地震で電柱が倒れて、建物に被害があっても賠償されないらしい
ネットでニュースを見ていて、「えっーー!」となった記事がありました。
概要は、今回の震災で液状化による電柱の倒壊があり、家屋などの被害があった
場合でも、電力会社は賠償しない・・・という事実
過去の阪神大震災でも同様だった様です。
ソース http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111009/dst11100912010006-n1.htm
これはあまり想定していませんでしたね。なんか一般の方の常識的には、商業行為を
している設備の地震による第三者への損害を認めないわけがないだろう?が
認識だと思うのですが、皆さんどうでしょうね?
やはりこれを担保するのは、火災保険に付帯する地震保険しか無いようです。
損保のT会社に電話で聞いてみました・・・・・・・・・・
やはり地震による損害ですから、この場合地震保険は適用されますが、地震保険の
場合はあくまで、一部損、半壊、全壊の3通りしかありません。
表記の事例の場合、屋根もやられているようですが、外構などは地震保険の
対象となりませんし、そもそも損害を補償する保険でもありません。
たぶん一部損での支払で、2000万の火災保険に加入しており地震保険が1000万の
場合は、一部損で5%、50万しか出ませんね。
この方の修繕工事額は、200万弱ですからとても足りない。
以前書きましたが、このようなケースを担保するにはやはり、家財保険の
地震保険にも加入しておく必要があるようです。
家財は、再度書きますが今回の東日本大震災では、家財に被害が無くとも
半壊扱いとなり、家財の地震保険の50%支払われました。
家財500万、地震250万の場合は、125万支払われたのです。
上記の火災と家財、両方あわせれば、175万円
なんとか全額保険で修繕できる?ぐらいにはなりますね。
当方、保険代理店でも無いので別に損保の手先ではありませんよ(笑)
自然に起因する災害などは、やはり賠償されないのが世の中なのですねぇ
家の前の道路に電柱や付近に何か倒壊被害を予想される工作物など、ある方は、
ちょっと考えて見てくださいね。
1年単位での契約が可能ですから、そう高額ではありませんし、やめようと思えば
更新しなければ良いだけです。余震が続くここ数年?だけでも加入をおすすめ
します。
私も隣家との境界に電柱建っているのですよね・・・・・・・倒れたら家まで届くかしら?
今までは、どちらかというと電柱は「視界的」や邪魔ということで土地など探される方
は嫌う傾向があったのですが、こんなリスクもあり知った限りは、今後説明することに
なっていきますねぇ~
あっそういえば、MB様3区画から電柱が入っていない土地をお勧めしました。
まあ偶然ですが・・・・・・良かったぁ
TANAKA
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