本日最終出社日です。
さくらインターネットでやったこと
さくらインターネットではIoT向けのサービスの開発、チームのリーダーをやっていました。
動き方としては、エンジニアリング100%というよりは、企画やチームマネジメントの割合が多かったように思います。
チームに参加したときにはリーダーではなかったのですが、サービスに必要そうなことをやっていたら、いつの間にかリーダーをやる感じになっていた感じです。
簡単なところでいうと、例えばwebページの閲覧数がモニタリングされていなかったり、サービス上のビジネスとして重要な指標が計測できていなかったりしたので、ダッシュボードを作ったり、実際に見て、ボトルネックに対する仮説を立てて、改善するための開発計画を立てるなどしていました。
あと印象的なこととして、さくらのオブジェクトストレージが1ヶ月以上障害になったことがありました。
オブジェクトストレージのチームとはかなり離れた立ち位置でしたが、復旧の見込みが見えない状況が続いていたので、
ドキュメントを深夜に読み漁り、翌日復旧しにチームの席に乗り込んだことはよく覚えています。
色々ログイン権限をもらって調査すると、障害の直接的な要因は1日で理解できたので、すぐ復旧の目処は立ちました。
ただ、オブジェクトストレージのようなシステムは障害の直接原因を取り除いても完全復旧までは時間がかかるもので、そのあたりはチームの方にお任せしてしまった感じです。
また、他のチームに行くと、監視項目について気になることがあったりするもので、復旧作業の合間にフィードバックや、監視設定の追加などしていました。
おそらく、このあたりの活動を見ていただいたのか、その年のベストエンジニア賞(4人いた)の社内表彰をいただきました。
さくらインターネットの働く環境
最近、NTT退職エントリが盛り上がっていて、働く環境についての不満をtwitterでよく見るので、
さくらインターネットの環境を紹介しておきます。
結論から言うと、さくらインターネットの働く環境は非常に自由でした。
以下で書く、オフィスの設備の話は、さくらインターネットの東京支社24Fでの話です。
オフィスの設備については、拠点ごとにかなり違いますし、もしかしたら階によっても色々違うかもしれません。
PCやディスプレイ、勤務形態などはどの拠点でも共通だと思います。
PC
PCは入社前にヒアリングされ、 T460s のメモリを最大にしてもらったものを購入いただきました。
全社共通の標準的なメニューもありましたが、エンジニアは結構個別に購入している方が多いように思いました。
Macユーザーも多かったです。
情シスのほうで初期設定なども行っていただけるようだったのですが、私はLinuxにしたかったので、自分でLinuxに入れ替えました。
Linuxに変えることも情シスから許可をもらえましたし、社内システムもLinuxでも問題なく動いていました。
PC環境としては非常に良かったです。
ディスプレイ
ディスプレイは2台申請したらちゃんと同じ型番のディスプレイを2台頂けました。
自分は2枚のほうが好きなので使っていませんでしたが、大きい4Kのディスプレイを1枚申請するスタイルの方もいるようです。
オフィスの設備: ネット環境
また、ネット環境についていうと、プロキシなどはありませんし、有線も速度が出るため非常に良かったです。
参考までに、私の自席での実測値は以下の通りです。
Wi-Fi: 上り下りとも、20Mbps前後
有線: 下り700Mbps↑、上り900Mbps↑程度
有線を使っていれば、自宅と同程度のネット環境なので、特に不満はありませんでした。
オフィスの設備: 椅子
椅子は詳しくないけど、椅子にOKAMURAって書いてあるし、見た感じコンテッサ セコンダっぽい。座り心地良い。
机はなんて言って説明して良いのかわからない。1人あたりの専有スペース広め。
自分はこだわりもないし、高さもちょうどよかったので不満はなかった。
勤務形態
働く場所についてもリモート勤務でOKですし、勤務時間についてもスライドできるため、
私はかなりの割合で自宅勤務をしていました。
このあたりの制度はさぶりこという制度になっています。
自分以外にも結構使っている人が多いように見えるので、特に使いづらいということはないはずです。
東京で採用されて地方へ帰るといった場合の補助もありますし、他の会社では見ない制度だと思います。
たまにこの制度にメニューが増えるのですが、増えるものも人事部が自ら率先して作っているようで、人事部すごいなと思っていました。
これから
特に休みなく、12月からは次の会社で働きます。
GAFAではありません。
次の会社で落ち着いたら所属先はどこかに書くと思います。
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