日本国際博覧会記念硬貨(愛知万博)の価値と買取価格

日本国際博覧会記念硬貨の価値と詳細

愛知万博(愛地球博)の開催を記念して日本国際博覧会記念硬貨は発行され、愛知万博1万円金貨、1000円銀貨、500円黄銅貨の3種類が発行されました。

2005年造幣局から発行された日本国際博覧会記念1万円金貨は、素材にはK24が使用されています。 直径が26mm、量目は15.6gで、表には地球と自然、生命の様子がデザインされており、裏面には博覧会のシンボルマークと、5本のストライプで大地を表したデザインが描かれています。 表面には愛知県の県鳥の「コノハズク」が採用されました。
「愛知万博1万円金貨」の現在の価値は額面以上の8万円前後と非常に価値があり、買取価格は6万前後が相場になるでしょう。 けれどもK24製の金貨のため買取当日の金相場にも買取価格は変動し、金の買取相場-数百円×重量が大体の目安となります。

日本国際博覧会記念1000円銀貨は、博覧会開催の前年の平成16年に造幣局より発行され、地球と若木、もう片面には金貨と同じくシンボルマークと大地が描かれており、素材は銀1000が使用されています。 直径は40mm、量目は31.1gと金貨よりも大きめのサイズとなっています。愛知万博1000円銀貨も額面よりも高い価値を持つ記念硬貨で、価値は4000円前後、買取価格となると2000円前後が相場になります。 こちらも銀素材のため銀相場によって買取価格が変動しますので、銀の買取相場-数百円×重量で大体の買取価格を計算してみて下さい。

日本国際博覧会記念500円硬貨は824万が発行され、素材にニッケル黄銅が使用されました。 素材の内訳は銅が72%、亜鉛20%、ニッケル8%で、表面には地球と世界地図がデザインされており、裏面は金貨・銀貨と同じくシンボルマークと大地のデザインが描かれています。 直径は26.5mm、量目は7gで、平成17年2月14日から金融機関窓口にて両替方式で配られました。
愛知万博500円黄銅貨の価値は、新品未使用状態でおよそ1200円前後、買取価格は600円前後くらいになります。 けれども並品となれば価値・買取価格ともに500円程度になってしまいますが、上記の金貨や銀貨とセットであれば買取してくれる記念硬貨買取店もあります。 少しでも高く日本国際博覧会記念500円硬貨を売りたい場合は、こちらの記念硬貨の買取実績がある業者に事前に問い合わせておくことをおすすめします。

2005年日本国際博覧会は2005年3月25日から9月25日まで愛知県で開催された博覧会で、中部国際空港や名古屋瀬戸道路など交通インフラが整ったきっかけにもなりました。 自然の叡智をテーマとして開かれた愛知万博は121カ国、4つの国際機関が参加した大規模なものとなり、来場者も計2200万人が訪れ、大変に賑わった博覧会でした。