俳優の松平健(65)が9日、公演中の名古屋・御園座で「マツケン・アスレチカ」の発表会を開き、12人のダンサーを従えてど派手な衣装で新曲を披露した。
2004年に大ヒットした「マツケンサンバII」の流れをくむノリのいいラテンのリズムで、シニアを含め誰もが楽しめる曲に仕上がっている。誕生のきっかけは松平が医療関係者から聞いた言葉だったそうだ。
「(高齢者向け)施設などでいまだにマツケンサンバIIが使われていると知りました。(振り付けが)認知症の改善につながると聞き、ぜひそれに続くものをと思いつきました」
アスレチカは体操をイメージする造語で、真島茂樹さんが動きやすさを意識して振り付けを担当した。くしくも来年は東京五輪イヤー。サッカーと水泳に注目しているという松平はアスリートへの応援歌になればという思いもこめた。
7色使ったというキラキラ衣装をまとった松平は「運動会や大会のオープニングにぴったり。行進にもいいと思います」とニッポン盛り上げソングに自画自賛だった。