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富山

ライチョウ保全へシンポ ファミリーパークが来月3日

 富山市ファミリーパークは二月三日、同市安住町の県総合福祉会館・サンシップとやまでシンポジウム「ライチョウの未来と動物園の役割」を開く。参加者三百人を募集している。

 国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウの保全事業を目的に、二〇一七年十二月に設立した「ライチョウ基金」に集まった資金を使って開催する。基金には県内外から二千万円以上が寄せられ、一般向けの事業として今回、初めて活用する。

 基調講演と報告、総合討論の三部構成。基調講演では、富山雷鳥研究会の松田勉事務局長が「富山のライチョウを守るために」、中部大創発学術院の牛田一成教授が「ライチョウの野生復帰に向けて」と題して講演する。報告は生息地や動物園での保全の取り組みを紹介し、総合討論ではライチョウの未来と動物園の役割を考える。

 石原祐司園長は「ライチョウやライチョウの保全を広く伝えたい」と呼び掛けている。

 午後一時半~四時。入場無料。申し込みは電話、ファクス、メールで二十八日まで受け付ける。(問)同パーク076(434)1234 (山中正義)

 

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