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【プロ野球】

ソフトBの和田、地震被害の熊本県を勇気づける活躍誓う

2019年1月5日 紙面から

練習を終え、ヤフオクドームを引き揚げる和田(左)(軸丸雅訓撮影)

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 ソフトバンクの和田毅投手(37)が4日、3日に震度6弱の地震に見舞われた熊本県の人々を勇気づける活躍を誓った。1軍登板なしで終えた昨季からの巻き返しとともに5月に熊本市のリブワーク藤崎台球場で開催される日本ハム戦への登板にも意欲を見せた。

 4日、ヤフオクドームに姿を見せた和田は「びっくりしたし、とにかく心配。少しずつ復興が進んできたところだったのに…」と3日に飛び込んできた熊本で震度6弱のニュースに心を痛めた。

 2016年4月の熊本地震以降、同年12月に熊本市で、17年12月は熊本県嘉島町で開かれた野球教室に参加した。昨季終了後も熊本を2度訪問。「昨年は何もできなかったにもかかわらず、応援してもらった」と感謝の思いがあった。

 年末年始もトレーニングを継続。「投げたのは12月29日以来。走り込みは2日から」。4日の練習はヤフオクドーム内でランニング、キャッチボールなど4時間に及んだ。左肩の状態も上向きで、7日から長崎市で自主トレを開始。2月の宮崎キャンプ中には全力投球できる状態を目指す。

 「そこで投げられれば最高」。5月18日に熊本市のリブワーク藤崎台球場で開催される日本ハム戦登板をモチベーションに、完全復活を見据える。

  (長浜幸治)

 

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