8時間前
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ジャーナリストの兼高かおるさんが死去
「兼高かおる世界の旅」などで知られるジャーナリストの兼高かおるさんが亡くなったことがわかりました。90歳でした。
兼高かおるさん(90)は今月5日、東京・港区の自宅で心不全のため亡くなりました。
兼高さんは1928年に神戸市で生まれ、1958年、世界一周を73時間9分35秒で回り、世界最短記録を樹立。その翌年からTBS系列で始まった「兼高かおる世界の旅」では、まだ海外旅行が一般的でない当時、世界の魅力をお茶の間に届ける先駆者となり、番組は31年間1586回にわたって放送されました。
「外国、風景もですけども、外国の人たちね、そのときに私たちは見られている立場です。見られているときに私は日本代表でございますので、特に女の代表です。あの当時は私ども女は女のマナーというのがあって、それが外国には非常に優雅に見えたようです。外国を知って日本も知る、日本を知って外国を知る。そういう両方をね、知っていくのが国際化なんですね」(兼高かおるさん)
葬儀はすでに近親者で済ませ、後日、しのぶ会が開かれる予定だということです。