祝日が休みで、月に1回程度は週3日休みをとることができるとかなりありがたいですよね。
3連休だからこそできることも多いと思います。
ただたくさんある会社の中で、祝日が全部休みだという会社って意外に少ないです。
今回は祝日が休みじゃない会社の割合と祝日休みが多い業種について紹介をしていきます。
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祝日が全部休みなら年間休日数はおよそ120日以上
あなたが勤めている会社は年間どれくらい休みがありますか?
厚生労働省の就労条件総合調査結果の概況によると、年間休日数の平均は113.7日だそうです。
ではもしも土日に加えて祝日が全て休みである場合だと、年間休日数はどれくらいになると思いますか?
1年間は52.14週あるので土日だけで104日。さらに祝日は1年間に16日あります。
ただ祝日は土日と重なってしまう場合もあるので年によって変動し、平日が祝日になるのは2017年が12日、2016年が16日、2015年が16日、2014年が14日となっています。
土日休みと合算すると116日から120日。
ただお盆や年末年始などは祝日となっていなくても連休とする会社が多いので、さらに数日追加されることがほとんど。
よって祝日が全部休みの会社であれば最低でも年間休日は120日はあることになります。
祝日も休みじゃない会社の割合
祝日が休みの会社と祝日が休みじゃない会社、はたしてどちらが多いでしょうか。
厚生労働省の就労条件総合調査結果の概況によると年間休日数の分布は以下の通りになっています。
- 69日以下・・・1.2%
- 70日~79日・・・3.5%
- 80日~89日・・・6.0%
- 90日~99日・・・9.9%
- 100日~109日・・・34.2%
- 110日~119日・・・16.1%
- 120日~129日・・・27.7%
- 130日以上・・・1.2%
祝日が全て休みとなる一つの指標である年間休日数120日以上の企業はたったの30.5%で、69.5%の企業は祝日の一部は休みかもしれませんが、全部が休みというわけではないのです。
また年間休日数が120日以上であっても祝日は仕事だという企業も少なくはありません。自動車会社などは工場の保全等の為、祝日は仕事でGW、夏季、年末年始に9、10連休程度の大型連休を設定しています。
その為、祝日が休みじゃない会社は7割以上を超えるのです。
土日祝日休みが多い業種
土日に加えて祝日も休みとなっているかどうかは業種によってもかなり変わってきます。
サービス業だと祝日はむしろ売り上げが上がる日ですから、休みにならないことがほとんどです、
ここでは祝日休みが多い業種を紹介しましょう。
インフラ
電気、ガス、水道などを扱うインフラ関係の仕事は土日祝が休みであることが多いです。
年間休日数も平均122日、6割以上が120日以上となっています。
年収もそこそこ高くて安定もしている点から、就職市場、転職市場では常に人気のある業種ですね。
金融、保険業
銀行などの金融系や保険業も土日祝が休みとなっている割合が高いです。
厚生労働省の就労条件総合調査結果の概況によれば、年間休日数が120日以上の割合も90.0%とかなり高くなっています。
銀行は土日祝が休みですしね。
ただメガバンクで働いている知人に聞くと、会社休日としては土日祝が休みだけれど休日出勤がかなり多いと言っていました。
会社としての休みが多くても休日出勤が多いと結局休みがないわけですから、転職時にはよく調べなくてはなりませんね。
メーカー
メーカーは業種全体的に休みが多く、土日祝を休みにしている場合が多いです。
先ほども多少述べましたがトヨタグループは祝日休まずに夏季休暇や年末年始に大型連休をとっていますが、その他はそういった体制ではなく、普通に土日祝を休みとしています。
ただ3次下請け、4次下請けとなるほどに企業規模が小さくなり祝日も仕事になる場合が多いですね。
またメーカーも職種によっては休日出勤が多くなってしまいます。
工場で働いている人だと繁忙期には休日出勤が行われたり、工場の保全関係の仕事をしている人だと休日でしか対応できないことも多いので休日出勤が増えてしまいます。
公務員
警察官や消防士などを除いて、公務員の多くは土日祝休みです。
だいたい30歳くらいまでなら公務員試験の応募資格があるので、就職後に公務員を目指す人も割りと多いですね。
休みが少ないなら転職を検討しよう
祝日が休みでなくてもその分違う日が休みで休日数としては多いのであれば良いかもしれませんが、単に土日が休みで年間休日数も110日未満しかないと休みが少ないなと不満を感じる人が多いと思います。
もし今の会社の休みの少なさに不満があるならやっぱり転職するべき。
休みの日数は自分がどれだけ頑張ったとしてもほぼ変わることがないものですから。
同じ会社で頑張って長く続けることももちろん大事。ただあまりそこにこだわりすぎてしまうと、せっかくの改善ができるチャンスをみすみす逃してしまうかもしれません。
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