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【ドラニュース】

根尾、娯楽封じ!簡素に入寮 プロでも野球に没頭

2019年1月7日 紙面から

入寮し、自室で野球協約を手にする根尾=名古屋市中川区の昇竜館で(小沢徹撮影)

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 球道を究める-。中日の新入団選手5人が6日、ナゴヤ球場に隣接する「昇竜館」に入寮した。ドラフト1位の根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=は必要最低限の荷物で入寮したが、当たり前のように「公認野球規則」と「野球協約」を持参。改めて野球への意識の高さをうかがわせた。

 今は野球しか見えない。「何もなくてすみません」。苦笑いしながら迎え入れてくれた根尾の部屋は、簡素のひと言。備え付けのベッドとソファ。他にはバランスボールとストレッチマット、空気清浄器しか置いていなかった。

 テレビもなければパソコンもなし。それでも「(テレビを)普段見ないので、しばらく買うつもりもないです。部屋といっても疲れたときはすぐ寝ますし、それ以外の時間は部屋にいないで練習しているので」。誘惑を一切排除し、習慣にしていた読書もしばし封印。実家からは「2、3冊適当に持ってきましたが、段ボールの奥底です。忙しいので読む時間はないと思います」と話した。

 対照的に、すぐに手に取ることができる机の上に、大事な冊子があった。日本における野球の公式ルールを定めた「公認野球規則」と、日本野球機構がプロ野球の運営や、選手契約の手続きなどを定めた「野球協約」だ。入団発表以降に球団から配られたもので、西山球団代表は「昨年12月末の本契約の際、しっかり読んでくるようには伝えましたよ」という。

 

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