白山市の白山商工会は五日、初参り客でにぎわう白山比め（しらやまひめ）神社（同市三宮町）で、境内に湧く白山霊水とキリマンジャロ豆でいれたご当地コーヒー「白山きりまんじゃろ」を販売した。

　同商工会や翠星高校の三年生、「白山白川郷あそびかた研究所」所長の瀬川亮太さんら約十人が参加。一杯二百五十円で提供した。

　同商工会の担当者は「白山比め神社での販売は六回目になる。環境保全活動の輪が広がれば」と話していた。

　一杯につき、白山とアフリカ最高峰キリマンジャロ（現地語で「白く輝く山」）の環境保全に五円ずつが活用される。現在は県内四十八店舗、福井、岐阜県の各一店舗の飲食店で提供されている。　（鴨宮隆史）