沖縄国際海洋博覧会記念硬貨の価値と詳細
1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、沖縄国際海洋博覧会記念硬貨が発行されました。種類は100円の1種類が発行されており、品位は銅が750に対してニッケルが250で「沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨」と呼ばれることもあります。 大きさは22.6mmで量目は4.8gと、記念貨幣の中では重量がかなり軽い記念硬貨になっています。
表のデザインは沖縄の名所として有名な守礼の門と、紅型模様を参考にした波とが描かれており、裏面にはマスコットであるイルカと海洋博覧会のシンボルマークがデザインされています。 海洋博覧会が開催される少し前の昭和50年7月3日に発行され、発行枚数は120,000,000枚とかなり多くの枚数が発行されました。 10月22日には追加発行も行われ、これまでに発行された記念硬貨の中でも最も発行量が多いことでも有名です。 これは日本国民が一人1枚ずつ所持出来るほどの枚数で、現在でもオークションや販売店などで比較的簡単に入手することが可能です。
発行枚数が多いために希少価値はそれほど高くなく沖縄国際海洋博覧会記念硬貨の価値は状態が良ければ大体200～300円程度であり、買取価格は額面通りです。しかし記念硬貨ではなく「沖縄国際海洋博覧会記念メダル」となると地金の価値がありますので、こちらの100円白銅貨よりも買取価格は高くなります。 素材や相場にも買取価格は大幅に変動しますが、18金のメダルであれば大体4～5万円の買取額になるでしょう。
沖縄県の本土復帰記念事業として1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会は「沖縄海洋博」とも呼ばれ、日本を含む36か国と三つの国際機関が参加した大規模なものでした。現在、沖縄海洋博の跡地は国営沖縄記念公園へと変更され、美ら海水族館やエメラルドビーチなど沢山の観光客が訪れる名所となっています。
記念硬貨の価値を簡単かつ正確に知る方法
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