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【首都スポ】

[駅伝]早大・順大・明大・駒大も準備万端!

2018年12月30日 紙面から

◆早大・中谷 スーパールーキー、名門の逆襲を担う

箱根駅伝を前に軽快な走りを見せる早大の中谷雄飛(北田美和子撮影)

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 スーパールーキーが名門の逆襲を担う。早大の中谷雄飛(1年・佐久長聖)は「もっともっと力をつけないといけないが、期待に対してはチームに貢献したいし個人としても結果を残したい」と理想を掲げる。高校、大学とマラソン日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)の後輩。出雲10位、全日本15位からの巻き返しへ、かかる期待は大きい。

◆順大・塩尻 日の丸の誇り胸にエース区間に闘志

記者の質問に笑顔を見せる順大の塩尻和也(河口貞史撮影)

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 日の丸の誇りを胸に4年連続のエース区間に挑む。2016年リオデジャネイロ五輪3000メートル障害代表、18年アジア大会銅メダルでもある順大の塩尻和也(4年・伊勢崎清明)は「2区だと思っている。区間賞を取ってチームの流れを引き寄せたい。簡単には負けたくない」と静かに闘志をのぞかせる。1万メートル27分47秒87の走力をいかんなく発揮すれば、2区日本人最速記録1時間6分46秒の更新も見えてくる。

◆明大・阿部 最速男がエースの仕事に手応えあり

気合の入る明大の阿部弘輝(武藤健一撮影)

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 今季の1万メートル自己ベストが27分56秒45で出場選手最速を誇る明大の阿部弘輝(3年・学法石川)は「27分台を出したことで状態は上がっている。面白い、自信のある箱根駅伝にできると思う」と手応えを口にする。チームは前回予選落ちに終わり、自身は走路員として悔しさをかみしめた。「寂しいし、情けなかった。エースの仕事をしっかりしたい」と2年分の思いをぶつける。

◆駒大・片西 黄金期復活を期す 最後の箱根で勝負

 前回9年ぶりにシード落ちの屈辱を味わった駒大だったが、10月の予選会を断トツの首位で通過し、平成の常勝軍団健在をアピールした。予選会チームトップの片西景(4年・昭和第一)は「自分が入学してから1回も箱根で勝っていない。強い駒沢を目指して下にもつなげる責任があるので、勝って終わりたい。強気で勝負していきたい」と新時代で再度の黄金期復活を期する。

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