一茂、なるか空手王者　５日放送「炎の体育会TV」

　自由奔放な発言が人気を呼び、昨年出演番組を急増させたタレント長嶋一茂（５２）が、年初からテレビ界を席巻する。共に５日午後７時から放送されるＴＢＳ系「新春！炎の体育会ＴＶ」と日本テレビ系「訳あって…東京に住むのヤメました」に出演。「体育会ＴＶ」では極真空手大会に出場し、熱戦を繰り広げる。「オヤジの青春はある」という５２歳の一茂が経験豊富な猛者を倒し、チャンピオンの座に就くのか注目される。

　「体育会ＴＶ」ではタレントがさまざまなスポーツに挑戦。一茂は子どものころ「強くなりたい」と空手に憧れ、野球をやるか空手をやるか迷ったという。小学生の時に母に頼んで極真空手の道場に連れていってもらい胸を躍らせたものの、その母の反対で空手を断念。それでもプロ野球を引退した翌年に空手の世界に飛び込み、黒帯を取得した。

　昨年１０月中旬に番組から「全関東空手道選手権大会」出場のオファーを受けたが、即答はできなかったという。常にトレーニングはしているが、最後に空手の大会に出場したのは１５年ほど前の３０代半ば。１１月下旬の大会までわずか１カ月半しかなく、日程も厳しかったが「仕事の合間にやるのが極真の精神。５分しかストレッチができないのなら５分でもやる」と練習に励んだ。

　一茂が出場したのは「５０歳以上＋８０キロ以上の部」。体重８６キロの一茂に、１２０キロ以上の“怪物”が立ちはだかる。バラエティーでは決して見せない極度の緊張した表情と手に汗握る熱戦。「死に装束は極真の道着」と言い切る一茂が、関東王者になれたのか。

　また一茂は、今年４月に東京都内で行われる国際親善大会への出場にも意欲を見せる。「道着を着た以上は死ぬまで道着を着なきゃいけない」と“生涯・空手家”宣言をした。

　一茂は「体育会ＴＶ」と“裏かぶり”の「訳あって…東京に住むのヤメました」ではハワイロケを満喫した。東京を離れた芸能人たちの生活を追跡する番組で、ハワイに自宅があり年７回も足を運ぶ一茂が関ジャニ∞・丸山隆平（３５）とオススメのスポットを巡るツアーに繰り出す。３歳で初めて母親と訪れて以来、ハワイに魅了されている一茂。今回のロケで「何年か越しで手に入れたい物があったが、テレビカメラのおかげで手に入れられた」とニヤリ。何をゲットしたのかは放送でのお楽しみ。