懸念していた“初戦の難しさ”を痛いほど味わった。森保監督は辛勝となった試合後、険しい表情で「なんとか勝ったという感じ。初戦は難しくなると思っていたし、これがこの大会の難しさ」と振り返った。
試合開始から引いて守るトルクメニスタンの壁を打ち破ることができず、逆に前半26分、まさかの先制点を奪われる苦しい展開に。だが、指揮官は動じなかった。サイド攻撃を増やすようハーフタイムに修正し、後半はサイドを起点に決定機を演出。チームは3得点を重ね、逆転で勝ち点3をつかんだ。
「成長と勝利」を、今大会のテーマに掲げる指揮官は次戦へ向け、「全ての部分で改善して成長しながら、勝っていきたい。最善の準備をして勝利と、成長を目指しながらやっていきたい」と語り、勝ってかぶとの緒を締め直した。