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組立・組付けってどんな仕事? 「組立」はユニット(必要な部品)を生産していく過程のこと。「組付け」はできあがったユニットを骨組や柱などに取り付けていく作業のことです。ライン作業ではユニットを組み立て、ベルトコンベアに乗って流し、次々と組付けしていきます。このように、主に組立・組付けは、ひとつづきのラインで作業するため、まとめて呼ばれることが多い仕事です。
仕分け・梱包・ピッキングってどんな仕事? 「仕分け」は工場や運送会社の倉庫に集められた荷物や製品を、用途や住所などの指定に従って分類していく作業です。「梱包」は、出荷される商品をダンボールなどへ詰める仕事。「ピッキング」は、伝票や指示書にしたがって倉庫などで商品や製品を取り出していく作業のことです。どれも特別なスキルがなくても始められるので、未経験の人も就きやすい人気の仕事でもあります。
検品・検査・調整ってどんな仕事? 検品は工場でつくられた製品に、欠陥がないかを確認するお仕事です。ベルトコンベアで流れてくる商品を手作業で仕分ける方法や機械を使って仕分ける方法などいろいろあります。一つ一つの製品が出荷できる状態かを確認する「不良品の仕分け」、異物が混入していないかを確認する「混入検品」のほか、機械製品であれば正常に動作するか一つずつ確認をする「作動検品」などがあります。
バリ取り・研磨ってどんな仕事? 「バリ」は、金属やプラスチック、ゴムなどを加工する際にはみ出た、トゲやベロ、ギザギザになってしまった部分のことです。「バリ取り」をすることで、製品の見た目が良くなるだけではなく、安全性も高まり、長持ちする製品に仕上げることができます。「研磨」とは、製品の最後の工程で表面の凸凹を削る作業。なめらかにする「研削」と表面に光沢を出す「琢磨」と呼ばれる作業があります。
マシンオペレーターってどんな仕事? マシンオペレーターは機械操作を担当します。金属加工の工場などでは、一度に複数の加工が可能なマシニングセンタという機械が主に使用されています。未経験・初心者は情報が入力されたマシニングセンタを操作するところからはじめるのが一般的です。その後はコンピューターを使って情報を入力することを専門に行う人や機械の操作を専門に行う人など、得意な技術によってキャリアが分かれていく職種です。
プレス・板金・塗装ってどんな仕事? 「プレス(加工)」とは、素材に圧力をかけ、部品などを製造する際に使われる技術です。主に平らな材料を金属の型(金型)で上下から挟み、そのうえで、プレス機械によって力を加えることで、金型の形どおりに形を変化させます。「塗装」とは塗料でモノの表面をコーティングする技術です。色を塗るのは装飾の意味だけでなく、モノの表面を雨や風から保護し、サビ等を防止することにもなります。
鋳造・鍛造ってどんな仕事? 「鋳造(ちゅうぞう)」は、加工技術の一つです。主に高温で溶かした金属を型に流し込んで冷却することによって製品をつくります。金属を注入する型を鋳型(いがた)と呼び、砂や金属でつくられ高熱にも耐えることができます。「鍛造(たんぞう)」は、高温で熱した金属をたたき、目的にあった形に成形する技術のことです。金属を機械などで叩き、圧力を加ることで不純物をのぞき、金属の強度を高めることにもつながります。
清掃・洗浄ってどんな仕事? 工場清掃では、数名ずつのチームに分かれ、それぞれの役割を担当します。例えば、掃除機かけ、ごみ収集、窓拭き、作業台や洗面台の洗浄・殺菌、床掃除、床用ワイパーで水切りなどの作業があります。家庭にはないプロ用の特殊な道具や薬品を使い、短時間で効率良く清掃していくための工夫をしています。工場清掃のお仕事の目的は、安全を保ち、製品の質を向上することです。
生産管理・生産事務・工程管理ってどんな仕事? 生産管理は工場全体を見渡して、必要なときに必要な分だけ製品を生産するための大切な仕事です。注文を受けて製品をつくっている工場では、納期を守るのが大切な役割。具体的には納品先の会社と打ち合わせをし、納品する数量と期日を決めます。次に従業員が何人必要で、何台の機械を使って製造すれば間に合うかを考え、スケジューリング。また生産の進み具合を管理します。
フォークリフトってどんな仕事? フォークリフトとは、重い荷物を運びたいときに使われる車です。一般的に、フォークと呼ばれる二本のツメが車両に設置されています。このフォークの部分に重量のある荷物をのせることができます。人では持ち上げられないような荷物を運ぶ車なので、倉庫や工場でフォークリフトは大活躍。運転する人を「リフトマン」と呼ぶこともあり、現場でも頼られるお仕事です。
溶接ってどんな仕事? 溶接とは、二つ以上の材料を接合するために、熱を加えて溶かし繋げる接合方法です。溶接には「アーク溶接」「ガス溶接」など種類がありますが、主に部品を接合することで製品を加工・製造するお仕事です。溶接は紀元前から進化し続けている古くて新しい技術。スキルを高めれば、より複雑な作業をすることができ、建築・自動車・造船・航空宇宙など必要とされる業界も多岐にわたります。
修理ってどんな仕事? 修理のお仕事を行う人が修理工です。修理工のお仕事は機械修理・自動車整備・家電修理・業務用機器など幅広い分野にあります。修理作業は故障の原因を突き止めるのが一番大切な作業です。原因がわかったら壊れている部品の交換をし、線が切れていれば繋げるなど、機械が動くようにします。機械が正しく動作するよう、メンテナンスや点検をするのも大切なお仕事です。
食品加工ってどんな仕事? 食品加工は、食べ物を「おいしく」「安全な」状態で保存したり、運びやすいように手を加えたりするお仕事です。例えば、お惣菜・お弁当やパンやケーキ・お菓子などを作ったり、盛り付けや梱包をします。他にも食品の下ごしらえをするお仕事もあり、「食品加工」のお仕事には多くの種類があります。
生産技術ってどんな仕事? 生産技術は「生産ラインの設計」をするお仕事です。生産ラインとは、材料から製品が完成するまでの一連の流れのこと。品質を保ち、無駄がでないような生産ラインを考え・生みだします。コストを下げ、期間を短く、つまり効率的な生産ラインを築くことが重要な任務です。製造現場の声を活かし、研究部門・販売部門などの社内と連携するなど、製造業のパイプ役でもあります。
工場内事務ってどんな仕事? 工場事務の仕事は一般的な事務作業だけでなく、現場に目を配りサポートするのも大切な仕事内容。なかでも工場ならではの事務の一つとして、機械の管理があげられます。どのくらいの量をいつまでにつくる必要があるのかなどを管理しながら、必要に応じて機械の動き具合を調整する仕事を任される場合もあるのです。他の事務では味わえない経験がしたい人にとって、やりがいのある仕事と言えます。
品質管理・品質保証ってどんな仕事? 「品質管理」は、良質な製品を完成するための管理を行うお仕事です。質の高い製品をつくるために、あらかじめいろいろな準備を行います。もし不良品ができたら、原因を生産工程から探し出し改善を目指すのです。「品質保証」とは、出荷される製品や部品が「決められた品質」であるかどうかを判断します。どちらも質の良い製品を世の中に送り出すために重要なお仕事です。
金型設計ってどんな仕事? 「金型」とは、製品や部品の完成形に合わせて造形した型のこと。金型で素材をくりぬいたり、流しこんで成型します。その設計を担当するのが「金型設計」のお仕事。金型の仕上がりは製品の品質に影響します。また金型設計で新しい発想が生まれれば、それがスタートとなって新製品が誕生することも。スキルを磨くことによって達成感も増す、製造業の重要な技術職です。
ハンダ付けってどんな仕事? ハンダとは、スズとナマリの合金で、ハンダゴテと呼ばれる先端が熱くなる道具で溶かして使います。部品と部品を載せる基板などを、溶かしたハンダで接合するのがハンダ付けの仕事です。機械を動かすための基板づくりに重要な技術なので、ハンダ付けを失敗すると製品が正常に作動しません。モノづくりの土台を支える大切な仕事といえるのです。
NC旋盤ってどんな仕事? 工場では「旋盤」という機械を使って金属材料を切断します。なかでも「NC旋盤」という機械は、旋盤操作をコンピュータで行うのが特徴。動かし方や速度などをあらかじめコンピュータに登録し加工するのです。複数の加工作業が一度に一台で出来るなど、便利なNC旋盤。主に「プログラミング」と「オペレーティング」の二種類のお仕事があります。
クレーンってどんな仕事? クレーンは工場や建設現場でよく見かける工事機械です。重いモノを吊り上げたり、運んだりするときに活躍します。クレーンは作業目的や使われる場所によって種類が分かれており、それを操作するお仕事もさまざま。何十トンもの重量物を操作ひとつで動かし、建築現場ではビルの基礎から完成まで携われるなど、クレーンの仕事の魅力はダイナミックさや達成感にあるといえます。
ドライバー・ドライバー補助ってどんな仕事? 車を運転する仕事全般を指すドライバー。「トラックドライバー」は、トラックの大きさで仕事内容も変わりますが、指定のモノを目的地まで運びます。「ドライバー補助」は運行や荷物の積み降ろしをサポート。「宅配ドライバー」はいわゆる宅配便の運転手のことです。ほかにもお馴染みの「バス・タクシードライバー」などがあり、それぞれに合わせた運転免許の取得が必要です。