【過去問題】
下顎部分床義歯の連結装置で歯軸方向の幅が最も広いのはどれか

a 屈曲リンガルバー
b 鋳造リンガルバー
c リンガルエプロン
d リンガルプレート

第26回 歯科衛生士国家試験より
午後 問題47

シカカラ過去問解説

<正解>
c

下顎部分床義歯の連結装置である大連結子に関する問題である。
歯軸方向の幅とは、大連結子の上縁と下縁の間の長さ(幅)を意味する。
リンガルバーの幅は3~5mmあり、上縁を歯頸部から3~4mm離して設定する。
屈曲と鋳造があり鋳造のほうが幅が広い。

リンガルプレートはリンガルバーより幅が広く下顎舌側歯槽面を広く覆う。
このリンガルプレートを下顎前歯の舌面まで延長したものがリンガルエプロンであるため、リンガルエプロンが最も幅が広いということになる。