参院選野党統一候補は「確認団体」で 民主検討 ポスターなど可能
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151230-00000041-san-pol
「政党とは、自分たちの共同の努力によって、そのすべてが同意しているなんらかの特定の原理のうえに立って、国民的利益を増進するために結合した人々の組織体である」 -エドモンド・バーク-
自分たちをつなぐ特定原理すら確立できないまま、
「安保反対」という批判のみで集まり、政党政治を否定して候補者を擁立する…
本当に実行する気だとすれば、空いた口がふさがりません。
特定原理の集合体としてメンバー(主に国会議員)の一定数を保ってこそ、
初めて国民に信を問える資格を得るわけで、そのプロセスをすっ飛ばした集合体では
闘いのステージすら立てません。それは議会制民主主義が培ってきた知恵でもあります。
言うまでもなく共産党とその他の政党では、
その根底をなすイデオロギー・原理・政治理念の隔たりが大きすぎます。
そんな野合では支持を得られないどころか遠心力が働くことは
大阪ダブル選挙で一定程度証明されたわけで、それでもこんな議論が出てくることに
野党の八方塞がり感がにじみ出ています。
自民党に健全に対抗できる野党勢力の必要性は誰もが感じつつ、
そこにまったく至れない現状に(自党の状況も含めて)本当に歯がゆい限りです。
スペインの若者政党・ポデモスの躍進を分析しながら、
自分に何ができるか真剣に考えながら過ごす年末年始になっています。ふう。
おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 32歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。