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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]メイショウテッコン、4歳勢の力を示してGII制覇へ

2019年1月8日 紙面から

旋風を起こしている明け4歳の一角で陣営が成長を感じ取るメイショウテッコン

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 年明け2週目の中央競馬は12~14日の3日間開催で、京都では「第66回日経新春杯」(GII・13日・芝2400メートル)が行われ、メイショウテッコンが重賞2勝目を目指して出走を予定している。菊花賞14着からの出走で、前走後馬体が成長して陣営は今年の活躍を期待している。明け4歳世代は牡馬、牝馬ともに力のあるところを見せており、テッコンも世代の力を見せたいところだ。

 メイショウテッコンが重賞2勝目に向けて虎視眈々(たんたん)だ。同世代のパクスアメリカーナが京都金杯を制するなど、存在感を示す明け4歳馬。昨年のラジオNIKKEI賞ではのちの菊花賞馬フィエールマンを半馬身差振り切り重賞初制覇。続く神戸新聞杯で3着に入り、挑んだ前走の菊花賞は14着と大敗。それでも高橋忠師は「ここを使ってから馬が大きくなって成長した」と今後を楽しみにする。

 3日に栗東CWで1週前追いがあり、単走で6F84秒9-37秒6-11秒9の時計をマークした。「重賞ですし、格好悪い形でもっていくわけにはいかない」と“馬ファースト”の師は、調整の進み具合次第では「京都記念」(GII・2月10日・京都・芝2200メートル)へ向かうプランも検討していたが、仕上がりを見て出走へゴーサインを出した。

 「能力だけで走っていたが、体がどっしりして厚みが出てきた。まだまだ成長の余地はある」とトレーナーは充実著しい姿を高く評価する。

 昨年はファインニードルで高松宮記念を制し、開業8年目で見事にGIトレーナーの仲間入りを果たした。まずはテッコンで今年の門出を祝うつもりだ。 (栗東取材班)

 

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