。





京都公演の2日目のとき、


アクシデントでヒデくんが怪我をしてしまって
舞台に立てなくなってしまいました。











稽古の時から



いや、


舞台Kにヒデくんが出演すると決まった時から




ヒデくんとの殺陣をすごく楽しみにしていました。



それをファンの皆様に観てもらうことも。







だからすごく悔しかったです。




悔しくて悔しくて仕方なかった。





でも
一番悔しかったのは間違いなくヒデくんだから。




怪我で出れなくなったヒデくんも皆でカバーしようと。


一人で殺陣をすることになっても
そこに御芍神がいるかのように見せるからと。


そこにヒデくんがいなくても
ヒデくんと共に舞台にいると。




そう言って京都公演は
御芍神の出演シーンはエアーでやることになりました。



正直この公演方法はすごく怖かったです。




代役ではなく

エアーで。




観ている方の想像力を多分にお借りしないといけない。



一体どういう風に観られるんだろう。



一人で殺陣をしているのを観てもらって果たして
楽しんでもらえるんだろうか。



そんな恐怖がありました。





舞台上で

そこにいるはずの御芍神がいない。


今戦っているはずの御芍神がいない。


そんな恐怖からか、

御芍神とのシーンで
何度も貧血になり
目眩が起こりました。



心では
御芍神を具現化させてるはずなのに


身体が拒否する。


そんな感覚。



たぶん

Kステ第二章の出来事が

トラウマになっていたのかな。





いるはずの人がそこにいないのが

とんでもなく怖かったです。




でも袖にはければ仲間が待ってくれている。


ヒデくんも袖に常にいてくれている。



そんな皆がいたから

京都公演を完遂させることができました。





そこから東京公演は

殺陣師の守時さんが御芍神役のボディダブルとして
演じてくれました。



守時さん。


ヒデくんのアクシデントがあって

ボディダブルとして出演が決まったときから
朝早くから夜遅くまで御芍神を研究してくれて

殺陣も短い時間ですべて自分に落とし込んでくれて代役を務めてくれました。


守時さんには本当に助けていただいた。




ヒデくんの声、

身体を動かす守時さん。


クロの俺。


誰かが若干ズレるだけで
色んな問題が起きるこのボディダブルという演出は大変難しかったけど、


三位一体となってお届けしました。



僕ら3人の殺陣。



少しでも楽しんで頂けていたら嬉しいです。

















今回のKを終えてみて、



舞台というのは

こんなにも思うままにならないものなのか。

まずそう思いました。


今までキャスト全員で無事に千秋楽を迎えるということを当たり前のようにやってきたけれど



それは当たり前ではなかった。




当たり前のように思っていたことを当たり前にできないのが

舞台なんだと改めて思い知りました。




だからこそ
舞台というのは難しい面もあり、
楽しい面もあります。

一つ一つの公演を大切に演じ、
次は同じ公演ができないかもしれないからこそ
特別な一公演として舞台に立たなくてはならないんだな、と

このKステで感じました。






アクシデントが起きたこの公演で

僕が座長としてできたことは

愚直に自分のやるべきことをやるだけしかできなかった。


もっともっと成長しなければいけない。


いろいろと課題が見えた公演でもあります。






でも、



最後の大千秋楽で
皆で笑って終えることができてよかった。














今回の舞台。

特殊な形での上演を続けられたのは


ヒデくんの熱い思いはもちろん、


京都公演での、
御芍神役がエアーでも観に来てくださったたくさんのファンの皆様、



そしてKステを見守って、応援してくださった全ての方々のおかげです。



本当本当にありがとうございます。





ヒデくんとの殺陣をたくさんの方にお見せすることは今回叶わなかったけど


いつか必ず。




例え「K」という作品では叶わなかったとしても


どこかで必ず。



その時を楽しみにしてくださると
幸いです。







最後に、



たくさんのお手紙、色紙、プレゼント。



ありがとうございます。



皆様のお手紙には本当に励まされました。

辛いときの心の支えとなりました。




感謝の気持ちでいっぱいです。







{5491D8F7-CF79-4EFA-B39A-D87E76538D61}

吠無羅のメンバー。


ん?
切り込み隊長がいない。


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白銀のクラン。

なつき、のなちゃん、ありがとう。

{1AED8E09-DB1B-4E4D-BA32-D7ADEC82F8F3}
猿比古。




{DE86298A-BB96-4F5E-92C5-AD1119030EEA}
ポニーテールのクロ。



{DC8358CE-0BA4-411B-B89E-544F1B93F00D}
髪下ろしてるクロ。





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ヒデくん、治療が早く終わりますように。。

また会おうね。









色んな夢を見せてもらった
舞台「K」。



そんな振り返りブログでしたが
ここまで読んでくださってありがとうございました。



思いがありすぎてまとまってない部分があるかと思いますが
ご容赦ください。




ではー!!













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