瀬戸大橋開通記念硬貨の価値と買取価格

瀬戸大橋開通記念硬貨の価値と詳細

1988年に瀬戸大橋が開通したことを祝して瀬戸大橋開通記念硬貨は発行され、額面は500円玉となります。
瀬戸大橋開通記念硬貨は大きさが30mm、量目は13gで品位は銅が750に対してニッケルが250、素材は白銅貨です。

本州と北海道を結ぶ青函トンネルの開通年でもある1988年には、瀬戸大橋開通記念硬貨と青函トンネルの記念硬貨の2種を合せた記念硬貨のセットも販売されました。 瀬戸大橋開通記念硬貨の発行枚数も青函トンネル開通記念硬貨と同じく20,000,000枚が発行され、これまでに発行された記念硬貨の発行枚数と比べるとそれほど多くはありません。

瀬戸大橋は、岡山県倉敷市から香川県坂出市を結ぶ大きな橋で日本の重要な交通経路です。 記念硬貨の図柄も本州と四国の地図がデザインされており、もう片面には岡山県方面から見た瀬戸大橋の全景がデザインされています。

「瀬戸大橋開通500円白銅貨」の価値は未使用で状態が良ければ、おおよそ1500円から2000円前後であり、買取価格の相場は1000円前後となります。他の記念硬貨と同じく状態によって価値が左右しますので、もしケースに入れられている場合は開封しない方がおすすめです。

瀬戸大橋は1978年に着工し、着工から9年6か月もの長い期間を経て完成した橋で、1988年4月10日より供用が開始されました。 2階建て構造で、上段に自動車道が、下段にはJRが通り日本の交通の重要な役割を担っています。 瀬戸大橋の計画自体は1889年に発表されており、着工までの期間も非常に長い年月が費やされた大規模なものでした。

瀬戸大橋開通の記念硬貨の他に純金製の記念メダルも発行されており、こちらの買取価格はその時々の金相場に基づくものとなります。 金貨の買取価格は大体が純金の買取相場-数百円×重量が目安となりますが、地金の価値のほか、別途プレミアムがついている場合はこの限りではありません。