【過去問題】
下顎運動の記録を目的とするのはどれか

a サベイング
b フェイスボウ
c パラトグラム
d ゴシックアーチ

第27回 歯科衛生士国家試験より
午前 問題36

シカカラ過去問解説

<正解>
d

下顎運動は、
①開閉口運動
②前方・後方運動
③左右側方運動
以上の3つに大別される。

ゴシックアーチ描記法は下顎運動の記録法の1つで、下顎の前方運動、左右側方運動を描記させ、その描記図であるゴシックアーチを利用して咬合器の調節を行う。
サベイングは義歯の設計やブリッジの平行性確認のためにサベイヤーを用いて模型の歯や顎堤の状態を診査することである。
フェイスボウは上顎模型を咬合器に装着する際に使用される。
また、パラトグラム法はろう義歯の試適時に発音機能の検査を行う際に用いられ、舌が口蓋や歯列とどのように接触するかを診査する。