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【ドラニュース】

日本代表・稲葉監督、笠原&平田 侍ジャパンで待ってるぞ!! 東京五輪金へ 本紙単独インタビュー

2019年1月4日 紙面から

笑顔でガッツポーズする日本代表の稲葉監督=東京都内のホテルで(河口貞史撮影)

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 来たれ、竜戦士! 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が本紙の単独インタビューに応じ、中日勢の代表入りへ期待を寄せた。昨年11月の日米野球で活躍した笠原祥太郎投手(23)の実戦向きな能力を高く評価し、選考から漏れた平田良介外野手(30)には復帰を要望。ドラフト1位の根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=の将来的な侍ジャパン入りも熱望した。 (構成・小林孝一郎)

 来るべき東京五輪に向け、2019年は選考レースが激化する。侍ジャパンは昨年11月の日米野球で5勝1敗とメジャー軍団を圧倒。初選出された中日・笠原はナゴヤドームで行われた第6戦に先発し、4イニング2/3を4安打無失点と好投した。

 稲葉監督「普段しゃべっている感じとマウンドに立った時が全然違うなという、ギャップをすごく感じました。マウンドでは非常に力強く自信を感じさせる。打たれても切り替え、無死一、二塁を2回つくってゼロに抑えた。ピンチでの冷静さや力強さ、素晴らしいものを持っているなと感じました」

 西武・菊池がポスティングでマリナーズへの移籍が決定。先発左腕に関して駒不足が否めない現状だけに、笠原がさらなる飛躍を遂げれば、日の丸を背負う可能性は十分ある。中日でその笠原以外の候補として、名前が挙がるのが平田だ。小久保監督時代の17年WBCに出場。昨季は自己最高の打率3割2分9厘をマークし、初のゴールデングラブ賞も獲得した。

 稲葉監督「実は非常に悩みました。日米では選ばれなかったですけど、当然、五輪の代表に入れるものは十分持っています。そういう成績も含めて、ジャパンにまた入りたいという意識でやってくれたらうれしいなと思います」

 柳田、秋山、丸、筒香、上林、鈴木…。外野は超激戦だけに平田にはおのずと昨季同等、いや、それ以上の奮闘が求められる。もちろん、指揮官にとって最大の目標は東京五輪金メダル奪取。ただ、その先の侍ジャパンにも思いをはせる。中日のドラフト1位・根尾には将来の代表入りを熱望した。

 

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