名古屋グランパスは8日、元日本代表GK楢崎正剛(42)が2018年シーズン限りで現役を引退すると発表した。楢崎は1999年、消滅した横浜フリューゲルスから名古屋に移籍し、J1通算631試合に出場。日本代表としても77試合に出場し、1998年フランス大会から4大会連続でW杯メンバーに選出されるなど、昨年11月に現役引退を発表した川口能活(43)とともに日本サッカー界をけん引してきた。
楢崎はクラブを通じて、「2018シーズンをもって24年の選手生活を終えることになりました。新しい年になり、新シーズンへ向けてスタートを切ろうとするこの時期にこのような発表になったこと、最後にゴールマウスの前でプレーする姿をお見せできず終わってしまったことを、申し訳なく思います。横浜での4年、名古屋での20年、良いことも悪いことも全てが夢のような経験、最高のサッカー人生で後悔はありません」とコメントした。