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【野球】

初出場・豊田鉄工が開幕白星 中スポ杯軟式新春選抜リーグ

2019年1月9日 紙面から

2回裏、豊田鉄工の工藤が中越え二塁打を放つ=パロマ瑞穂球場で(高野行正撮影)

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 初出場の豊田鉄工が開幕カードで5-1で東郷製作所を破り初勝利をあげた。新人の工藤駿外野手(名城大)が先制点のきっかけとなる二塁打を放つなど、2得点にからむ活躍を見せた。近藤産興は逆転勝ち。小林クリエイトは1点差で競り勝った。

 新人がチームの初陣をけん引した。豊田鉄工は2回、先頭の工藤が中越え二塁打を放った。名城大で愛知大学リーグが終了した昨年11月から軟式球に取り組んだ工藤は「軟球に慣れず、苦労しましたが、先輩から打てなくてもフルスイングしろと励まされた。一番いい当たり」といきなりの初安打に喜色満面だ。

 「この時期に野球をやるのは初めて」と手探りだった井上友輝監督(35)はチャンス到来に「開幕戦が初戦で、初勝利と初得点を狙うなら初球から」と、ルーキー今村(愛大)の初球にエンドランを指示。1死三塁で、今村はたたき打法で捕ゴロを打ち、先制点を決めた。

 工藤は3回の2死一、二塁では中前に抜けそうな強いゴロ(記録は二塁エラー)で加点してラッキーボーイとなり、もう一人の新人・吉村(至学館大)も代打で安打と、豊田鉄工はルーキーが計4安打をマークした。

 工藤は愛知県刈谷市の出身。東邦高で3年夏、名城大で2、3年秋に全国大会に出場した。ルーキートリオで初物づくしの白星をあげ、「最高。うれしいのひと言」と喜びをかみしめた。 (高野行正)

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東郷製作所(1敗) 000100000―1

豊田鉄工(1勝) 01100030x―5

近藤産興(1勝) 010000002―3

菊水化学工業(1敗) 100010000―2

フタバ産業(1敗) 000003000―3

小林クリエイト(1勝) 00102001x―4

 

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