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【プロ野球】

西武・源田は稼頭央バットで長打力UP狙う

2019年1月10日 紙面から

自身のバットと松井2軍監督のバットを手にした西武・源田

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 西武の源田壮亮内野手(25)が9日、「レジェンドバット」での長打力アップを誓った。愛知県豊田市のトヨタ自動車での自主トレを公開。昨季限りで現役を引退した松井稼頭央2軍監督(43)と同じ形状のバットを使い、室内練習場で打ち込んだ。

 使ったバットは2本。1本は松井2軍監督が現役時代に使ったもので、もう1本はそれを基に発注した自身の新相棒だ。プロ3年目で初めてバットに変化を加えた理由を「もっと飛ばしたいし、強い打球を打ちたい。長打を打てるに越したことはない」と明かす。

 「今まではグリップが太くて操作性がいいバットを使っていたけど、ヘッドに重みを感じるタイプに変えた」と源田。昨年9月19日の日本ハム戦で、松井2軍監督のバットを借りて逆転3ランを放った実績もある。

 「いろいろ試している中で、稼頭央さんのバットで打ったらめちゃめちゃ喜んでくれた。(試合前の)打撃練習もペアでいろんな話もできた」。セ、パ両リーグで初めて新人から2年連続フルイニング出場を果たした25歳は、昨季の貴重な思い出も口にした。日米通算2705安打、233本塁打の松井2軍監督らが彩ったライオンズの名遊撃手の系譜。「まだ使いこなせていないけど、(バットの芯に)当たったときはいい打球がいく。練習します」。現役を退いたレジェンドの相棒を受け継ぎ、さらなる進化を目指す。 (小畑大悟)

 

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