「あたしンち」は、母、みかん、ユズヒコ、父の4人家族・タチバナ家を中心とした、日常の物語です。
作者は、けらえいこさん。
読売新聞日曜版に1994年6月から2012年3月まで、17年にわたって連載されました。
1話23コマのエピソードは、その数、760話。単行本にして21巻にもなる大長編です。
連載 | 読売新聞日曜版 |
---|---|
連載期間 | 1994年6月5日 - 2012年3月11日 |
話数 | 760回 |
単行本 | メディアファクトリー(①-⑱) KADOKAWA(⑲-㉑) |
巻数 | 全21巻 |
「あたしンち」のキャラクターは、どこにでもいそうで、しかも同時に、ものすごく個性的な人ばかりです。
家族4人のまわりには、水島さん、戸山さん、しみちゃん、岩木くん、藤野、石田、などなど、それぞれ友だちがいて、「あたしンち」の舞台は、家庭から、学校、ご近所へとひろがっています。
なにげない、でも、いつまでも思い出して笑ってしまうような、エピソードの数々。
そこには、日々のできごとを通じて、けらさんが考えつづけたこと、思いつづけたことが、こめられています。
それはもう、一生モノの笑える「思い出」のようです。
読者のみなさんが、この作品を、愛し続けてくださることを、願ってやみません。