共働きやひとり親家庭の小学生を預かる佐賀県内の放課後児童クラブ(学童保育)で女子児童の体を触ったとして、強制わいせつの疑いで書類送検された元大学生の20代男性について、佐賀地検は28日までに、不起訴処分とした。14日付。地検は理由を明らかにしていない。

 運営元となる自治体の教育委員会によると、男性は2016年9月からアルバイト支援員として児童クラブに勤務。今年2月、女子児童の体を抱え上げて遊んでいる際に下半身を触ったとして、解雇された。別の女子児童の下半身も触っていたという。

 男性が在籍していた大学は独自調査をし、5月下旬に無期停学処分を決定。男性は9月末に自主退学している。