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【プロ野球】

ロッテ・藤原、車直撃120メートル弾 自主トレで“場外アーチ”

2019年1月7日 紙面から

駐車場の車に打球を当てて「すみません」のポーズを取る藤原=大阪桐蔭高グラウンドで(いずれも菊地順一撮影)

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 ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が6日、大阪・大東市の同校野球部グラウンドで自主トレを公開した。そのフリー打撃では、打球が約10メートルの右翼防御ネットを軽々と越えて、駐車場の車の屋根を直撃。推定120メートル弾だ。

 「あそこまで飛ばしたのは、2本目くらいですかね。(車の持ち主に)申し訳ないことをしました…」

 8日にはロッテの浦和寮に入寮する。鍛えてくれたグラウンドに別れを告げる驚愕(きょうがく)の一撃となった。「レベルの高い世界に入る。甲子園を目指してやってきたが、これからはもっと上をの気持ちでやる」。年末に高校の先輩、西武・森からアドバイスを受けた。「下(半身)の使い方です。左の股関節の入れ方。お尻が大事で、打球を捉える確率が上がりました」。この日、使用した木製バットは通常より70グラム重い950グラムでグリップは細め。「スイングスピードの強化です」とその狙いを明かした。今年の1文字には『成』を掲げた。「1年目からプロで成長できるように…」。藤原が幕張で暴れ回る日が今から待ち遠しい。 (菊地順一)

今年の1文字に「成」を掲げた

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