歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が3日、東京の新橋演舞場で初春歌舞伎公演の初日を迎え、夜の部「牡丹花十一代(なとりぐさはなのじゅういちだい)」で長女の堀越麗禾ちゃん(7)、長男の堀越勸玄くん(5)と親子3人で初めて本格共演。満員の客席は拍手と歓声に包まれた。
手古舞と若頭に扮(ふん)した麗禾ちゃんと勸玄くんは、心配そうな海老蔵の前で息の合った踊りやセリフを披露。親子3人の決めポーズも堂々とこなした。海老蔵はブログで直前まで稽古や準備に励む様子も公開。「麻央が見たらどれだけうれしいか、それに尽きる」と心境をつづった。海老蔵と勸玄くんは昼の部「極付幡随長兵衛」でも共演。公演は27日まで。