化学の勉強を最効率で勉強できるルートを
考えてみましたので、紹介させていただきますね
→化学は地方国公立医学部に確実に合格するためにはしっかり勉強して武器にしなくてはいけませんので、そこのところを含みおき読んでいただければと思います
→始めから1つ1つ深める意識ではなく、さっさと基礎を押さえある程度アッサリ目の演習をした後、過去問をやっていき二次試験で7割〜8割を確保できるようにして、その後必要な箇所を掘り下げていくのが、コスパに優れた考え方のように思えます
【1】『坂田アキラ先生の参考書』
①化学基礎
②理論化学解法
③計算問題
④無機有機
この4冊はいい具合に互いを補ってるので、4冊を上手く使いこなすと冊数は多いですが、化学の基礎学力はしっかりすると思います
(センターで満点近く取ったり地方国公立医学部に合格できる二次力は、難しい問題が解ける力ではなく、しっかり人に説明できるレベルの基礎学力から作られると実感しますので)
学習メニューとしては ...
『初学者レベルの人』
化学基礎→理論化学解法→計算問題&無機有機の順で焦らず1つ1つ確実に消化してください
(上げれるならテンポは上げてくださいね
→たまにやるのではなく、期間を集中させて勉強していくのがコツです
→こうすることで内容がつながりやすくなるのが化学という教科の性質です)
『化学でセンター6割前後の人』
計算問題→足りないと思うところを、他の3冊を使って補う形で勉強を進めていけばいいとは思います
(これは分かっているだろう的に飛ばしたりする手の抜き方は良くありません。しっかり分かってるのか?きちんと解けるのか?を自分に問いかけながら進めていってくださいね)
基礎学力がしっかりすれば
化学は非常に伸びやすい科目となります
基礎学力があやふやだと
苦痛になるのも早いですし伸びません
基礎学力レベルが入試レベルに近いとも言える科目なので、最初は大変かもしれませんが、坂田アキラ先生の本ほど挫折せずに学習できるものはありませんので頑張ってくださいね!
(他の参考書などの「分かりやすい」は...分厚すぎる、初学者レベルの人にはほとんど使いこなせないレベルのものであり、挫折可能性大ですね...)
【2】西村先生の『世界一わかりやすい化学基礎・化学の特別講座』
この問題集は
かなり実践に即して書かれているもので
解き方のコツを国公立二次試験(一部私大)の過去問を使って説明してくれています
(基礎問題精講などもよい問題集ではありますが、西村先生の方が解き方のコツが断然分かりやすいとは思います)
坂田アキラ先生の本をしっかりこなせていたら、西村先生の本はそんなに詰まらずにスムーズに理解は出来ると思います
西村先生のこの問題集と併せて
西村先生の『日本一詳しい 化学基礎・化学の解き方』や『旺文社の良問問題集』も使いやすいとは思いますが...
これらは、過去問をやっていく流れの中で、ここが足りないかな?と思えたらその分野をつぶすためのネタにするのが
無駄な時間をかけずに化学を二次試験8割に持っていくコツだとも思います
【3】基礎〜標準レベルの過去問をつぶす
使えそうな大学は...
広島大学、金沢大学、北海道大学あたりが
手頃な問題構成でこれまでの確認にちょうど良いレベルです
→確実な答案が書けるレベルに少しずつ仕上げていくつもりでテスト演習をしていきましょう!
地方国公立医学部の問題も、この演習レベルにたいてい当てはまりますので
広島大学などと併せて25年分〜30年分つぶしておけば良いと思います
足りない分野、補足しておきたい分野が出てきましたら、その都度もしくは5年分くらいの問題をやったあと、先ほどの問題集や『教科書』で確認していきましょう
『教科書』はよくできた参考書ですので
読み込むことは忘れないでくださいね
(最初の段階で読むのはさすがにヘビーですので、ある程度色々な事が分かってきてから読むことをオススメします)