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西城秀樹さん足跡たどる 静岡で企画展、映像や衣装など多彩に

(2019/1/5 08:48)
開幕した「ありがとう!西城秀樹展」で映像や写真パネルに見入る来場者=4日午後、静岡市葵区の札の辻クロス
開幕した「ありがとう!西城秀樹展」で映像や写真パネルに見入る来場者=4日午後、静岡市葵区の札の辻クロス

 歌謡界で全盛期を築き、2018年5月に亡くなった歌手西城秀樹さんの足跡を紹介する企画展「ありがとう!西城秀樹展-ミスターフェスタ 永遠に」(静岡新聞社・静岡放送主催)が4日、静岡市葵区呉服町の札の辻クロスで始まった。静岡の夏祭りイベント「フェスタしずおか」出演時のコンサート映像や衣装など、多彩な資料が並ぶ。14日まで。
 西城さんはフェスタしずおかに最多出演し、本県のファンらから“ミスターフェスタ”の愛称でも親しまれた。会場では1984年から2017年のフェスタで熱唱する映像を、スクリーンやモニターで紹介。17年に「超ドSフェスタしずおか」としてイベントが復活した際に着用したステージ衣装のほか、デビュー曲「恋する季節」から2015年リリースの「蜃気楼(しんきろう)」まで、87曲のジャケット画像も公開した。
 初日に会場を訪れた西城さんの妻木本美紀さん(46)=横浜市=は「夫はフェスタを夏の楽しみにしていて、静岡を第二の古里と感じていたはず。大勢の人が映像などを見て喜んでくれている様子で、とてもうれしく思う」と話した。

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