NTT-X Store の安鯖 PRIMERGY TX1310 M1 [RAID設定とインストール編] [Windows]
PRIMERGY TX1310 M1にはLSI MegaRAID Softwere RAIDというRAID機能が搭載されています。今回は Windows 10 Pro をインストールするのですが、ちょっとした準備が必要です。
まずは、他のパソコンでRAIDドライバを事前に用意します。
富士通のドライバダウンロードサイトの検索画面から、TX1310用の「ソフトウェアRAID Embedded MegaRAID Windows Driver」という名前のドライバをダウンロードして解凍後、適当なUSBメモリにコピーしておきます。Windows Server 2016 版で問題ありません。後々、Windowsのインストール途中で必要になります。
次に、RAIDの設定を行います。
付属のServerView DVDから起動して、ServerViewのGUIで設定もできますが、難しい設定ではないのでCUIで設定します。
とりあえず起動して、MegaRAID BIOSの文字が表示されたらCTRL+Mを押してRAID設定の画面に入ります。
Configure -> New Configuration で2本の 500GB HDD で RAID 0 を組んだ Virtual Drive 0、残りの 8TBのデータ用ディスク1台を便宜上 RAID 0 の選択肢を選んでおき Virtual Drive 1 に設定します。このように、単体で使う HDD もとりあえず Virtual Drive として ONLINE にしておかないと、Windows からドライブが見えませんので注意しましょう。
次に、このバーチャルドライブを2つともイニシャライズします。
最後にブートドライブを設定します。
再起動するここんな感じでバーチャルドライブが出来上がります。
これでRAIDの仕込みは完了、続いて Windows 10 Pro のインストールです。
Windows自体は普通にインストールを開始すれば、インストールするドライブを選択するところまで普通にたどり着きます。
ここで、インストールするドライブが選択できない状況になってしまいますので、一番初めに準備した「ソフトウェアRAID Embedded MegaRAID Windows Driver」が入ったUSBメモリを PRIMERGY TX1310 に挿入し、「ドライバーの読み込み(L)」をクリックします。参照ボタンでドライバが入っているUSBメモリのフォルダ「x64W2K16」を選択してOKします。
自動的に互換性があるドライバが表示されますので、このドライバを導入します。
結構長い時間待ってドライバのインストールが終わると、先に設定したバーチャルドライブが登場します。
ここから先は普通にインストールできますので、いつも通りにインストールすれば Windows 10 Pro のインストールは完了です。
無事に Windows にログオンできたら、追加のドライバをインストールします。
まずは、Intel C226 チップセットのドライバ「Windows 用インテル サーバー・チップセット・ドライバー」の Windows 10 用をインテルのホームページからダウンロードしてインストールします。
次に、NVIDIAのサイトから GeForce GT1030 のドライバをダウンロードしてインストール。
さらに、32ビット版のJAVAもダウンロードしてインストール。
そして、富士通のダウンロードサイトから「ServerView RAID Manager」をダウンロードしてインストール。この ServerView RAID Manager は 「32ビット版」の JAVA がないと動作しませんので要注意です。
これでデスクトップPC的な使い方が一応できるようになりました。
スタンバイができないのが欠点ですが、HYPER-V用マシンにするので逆に都合が良い感じです。LANポートが2個付いているのもってこいですね。
まずは、他のパソコンでRAIDドライバを事前に用意します。
富士通のドライバダウンロードサイトの検索画面から、TX1310用の「ソフトウェアRAID Embedded MegaRAID Windows Driver」という名前のドライバをダウンロードして解凍後、適当なUSBメモリにコピーしておきます。Windows Server 2016 版で問題ありません。後々、Windowsのインストール途中で必要になります。
次に、RAIDの設定を行います。
付属のServerView DVDから起動して、ServerViewのGUIで設定もできますが、難しい設定ではないのでCUIで設定します。
とりあえず起動して、MegaRAID BIOSの文字が表示されたらCTRL+Mを押してRAID設定の画面に入ります。
Configure -> New Configuration で2本の 500GB HDD で RAID 0 を組んだ Virtual Drive 0、残りの 8TBのデータ用ディスク1台を便宜上 RAID 0 の選択肢を選んでおき Virtual Drive 1 に設定します。このように、単体で使う HDD もとりあえず Virtual Drive として ONLINE にしておかないと、Windows からドライブが見えませんので注意しましょう。
次に、このバーチャルドライブを2つともイニシャライズします。
最後にブートドライブを設定します。
再起動するここんな感じでバーチャルドライブが出来上がります。
これでRAIDの仕込みは完了、続いて Windows 10 Pro のインストールです。
Windows自体は普通にインストールを開始すれば、インストールするドライブを選択するところまで普通にたどり着きます。
ここで、インストールするドライブが選択できない状況になってしまいますので、一番初めに準備した「ソフトウェアRAID Embedded MegaRAID Windows Driver」が入ったUSBメモリを PRIMERGY TX1310 に挿入し、「ドライバーの読み込み(L)」をクリックします。参照ボタンでドライバが入っているUSBメモリのフォルダ「x64W2K16」を選択してOKします。
自動的に互換性があるドライバが表示されますので、このドライバを導入します。
結構長い時間待ってドライバのインストールが終わると、先に設定したバーチャルドライブが登場します。
ここから先は普通にインストールできますので、いつも通りにインストールすれば Windows 10 Pro のインストールは完了です。
無事に Windows にログオンできたら、追加のドライバをインストールします。
まずは、Intel C226 チップセットのドライバ「Windows 用インテル サーバー・チップセット・ドライバー」の Windows 10 用をインテルのホームページからダウンロードしてインストールします。
次に、NVIDIAのサイトから GeForce GT1030 のドライバをダウンロードしてインストール。
さらに、32ビット版のJAVAもダウンロードしてインストール。
そして、富士通のダウンロードサイトから「ServerView RAID Manager」をダウンロードしてインストール。この ServerView RAID Manager は 「32ビット版」の JAVA がないと動作しませんので要注意です。
これでデスクトップPC的な使い方が一応できるようになりました。
スタンバイができないのが欠点ですが、HYPER-V用マシンにするので逆に都合が良い感じです。LANポートが2個付いているのもってこいですね。