廃道当日のようす
そして次の日の朝、現場に行くと廃道のための準備が始まっていた。
といっても前日と比較したほうが分かりやすいと思うので、まずは前日のようすから。
ここは左側の低いほうの道だけが廃道になるので、そっち側の入り口だけがふさがれている。将来は幅15mの広い道路に生まれ変わる予定だ。
このあたりは地上39階、高さ180mの高層ビルができる予定。
こっちの入口には単管バリケードだけでなく、重そうな鉄骨が置かれていた。これどうするんだろうと思っていたら、こうなった。
足元がトラ柄の、いかにも工事現場を象徴するフェンス。さっきの鉄骨がどうなったかと脇から覗いたら、こうなっていた。
あ、なるほど。フェンスの支えにするために鉄骨を置いていたんですね。
こうやって封鎖した道の内側では電線の工事をしているのが見えた。
作業をしている方の右側にある(見にくいけど)黒い箱はクロージャーといって、通信回線を束ねる箱だ。
なので電信柱につながった電話線か光ファイバーを取り外しているところなんだろう。
さっきの楽器屋の隣でも、同じように電線(通信線)の工事をやっていた。なるほど、まずはそこからなのか。できるならいろいろと段取りを聞いてみたい。
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