最近はゆっくり生きている。ほんの少しだけ。しっかり者だけど楽天的な友人の性格に憧れています。セーブモードな毎日、ちゃんと夜は寝るようにしているから、考えすぎずに済んでいる。そのかわり制作を夜中にしなくなってしまったのだけれど、しばらくはこのままでいたい。また、どうせ嫌になって戻るんだろうな、こんな性格だからなにをしたって間違えている気がするんだ。自分のことが嫌いだよ。平和が好きなのに、それなのにこの四年間たら、いつも闘っている気分。さいきんますます自分のことが嫌いになってゆく。

ピアノに向き合えば、結局いつもひとりで寂しくなる。
必要にされたい、こんなきもちはとうの昔に芽生えていたよ。当たり前だけど自分のことなんて自分にしか分からないし自分にも分からない。だから他人を知り尽くすなんてもっと不可能なこと。だから、好きなのにこんなに悲しいんだ。

きみとぼくが対立しているということを分かった上で、それでも成り立っているのは奇跡なんだと、しっかり理解していないといけない。でも、こんな世界だからこそ、音楽がきっときみとぼくを繋げてくれる。シンパシーを本気で信じている。

だから、わたしはわたしを作らないといけない。自分のことが嫌いだから、好きになる為にこの活動をはじめた。音楽の中だったらキラキラすることができるかもしれないって思ったから。世界をつくって、好きなひとと好きなことをする。愛にまみれたいだけなんだ。


まいにち地平線を目指して歩いている気分。
地平線に辿りつけることはないのにね。