たしか去年の10月とかにインディーズレーベルをやめました。
あまりよいやめかたじゃなかったのであまりいい記憶じゃないんですけど。
ちょうど去年のいま頃は、某レーベルのコンピレーションアルバムHELLO!!!というのに参加して、レーベルから声が掛かった時期です。三月でした。
去年の三月は、一年後「目隠し 照れ隠し」という素敵なアルバムを自分の力で完成させられるとは思っていませんでした。七月、レーベルから「きみの死因になりたいな」を発売しました。初の全国流通だったこともありすごくすごくうれしかったです。うれしかったんだけど、レーベルに管理されているという違和感をすごく感じました。当時は、レーベルとかにいないと全国流通できないと勝手に思い込んでいたし、そもそも流通の仕方やそのようなことを教えてくれる大人もいなかった。
レーベルは数字を教えてくれなかったし、それでいいやってなればいいんだけどそれじゃ嫌だって性格上思ってしまったし、それ以外にも辛い思いをすることがおおくなり、だんだんレーベルに不信感を持ち、遂にやめることにしました。
やめるときがいちばん大変で、毎日メールで口論?だったので返信考えるのが深夜まで掛かり、すごく時間もったいなかったなあ。
さっき公開した「さよならモンスター」という歌は、わたしの大切な歌で、この曲が出来たとき、すごくいいうたができたなと思ったし、はじめてワンマンで披露したときファンの人が「あの曲すごくよかったよ!」って言ってくださってとても手応えがあった。だからこそこのさよならモンスターをリリースしたいと思いました。そう伝えたら、レーベルの人に「わるくはないけど、、」みたいなこと言われて、すごくショックでした。あげくのはて、ヒロネちゃんの曲は手癖がついてきたから他の人がつくったうたが重要になるかも知れない、と。この頃がいちばん精神的にはピークで、このままでは駄目になってしまう、このままでは歌がつくれなくなってしまう、と思いました。
それはすごく怖いことで、行き場のない気持ちだったし、ヒロネちゃんを完全否定されたようなそんな悲しみがありました。まいにち悩んだし、泣きました。
レーベルをやめてから、初めてのリリースです。ひとりじゃ全国流通は無理かなと思っていたのですが、わたしのまわりにはたくさん助けてくれる人がいて「目隠し 照れ隠し」が完成しました。
わたしにとってこのアルバムは売れてくれないと困ります。すごくいいアルバム😊だし、少しだけレーベルの人たちを見返したいなと思っています。悔しさが原動力でもありました。でもいちばんは、音楽が好きだから、またアルバムだすぞ頑張るぞと言う気持ちになれました。
支えてくださるファンのみなさん、さよならモンスターをこんな素敵にしてくれた秦くん、ヴァイオリン弾いてくれた桃ちゃん、本当にありがとう。
秦くんは高校時代の作曲の友達なんだけど、さよならモンスターはじめて聴いてもらったとき凄く誉めてくれました。はじめて作ったうた、少女事情もはじめて秦くんに教室で聴いてもらってすごく誉めてくれたのうれしかったの思い出した。素敵なヴァイオリンアレンジ、ありがとうございました!
さて、みなさんにひとつ報告、
初全国流通した「きみの死因になりたいな」は在庫がなくなり次第、廃盤になります。在庫あといくつあるのかもわからないんだけどね。
わたしの一番の原動力は悔しさです。なんか少し寂しい人間かもしれないけど、そうやって生きてここまで来た。もっと強く、かっこよくなりたいです。
今後も、頑張るのでよろしくお願いします!