新春テレビ放談2019 平成の30年間、テレビは僕らの… 千原ジュニア、貴島彩理、佐久間宣行、ヒャダイン、YOU…
出典:『新春テレビ放談2019 平成の30年間、テレビは僕らの…』の番組情報(EPGから引用)
新春テレビ放談2019[字]
これが、ニッポンの“テレビ”だ!?テレビ局の垣根を越えて、2018年の人気バラエティーや大ヒットドラマを語りつくす!平成の30年間、テレビは僕らのそばにいた…。
詳細情報
番組内容
2019年のお正月も、“テレビ”について本音で語り合う恒例の番組「新春テレビ放談」を放送!おっさんが恋するあのドラマや、5歳の女の子が叱り飛ばすあのバラエティーなど、2018年の話題をさらった数々の番組について、局の垣根を越えて縦横無尽に意見を交わす。どんな番組が、なぜ、2018年という“時代”をつかんだのか。トレンドや理由を探るとともに、2019年のテレビがどうなっていくのかを占う。
出演者
【司会】千原ジュニア,杉浦友紀,【ゲスト】カンニング竹山,貴島彩理,佐久間宣行,ヒャダイン,前田裕二,YOU,【声】くっきー
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それは 見たいわ!
今年も きたきた やってきた!
年に1度の テレビについて
好き勝手 話す番組で
ございますよ!
ぞりゃぞりゃと 私 拳を
拳を突き出してございます。
その先に止まる鳥の
美しさたるや! 美しさたるや!
これって 夢の箱だから…
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」って
いっつも怒ってばっかりの
きゃわいい おきゃわいい
5歳の女の子に
あの おっさんが
あの おっさんが恋するドラマ。
去年の大ヒットの番組に
おんぶに だっこの75分でございます!
今年は どんな裏話が聞けるのか?
テレビに テレビに言いたい放題の
パネリストたちが
ファッ ファッ! 大いに集まった。
大いに 大いに!
そして今 注目される男…
頑張って…
まずは 去年のドラマを振り返る。
さあ 放談スタートでございます!
ドラマは YOUさん 毎年…。
うん。
どうなんですか? これって やっぱり
始まったら 一応
ある程度 におうのを見て
それで こう へつっていくんですか?
最初に ちょっと 深夜枠まで
最初っから及ぶときと
及べないときとが あるんですけど…
うわ~ そうなんや!
はい。
でも 本当に
「おっさんずラブ」のせいで
その あれが ちょっと ぶれたんですよ。
最初 全く
「あっ これはいいや」と思ってたの
本当に。
そういうのもあって
で 反省して 「やっぱ面白い」ってなって。
3~4話から 慌てて見るみたいな。
それがあったんで
その後は もう範囲が広がって
もう全部いって… に
なっちゃったんですよ。
大変やな~。
大変になったんですよ。
大変やな~。
でも それぐらいすごかったです やっぱり。
ヒャダインさん どうですか?
(ヒャダイン)何か フジテレビのドラマが
元気になってきたなっていう
イメージがありましたね。
例えば?
「コンフィデンスマンJP」辺りから
ちょっと盛り返してきたなっていう。
何か 実際 面白いし。
あれ はじけてた。
面白かった!
ですよね。
今まで「月9」も 王道の
ラブストーリーみたいなことやってて
何か 今の時代と違うなとか
思ってたんですけど。
最近のフジテレビのドラマは
面白いなっていうイメージで。
(YOU)元気になりました。
ですよね?
ああ そうですか。
はい。
さあ どんなドラマがあったのか
ランキングのほうを見てみましょう。
はい 見ていきましょう。
今年も番組では
全国各地の10代から60代の
男女1, 000人を対象に
アンケート 実施しました。
好きなドラマを複数選択していただき
集計した結果
10位から1位まで まず発表します。
5位は 3つ。
そして…
そして1位は…
そんな1位の「下町ロケット」
この番組の真裏で
今 絶賛 最終回 放送中ですからね。
スペシャル版じゃなくて特別編。
特別編。
まさに真裏で。
それを ちゃんと1位で発表する
ここのね… 何ていうんでしょう?
潔さというか。
忖度ございません
そこに。 ねえ!
(ヒャダイン)逆に
入ってなかったら
すごいですよね。
「下町ロケット」
実は2015年の
ランキングでも
1位を
獲得していて
それも含めて
トップ10のうち
5作品が
シリーズものや
ヒット作の続編
という結果に
今回
なったんですよね。
佐久間さんは
どうですか?
佐久間さんも いろいろ見てはりますけど。
そうですね 僕も
YOUさんと
結構 同じ見方をするんですけど
でも やっぱ
最後まで見たやつが多いですよ。
「義母と娘のブルース」は
やっぱ すばらしかったなと思う。
第3位の
「義母と娘のブルース」 「ぎぼむす」。
え~ 「ぎぼむすぶる」
「ぎぶむるぶ」 「ブルース」。
いろんな呼び方がございますな。
綾瀬はるかが演じる
キャリアウーマンが
血のつながらない娘の
義母となって過ごす。
これが すごく
泣けるんでございますよ。
え~ 「ぎぶぎぶむ」?
「ぎぶすむ」 「ぎすむむ」…。
これ 視聴者の方からも
意見が届いていて…
僕 知らないから 原作 読んでみたら
4コマで 2巻しかないんですよ。
それを
すごい泣けるドラマになってて。
しかも 森下佳子さんっていう
脚本家の方
TBSだったら
TBSで名作ばっかり生んでる
脚本家の方なんですけど。
「とんび」とか あとは 「JIN-仁-」とか。
その森下さんの脚本が
とにかく すばらしくて。
大した難しい言葉を使ってないんだけど
泣かせるせりふっていうのを すごい…。
最終話に 超名ぜりふがあるんですよ。
正確な言葉じゃないかもしれない。
「世間では そういうのを
愛っていうんだよ」っていう
それだけのせりふが これ さらっと言うと
大したことないじゃないですか。
でも 積み重なって もう 号泣です。
はあ…!
そのひと言で。
(佐久間)そのひと言で号泣。
へえ~!
(ヒャダイン)僕も見てたんですけど
皆さんと同じ意見なんですけど。
でも 綾瀬はるかさんの
キャラクターって
丁寧な言葉で ちょっと…
ちょっとドラマっぽい
キャラクターっていうか
実際には
あんまり いないだろうな…。
非日常的な?
そうですね。 なんですけど
ちょっと その
ファンタジー味もあってか
ドラマが
すごく肉づけされていて。
あと 映画の「万引き家族」も
そうなんですけど
疑似家族を描くことによって
愛の濃度が 何か 濃くなるというか。
…っていうのは すごく感じていて。
実際の家族より
今回も疑似家族なんですけど。
…のほうが 何か 愛を描くには
適しているのかな なんていうのも
思いながら見てましたね。
なるほどね。 YOUさん どうですか?
いや もう「アンナチュラル」が
とにかく すばらしくて。
(YOU)面白かったよね。
(貴島)面白かったです。
主題歌も ものごっつ
ものごっつ ええんやで。
♬「あの日の悲しみさえ」
♬「あの日の苦しみさえ」
♬「あの日の あなたの悲しみが ハッ」
杉浦さんも?
大好きです。
…というか
石原さとみさんが大好きです。
この
「アンナチュラル」の石原さとみさん…
(YOU)私 今まで 石原さんって
若い女優さん
いっぱい いらっしゃって
かわいい人だなっていう枠っていうか…
一番よかった。
いや 本当に 私
「『アンナチュラル』の
石原さとみにしてください」って…
ですよね。
35歳で初めて そんなこと やっちゃって。
…ぐらい? そうさせるぐらい?
全部が うまくいったよね。
あの主題歌と役者さんとドラマが。
すごい!
市川実日子さんの演技が
すごく それこそ ナチュラルで。
何か ドラマドラマしてる
演技にならずに
それによって
ほかの演者さんも
引っ張られてるような
感じがして。
あんなに
肩肘を張ってない医者…。
塚原監督っていうのが すごいんですよ。
すごいですよね。
塚原監督っていうのが
自然に…
エキストラもしゃべらせるんですって。
え~!
(佐久間)そういう演出を
するっていうふうに
あまりに好きすぎて
調べたら そう書いてありました。
塚原監督っていうのは「夜行観覧車」とかも
撮られてる監督なんですけど。
貴島さん どうですか?
この「アンナチュラル」。
いや もう 本当に大好きで はまっていて。
毎週 すごい気になる伏線とかが
すごい緻密に張り巡らされていて。
あとは キャラクターが
全員 すごい愛せるというか。
何か 野木さんの
「重版出来!」とかもそうでしたけど
失敗とかもしちゃうんだけど
みんな 愛せるみたいな作り方が
私は すごく好きで
もう すばらしいなって思いました。
え~! そうなんですか?
飲んでは 泣かなあかんし
ドラマ見て 泣かなあかん… 大変やね。
すみません もう… もう ないよ。
飲むな 飲むな! もう。
あと ゲストで呼んどいて
私の作った「おっさんずラブ」
入ってないんかいって
思ってはるでしょうけどね。
(貴島)いや そんなことないです。
ちょっとね… はい はい。
話題ナンバーワンドラマ
「おっさんずラブ」。
主人公の はるたんが おっさん上司と
イケメンでドSな後輩に告白される
ああ…
ピュアなラブストーリー しかし!
しかし なんとランキングでは
トップ10に まさかの入らず!
番組調べのランキングでは
「おっさんずラブ」は 23位。
初回の視聴率を見てみますと
貴島さん たぶん
ご存じだと思いますが…
11時で 2.9は やっぱり
だいぶ しんどいんですか?
だいぶ しんどいですね。
はあ…!
やばいって思いました。
それって どんな感じなんですか?
次の日とか。
「やっちゃったね~」っていう空気
やっぱり 流れるわけでしょ?
でも 撮影は進んでるし。
(笑い声)
私は すごい
明るいテンションのつもりで
行ったんですけれども
びっくりするぐらい
現場が どんよりしてて。
そうでしょう。
(貴島)はい。
田中 圭さんが すごい明るく…。
ただ から元気だったと
思うんですけれども…
…って思って
1週間 悩んでました。
へえ~! で 2話で
だいぶ 上がったんですか?
ちょっとだけ。
ああ やめなくてよかった!
責任 取れないって思って。
本当 でも ずっとそんな感じで
最終回まで数字は
ずっと上がらなかったので
ずっと同じような気持ちでしたね。
(ヒャダイン)低い視聴率が
あんまり意味ないか。
視聴率むちゃくちゃ取って
話題になったんじゃないんですか?
全然… 「全然」って言うと
あれですけれども
取ってないですね。
何で跳ねたんですか?
田中 圭さんなんかは
めちゃくちゃ出てたじゃないですか。
(貴島)そうですね。 何でなんでしょうね。
(YOU)今 視聴率とか…。
そう 分かります。
何なんすか?
(竹山)結局
数字じゃないんじゃないかっていう。
ドラマでも ほかの番組でも
すごい数字 取ったら
そりゃ うれしいけども
果たして 本当に
見てるんだろうかっていう。
「おっさんずラブ」なんか まさにそうで
周りが こう 口コミみたいので
「何だ? 何だ?」って
言いだしたじゃないですか。
ネットとかでもね。
(ヒャダイン)ネットでの話題のなり方が
すごかったですよ。
必ず タイムラインに
上がってましたもんね。
(前田)逆に 僕らの周りで
一番話題になってたのは
やっぱ 「おっさんずラブ」で… そうそう。
「インスタで
こんなの上がってたよ」とか
ドラマ見ない人たちも
それを話題にしてたんですよね。
すごい面白かったのは
二次創作っていうんですかね。
みんなが その絵を描いたりとかして。
「おっさんずラブ」を盛り上げるために
Twitterに絵を描いたりとか…
…っていうのが すごいネットっぽいなと
思ったんですけど。
それ 実は用意したんですよ こちら。
これ 「おっさんずラブ」と
「アンナチュラル」のものも
あるんですけれど。
こうやってね
視聴者の方が イラストにして
Twitterや
いろんなサイトに上げてるんです。
(ヒャダイン)レベル 高っ!
へえ~!
こちらは「おっさんずラブ」 2枚ですね。
どうして これ
でも 二次創作というもので
盛り上がるんですかね?
(前田)でも あれじゃないですかね?
単なる いち視聴者である状態と
もう 何か 半分
運営側に回ってる気持ちの視聴者では
もう そのドラマに関して話す
何ですかね…
分量とか…
もう ドラマが好きで。
好きすぎて。
だから もう すごい言われるんですよね。
「『おっさんずラブ』見てほしい」って。
何か ほら ドラマとか映画って
全部そうですけど
すごい楽しいなと思うやつは
そこの組の…
組と一緒にいたいみたいな。
何か なるんじゃないですか?
別に演者とかじゃなくて。
それが こういうふうなことに
なっていくんでしょうね。
何か関わりたいというか 自分の中で
一つにしたいっていうふうになるから。
(前田)何か すごい スナックっぽいな
って思ったんですよね。
こう 何か…
例えば ママが酔いつぶれたら
カウンターの中に入って
お酒 出す側に回ると
ずっと そのスナックって…
そういうお客さんって
ずっと愛してくれるじゃないですか。
…と すごい 行動が似てて。
だから 単なる
いち視聴者で終えちゃうと
一回 そのドラマが終わると もう
スーッと去っていっちゃうんですけど。
運営側に もう一回…
一回 連れてきてしまうと
かなり長い期間 愛してくれるっていう
構造なんだろうなと思います。
(YOU)分かりやすいですね。
ねえ!
(笑い声)
スナック 30年とか40年とか
続いてるお店が多いのは
あれは お客さんじゃないから
なんですよね たぶん。
カウンターが…。
(前田)カウンターの中に入っているから。
カウンターの中にいるようなドラマが
たぶん その
いわゆる数字にはならないですけど
めちゃくちゃ深く
愛されたんだろうなって。
(YOU)分かりやすい!
(前田)…思いました。
(ヒャダイン)やっぱり 「おっさんずラブ」って
SNSとの相性が
抜群に良かったなって思っていて。
実際 公式で 「裏アカ」っていうのを
作ってたんですよね
Instagramの。
えっと 要するに あの… ハハハハ…!
(前田)2つ アカウントを作ったりして
1個目は自分の… 本当の自分。
初対面で あれですけど ばかにすな!
(笑い声)
(YOU)え~! 知らないのかと思った!
(佐久間)知らないリアクションでしたよ。
(YOU)ねえ!
(竹山)裏アカは知ってますよ!
(ヒャダイン)比較的 新しいな。
…っていう 出てくる部長が
大好きな子の
隠し撮りをしたりとか
それの乙女なインスタグラムを
上げていたりとかして。
それは見たいわ!
あれって
誰のアイデアだったのかなと思って。
あれも でも 宣伝の会議のときに
「部長のインスタグラムで
田中 圭さんの隠し撮りが
しょっちゅう上がってたら面白いよね」
みたいな意見があったので
「面白いじゃん! やろう やろう」ぐらいの
本当 軽い気持ちで始めたぐらいで
何か すごい
戦略があったとかいうわけでもなくて。
何か 放送中に公式のインスタグラムを
裏アカが抜いちゃったんで
ちょっとびっくりしてしまって。
そういう時代なんでしょうね
画面から どう はみ出るか
っていうことなんでしょうね。
(前田)ドラマを見てる時間以外も
ドラマのことを考えるフックというか
仕掛けとしては
すごいなと思って。
(貴島)でも 本当は
30人ぐらいフォロワーがいて
知る人ぞ知るアカウントでいいや
って思って始めたアカウント。
もう 告知もしてなくて。
そういうことか。
だから 例えば
月9って 月曜日9時っていうことの
いかに 火曜日 水曜日 木曜日に
何やってるかっていう…。
(ヒャダイン)はみ出していくか
っていうことですよね。
あれって 貴島さん もちろん
キャスティングもやってはるわけでしょ?
はい。
田中さんは あれとしても
相手 吉田さんって
かなり重要じゃないですか。
ほんで オリジナルでしょ?
はい。
原作があって
原作に似てる人じゃないから。
なんで 吉田さんやったんですか?
もう 一発目 吉田さんやったんすか?
へえ~!
そこも大きいですよね。
そうですね。
恋愛ものではあるとは思いつつ
すごく尊敬してて 大好きな上司に
告白されたら
会社って困るよな
っていうところを
包括する人に
やっていただきたいと思ったときに
やっぱ 男性としても すごい
格好よくてっていう人のほうが
いいなと思っていて。
すごく すてきな方だっていうのも
知っていたので
ぜひともと思って お願いしまして。
ただ あんなチャーミングな一面が
あそこまであるとは
全然 予想していなくて
現場で すごくびっくりしました。
じゃあ 予想以上の
働きをしていただいて。 はい。
そうです。 何か
「何かを参考になさったんですか?」
みたいなインタビューのときに
「したとすれば
オードリー・ヘップバーンだ」って
おっしゃっていて。
「あ~ なるほど!」って
ちょっと思ってしまいました。
「なるほど」ですか?
(笑い声)
(ヒャダイン)今回 ヒロインでしたもんね。
そうですね。
そうか そうか。 ヒロインやから。
(ヒャダイン)すごく それも面白くて。
例えば これが
吉田鋼太郎さんの役が男性で
女子社員だったら
もうドラマにならなくて
完全なセクハラストーリーに
なると思うんですけど。
それで 男性同士でも
危ういとは思うんですけど
ちゃかしてるわけじゃなくて
男性同士の恋愛というのも
みんな 普通に それを受け入れて
応援したり
もしくは それに嫉妬したりとか
そういった描写だったんですけど
そこら辺の気遣いっていうのは
どういった感じだったんですか?
そうですね…。
もともと あんまり BLが
私が すごく詳しいとかでもなくて。
私 すごい 2000年代ぐらいの
フジテレビの月9が すごい大好きで。
ああいう 自分が胸キュンして 毎週
もう 待ちきれないみたいなドラマを
作ろうって思って頑張った結果
たまたま あんな感じになっちゃった
っていう感じだったので
あんまり 実は意識はしていなくて。
誰かを傷つけるようなドラマには
したくないですし
そうですね。 純粋に
これはピュアな恋愛ドラマとして
一生懸命 頑張る人たちの物語なんだ
っていうことに重きを置いて
突き進んでいこうっていう話は みんなで
キャストもスタッフも含めて して。
…っていう
むしろ ぐらいっていう感じですかね。
どの辺りぐらいから…
…っていうのは
何話ぐらいなんですか?
第6話で 世界トレンド1位になって
そのときに 「あっ?」みたいな。
「うん? どうした?」
っていうふうになりまして。
でも そのあと
もう すぐ 最終話だったので
全体としては
本当に放送が終わったあとに
ただ 何か おかしなことになってるぞ
って気付いて。
だってね 広がりに広がって 映画化も。
(貴島)はい。
まさか
させていただけると思ってなくて。
テレビ朝日は
あんまり そういうのもないので。
「いや いや…」っていう
感じだったんですけど。
…というお話をいただいて。
(YOU)うわ すごい!
テレ朝で 映画化されてるドラマなんて
本当 それこそ「相棒」とか…。
「相棒」 「トリック」ぐらい。
…ぐらいですよね。
その中に入るわけですもんね。
(貴島)恐縮ですよね。
まあ もちろん 映画はあってですけど
次のドラマは もう動いてはるんですか?
そうですね。 今 次の1月クールの
ドラマを 別でやってますね。
1月クールやるんですか?
はい。
へえ…! それは何やるんですか?
それは バラエティーADの
お仕事ドラマを やらせていただいて
妖精のおじさんが出てきて
毒舌で 社会への嫌なことを
全部 隣で言ってくれる
みたいなドラマです。
もしかしたら…
(笑い声)
もう慣れているんで大丈夫です。
(竹山)ハハハ…!
もう1つ ランキングあるんですか?
はい もう1つ
見ていただきたいんですけれど
先ほどのランキングは
好きなドラマを
複数 選んでいただいて
集計した結果
なんですが
それとは別に
最も好きなドラマを
1人につき1つ
選んでいただいた
結果も
作ってみたんです。
こちら。
こうなりまして… はい。
「今日から俺は!!」や「大恋愛」などが
トップ10に ランクイン。
そして「おっさんずラブ」が…。
(貴島)やった~!
23位から10位に
大きく順位を
上げたんですよね。
こういう結果になりました。
佐久間さん この結果いかがですか?
はい。 だから
「今日から俺は!!」とかは
福田雄一さんの色が
完全に出てるものなので
ファンが ちゃんといるドラマが
入ってきたなって感じがしますよね。
これも面白いですね。
何か役者さんが
ほんまに面白がってやってるのが
もう 伝わってくるもんな。
(佐久間)福田さんの組っていうのが
やっぱ面白いのは
役者が楽しんでやってるのが
SNSでも
役者が「見てくれ」って言うんですよ。
だから みんなの熱が SNSを通じても
ドラマを押し上げてるというか。
それが すごく
「今日から俺は!!」には感じますね。
(ヒャダイン)ドラマとSNSのつきあいって
すごく難しいと思ってて。
何か 「半分、青い。」で
北川さんが… 脚本家の北川さんが
「みんなの意見を受け止めます」
って言って。
…なんですけど
すごいネガティブな意見がいっぱいきたので。
彼女は
「ポジティブな意見しか聞きたくないので
これからポジティブなことだけを
『#北川+』で つぶやいてください。
それだとネガティブなこと
言えないでしょ」
っていうふうにしたんですけど
まあ 案の定 それでもネガティブなのが
どんどん… もっと炎上しちゃって。
貴島さんみたいに
結構 気軽に言ったらいいんですけど
それを使って何かしようとしたら
結構 もろ刃の刃…。
(竹山)…にもなるってことね。
(ヒャダイン)ええ。 ってことですね。
器用に使わんと。
そりゃ 難しいですよね。
でも SNSを使っていかないと
今のドラマとかも
広がりとか 視聴者も
楽しめなくなってるじゃないですか。
そこをうまく どれだけ使えるか…。
まあ それだけが
武器じゃないとは思うんだけど。
うまく どれだけ使えるかっていうのを
考えていかなきゃいけないのかなと
思うんですよね。
(ヒャダイン)うんうん… まさしく 本当に。
逆に考えると 1つ 好きなん挙げてくれ
っていっても
やっぱり 1位 2位があそこって…
ほんまに すごいねんな。
(竹山)どの世代も
がっつり見てるってことでしょ。
結局 「下町」と「相棒」と。
やっぱり だから
カレーとハンバーグは
超えられへんねんな。
そうですね
カレーとハンバーグなんでしょうね。
(ヒャダイン)「孤独のグルメ」 5位まで…。
(佐久間)5位まで上がってくるんですね。
(竹山)「孤独のグルメ」こそ
また ほら
本当に もう自分のタイミングで
見れるようなドラマじゃないですか。
(佐久間)「孤独のグルメ」 家族で見てる人
僕 見たことない。
(笑い声)
「孤独のグルメ」は 自分が
どんな気持ちのときでも見れるから
見やすいんですよ
チョイスしやすいんですよね。
(佐久間)何も考えたくなくて
「孤独のグルメ」を
ただ流すときがあるんですよ。
(竹山)あります…。
前田さん このランキング いかがですか?
(前田)何か ドラマを語るうえで
たぶん 二つの目を持たなきゃ
いけないんだろうなと思ったんですけど。
(前田)やっぱ 深さっていう観点でいうと
全然ランキングが変わる…。
だから たぶん これって
深さが表れるようなこと。
例えば グッズを作るとか
映画もそうですし
お客さんが 直接お金を使えるような
ビジネスをくっつけたら
たぶん 何か すごい広がるんだろうなって
そう思いました。 逆に言うと
その幅だけ… 視聴率だけで見て
そこに 何か
ビジネスをくっつけようとしても
広がらないんだろうなと思いました。
(YOU)うわ… 何か ねっ?
見えてるな~。
(佐久間)確かに こっちのほうが
DVDが売れそうなドラマですよね。
(前田)人は どっちかって言うとね
幅を見て
ドラマの たぶん よしあしを語ることって
世の中 多いと思うんですけど。
まさに
「おっさんずラブ」もそうですけど
深さを
見なきゃいけないんだなってことを
すごく突きつけられる
ランキングだなと思いました。
じゃあ どうですか?
社内で
「あれ? 視聴率ってそこまで…」
みたいな空気感は
流れてきたりするんじゃないですか?
でも それは 少しずつ
生まれてるのかなと思っていて。
それは だから貴島さん以降
若いディレクターとか
プロデューサーには
いい風穴 開けましたよね。
そうですね。 確かに
数字だけじゃない評価があるなら
本当に作りたいものとかを
作りやすくなるのかなっていうのは
思いますね。
佐久間さんなんかは どう思われますか?
テレビマンとして。
これ… 本当に難しくて。
えっと テレビ東京みたいに
初めから その… 数字のレースから
少し後れていたところの場合は
その評価軸が もともとあるんだけど。
でも 数字を ほっといていいかっていうと
そうでもないっていうか。
視聴率を見てるというか
テレビを見てる層って
結構 年齢が高い人たちが多いから
その人たちを置いていったビジネスは
できないっていう
ここが難しいとこなんですよね。
たぶん これが もっと普通に
高齢化社会じゃない国だったら
もっと早く 数字を気にしないで
やれるようになってたかもしれないなって
思います。
でも ちょっと 年齢層の高めな人が
見てはるんだから
こんな感じでしょ? ってやった
「黄昏流星群」が全然やったりね。
(竹山)そうですね。
確かに。
何かね…。
やっぱり 置きにいくと
ばれてしまうというか…。
ちゃんとフルスイングしてるほうが
こうやってね 残るという。
竹山さんなんか どうですか?
(竹山)視聴率って そもそも ほら
スポンサーさんに対する
買ってくれっていう数字じゃないですか。
うち これだけ取れてますよっていう。
それが こう 一般とか…
我々タレントとか 一般にも
分かるようになってから
やっぱ ちょっと おかしなほうに
いったのかなと思うんですよね。
いつからでしょうね? 一般の人が
視聴率 知るようになったのはね。
それは でも フジテレビが たぶん
「3冠王」って言い始めたからですよね
きっとね。 あの時代だと思いますよ。
(YOU)調子に乗ってましたよね。
それがもう
こんなことになってもうたんか。
さあ さあ ここからは
2018年のバラエティー番組を
言いたい放題! 言いたい放題…!
キュー!
竹山さん
いろいろ出演されて いかがでしたか?
何か やっぱり ほら
バラエティー見てる層がね
高齢者というか もう だいぶ ほら
子どもよりも 大人のほうが
みんな見てるという…
ずっと言われるじゃないですか。
だから 本当に 2018年は
また さらにですけど…
あのね 俺
ちょうど去年の11月ぐらいかな?
11月にね 3連休あったんですよ。
そのときに
ガチャガチャ テレビ見ていたら
3連休で 全然違う局で
3局で3本ですよ。
3本 「油を飲もう」って回
やってたんですよ。
見ると まあ油は 大概オリーブオイルが
体にいいってことになるんだけど
3連休でね 「3本やる? これ」と思って。
結局 そっちになるのが多いんだな
っていうのは思いましたね。
2017年よりも
さらに多くなったような気がします。
前田さんなんかは バラエティー
ご覧になったりするんですか?
(前田)あの… 本当に 唯一
すごい好きなのが「ゴッドタン」で。
佐久間さんいるのに
あれなんですけれど。
一番…
それこそ 僕らネット側の文法に近い。
ここまでやるんだって
結構 驚愕するっていうことを
毎回やられるので
すごい好きで見てますね。
(ヒャダイン)よくクレームこないですよね。
(佐久間)これがね
なぜか こないんですよね。
何なんですか? そこの こう…。
いや これは 何でしょうね?
ただ 「下品」と「精神的な下品」は
ちょっと違うじゃないですか。
誰かを傷つける下品さと ばかが
ばかやっている下品さは違うから。
そこの部分は 特化しても
誰かを傷つける下品さには
いかないようにはしてて。
ネットは ここ すごく過敏だなと思って。
そこの部分には
いかないようにしてるから
クレームがこないのと
例えば クラスで一番… 何ですかね?
ばかそうなやつには
話しかけたくないんじゃないか
っていう その…。
でも… でも 電話一本で終わりますから。
だから そこを佐久間さんが ちゃんと
守ってるってことでしょうね。
今のところ そうですね。
はい ランキング見てみましょうか。
それでは 10位から1位まで発表します。
それでは 2018年
人気バラエティーランキング第10位!
そして1位が2つ。
マツコちゃん
強いですね。
ねえ あそこで1位に…
「イッテQ!」と並ぶってね。
毎週 楽しみだもんな。
「イッテQ!」は
去年に引き続き 第1位を獲得。
「マツコの知らない世界」は
おととしは2位 去年は5位。
そして 今年初めて1位に
我々のアンケートでは なりました。
もう1回 盛り返すねや。
少し毒っ気があるほうが
ウケるのかなっていうのを感じていて。
だから マツコさんなんて
毒の塊だと思いますし。
「夜ふかし」とかも
素人さんを毒でいじったりしますし。
もう 10位の「水曜日のダウンタウン」も
毒まみれだと思うんですけど。
なので やっぱり ちょっと
スパイシーなほうがウケるのかなと…。
このランキングは
そういうことになってますよね。
ですよね。
スパイシーですよね。
貴島さんは バラエティーなんか
ご覧になったりするんですか?
はい あの 結構 見てて。
「イッテQ!」と「しゃべくり」は
毎週 録画して見てますね。
めちゃめちゃ笑ってて
やっぱ 何か 日テレは 何でしょう?
編集技術のノウハウみたいのが
すごい いろんなところまで
行き渡ってるのかなって すごい思って。
どの番組も ちょっと
共通点を感じる部分もありますし
あとは その「イッテQ!」とかも
吐いたりしたのを キラキラ加工にして
流しちゃうっていうのが
もう やっぱり すごい面白いですし。
ああいうのって やっぱ
ドラマにはないので すごい新鮮で
いつも楽しく見てますね。
なるほどね。
実は番組で
こちらのランキングを集計したあとに
第1位の「世界の果てまでイッテQ!」の
やらせ疑惑が報道されたんですよね。
出演者の内村光良さん
そして 宮川大輔さんが謝罪するなど
これも大きな話題になりましたよね。
まあ そのニュースのあとで取っても
そんな変わってないような気しますけどね
ランキング。
あの… 番組の出自が
海外の文化を
紹介するっていう番組だから
確かに ない祭りだった場合は
まずいなと思うんですよね。
ただ… 昔 例えばですけど
「電波少年」で 有吉さんが
ちょっと飛行機に乗ってたとか
あのころって
危険地域に飛行機乗ってたら
言ってみたら
やらせみたいなとこだけど
そこは みんな
でも企画 面白いからいいじゃない
っていう空気があったけど
その時代より
ちょっと さらに厳しくなったな
っていう空気は感じます。
すごいですよね。 この 皆さんの正義感。
(佐久間)正義感が。
振り上げた拳を 絶対に
どっかで下ろしたいっていう気持ちは
僕は 前よりも増してるな
っていうのは感じますね。
(ヒャダイン)でも 今回に関して
ネットの感想を見てたら
結構 みんな許していて。
(前田)めっちゃ そうです。
たぶん あれですよね 視聴者が 本質的に
求めてるものが何かっていうことが
今回のやらせで 僕 分かった気がしてて。
いつも 「イッテQ!」
何で人気なんですかねって話のときに
やっぱり震災後は 人…
テレビがうそついてるって思ってるから
リアリティーのある番組が
人気なんじゃないですかねって
言ってたんですけど たぶん
視聴者が「イッテQ!」に求めてたの…
どちらかというと
僕 日テレの
「電波少年」とかもそうなんですけど…
その 「イッテQ!」も
何か エベレスト登るとか
挑戦するじゃないですか。
応援して見てるんだよね。
何かに挑戦する姿を応援したい
っていうことが たぶん本質で。
それが リアルかどうかって…
当然リアルのほうがいいんですけど
それが 一番の
優先順位じゃなかったのかってことを
すごい突きつけられたっていうか。
(ヒャダイン)宮川大輔さんが頑張ってる姿を。
(前田)「もしかしたら虚構かもしれない。
でも それでもいい」っていうのが
あるんだなって感じたんですよね。
(ヒャダイン)確かに そのとおりだと思う。
(佐久間)ネットの意見で面白かったのは
じゃあ もうこの際
どんどん 祭りを作っていって
宮川大輔が祭りの始祖みたいな祭りが
たくさん出来れば
いいじゃないかっていう。
それが 何か 1万リツイートとか
されてましたよ。
(竹山)テレビ自体が やっぱり
テレビって
一番 影響力があるものじゃないですか。
やっぱ 大昔はね 親とかが
テレビ自体
「見たら ばかになる」みたいなことを
言われたわけじゃないですか。
「うそばっかりだから こんなの」みたいな。
何となく そうなのかなと思いつつ でも…
でも 今 だんだん
今の世代になってくると
やっぱり もともと これ
間違いを言わないものというふうに
スタートから見てるから
そこで 何か
小さな間違いみたいなの
起こっただけでも
もう とんでもないこと
言ってるみたいな。
駄目な教科書みたいな感じの感覚が
強いと思うんですよね。
だから 理想でいうと
そこを もう一回 戻したほうが
いいような気もするんですよね。
これって…
でも これが戻ることないでしょ?
ないです。 もうないとは思います。
だから 違う所 行かんと
しゃあないっていう。
だから 公園で
本来 子どもが遊べた公園が
「声出すな」とか
「キャッチボールなんて もってのほか」
「花火すんな」「スケボーすんな」
言われたら もう
「じゃあ ここ何するとこやねん!」
っつって
違うね Netflixとか
Amazonっていう
別の 「何やってもいいよ」っていう公園で
遊ぶしかないみたいな。
こうやって
公園作っていくような気しますけどね。
ここの公園が 「やっぱり もう1回
キャッチボールやっていいよ」とは
もう ならへんと思うな。
(ヒャダイン)引っ込みつかないですよね。
せちがらいな。
(前田)仮に 最初に 何ていうか
これは演出ですとか うそですとか
夢の箱だってことを分かってたら
あんまり盛り上がらないもんなんですかね
見てる人って。
(YOU)そんなことない…。
そんなことないんじゃないかと
思うんです。
入りが入りでね… やったから。
(佐久間)昔は「めちゃイケ」は
その手法 とってましたけどね。
要は ロケコントっていうか
「これはフィクションです」
っていうように言っといて
ロケをやってるっていうのは
ありましたけどね。
そのリテラシーが 今の視聴者の人
あんまりないんですよね。
全部 「本当か うそか」で見ちゃう
っていうのは ちょっとあるんだよね。
(前田)そうですよね。
さっきの話にも ありましたけど
フジテレビの亀山さんが
おっしゃったんですけど
震災後に やっぱり
うそが混じってるコンテンツは
すごい嫌われるようになってきたって
感じると。
それこそ 「めちゃイケ」って
どっちかっていうと
本当に フィクションっていうか
虚構の塊 ファンタジー。
内輪のお祭り騒ぎってことで
やってたんですけど
それが 何か こんなのうそで固められた
番組じゃないかっていって
人が もっとリアリティーを
求めるようになって
「鉄腕!DASH!!」とか
「イッテQ!」とかに流れたんだっていう
分析をされてましたけど。
要は 何ですかね?
「うそか 真実か」でやってたので
この2軸でやってたので
真実側にいる自分たちは
真実と言わざるをえなかった
ってことなんだろうなって
思いますけどね。
さあ そしてランキング
新しいのが8位ですね。
「チコちゃんに叱られる!」。
去年は もう 「チコちゃん」「チコちゃん」
あっちこっちで聞きましたけれども。
NHKで放送中の…
そして
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」って
チコちゃん 毎回 毎回怒るんだぜ!
視聴者の方からも意見が届いています。
(ヒャダイン)かわいい。
もらいました。
そうなんや。
(佐久間)これは 本当 複雑…。
「フジテレビ 本当にいいのかな」って
話ですよね。
小松純也さんが まあ あの…。
(ヒャダイン)僕 詳しくないんですけど
小松さんっていうのは?
小松純也さんっていうのは
「ごっつええ感じ」とかをやられてた
フジテレビの
エース中のエースの演出の方。
「笑う犬」とか。
その方がフジテレビの子会社の
共テレに異動になって
で TBSの「人生最高レストラン」と
それと NHKの「チコちゃん」っていう
2大ヒット番組を作っちゃったんですよ。
あと 「ドキュメンタル」。
(佐久間)「ドキュメンタル」。
これって どうなんだろうなと
思っちゃいましたね。
そういう仕組みなんですね。
だいぶ お世話になってるんだなって
今 何か しみじみしちゃいましたけど。
特に「チコちゃん」は そうじゃないですか
岡村さんだし。
(ヒャダイン)確かに。
「めちゃイケ」が終わって。
見てて テンポもいいし
公共放送ならではのCMのなさが
すごく良くて 今のバラエティーって
同じような内容でも
全部 「はてな」で隠すじゃないですか。
…っていって
CMまたいで また それの結果も
またいでみたいなので 結果出るまで
何分待ちゃいいんだ
っていうぐらいなんですけど。
「チコちゃん」って
すぐに もう答え出してくれるし
それも分かりやすいし。
編集で それしたら
チコちゃんは怒るからね。
(ヒャダイン)ハハハ! チコちゃんの中の人が。
(佐久間)フジテレビのおしゃれな文化と
NHKの情報の見せ方のうまさの
融合な感じが すごいしますね。
(ヒャダイン)確かに。
(貴島)私も「チコちゃん」
すごい大好きで
何か さっきの話に
通じるのかもしれないんですけど
チコちゃんの発言って
うそがないというか
忌憚がないじゃないですか。
何か あの感じが たぶん すごく 今
好かれるのかなっていうのと
ただ 5歳の女の子っていう
ファンタジーってのが
たぶん また すごく良くて。
ドラマも すごい よく言われるのは
うそっぽいと
「いや こんなのありえないでしょ」って
すぐ言われるんだけど リアルすぎると
「何か 疲れて帰ってきたのに
そんなリアルなの見たくない。
夢みさせてよ」っていう
何か 二極端の意見があるのが
「チコちゃん」の場合は
どっちも うまく包括しているというか
何か そういうところに 今
たまたま2018年に 親和性があったのかな
っていうのは ちょっと思いますね。
じゃあ ちょっとランキングに戻りますが
ほかに新しい番組として
テレビ東京の「出川哲朗の
充電させてもらえませんか?」が
トップ10は逃しているんですけれど
13位に入っているんですね。
「出川哲朗の
充電させてもらえませんか?」は
出川哲朗が お前よ
電動バイクでよ お前よ
あっちこっち 旅するんだわよ お前よ。
バイクの電池がなくなったら
旅先で お前よ
充電させてもらうよ。
お前 リアルガチなよ
お前 リアルガチな番組なんだわ。
佐久間さん これはね
やっぱり ほんで そして
特番のときのキャスティングがでかいのも
すごいですよね。
(佐久間)さんまさんに 唐沢さんとか。
だから テレビ東京の人たちが
テレビ東京のスタッフに
黙ってるんですよ だから。
僕らがビビっちゃうから
番組の人たちが ないしょで…
で 俺たちが
「えっ さんまさん出るの?」みたいな。
小池百合子も出たんですよね?
小池百合子も出たんですよ。
いや だから
もう 出川さんの人柄もあるけど
もう テレビ東京的にいうと
もう ビッグキャスティングを
どんどん持ってきてくれる
番組になってますね。
(竹山)「充電旅」 僕も 何回か
出させてもらったんですけど
やっぱり
出川さんの人柄もあると思うんだけど
すべてオーケーなんですよ。
ファンの人が どれだけカメラ撮っても
どれだけ 何か言われても。
1回…
僕 初めのほうに出してもらったとき
結構スタッフが止めようとすると
もう出川さんが
「それは駄目だ」って言うんですよ。
それで何か 出川さんの
何か利益を得ようという考えで
やってることでもないんですよね。
あの人の本質だから。
思想としてね。
それで うそなく全部いくから
それが画面に伝わると思うんですよね。
本当に充電なくなったら
本当に充電するから。
いや 俺 それ
ず~っと見てやったんですよ。
俺 裏で… スタッフが 実は裏で
ロケバスから
充電器 出してきてんじゃねえかとか。
ず~っと見たら 本当にコンセント借りて
充電してんですよ。
充電も 結構 時間かかるんですかね?
1時間ぐらいね
充電させてもらって
そのときに そこの人とも
みんなで触れ合いをやると。
触れ合いも計算できてないから。
ロケハンで「この人んち行ってください」は
ないですから。
それが面白さだと思いますよね。
さっきから言ってる
そのうそのなさが受けてるって まさに…。
(前田)完全に そっちですね。
具現化した番組なんじゃないですかね。
(前田)より共感しやすく
感情移入しやすくなるんでしょうね。
見てる人が思えるから。
先ほどのランキングを…
ランキングは
10代から60代までの
男女1, 000人に答えてもらった結果
幅広い世代の結果だったんですけれど
テレビを見る時間が多い
60代に注目すると
ランキングの結果 大きく変わりました。
こちら。
へえ~!
はい。 ここにですね
第3位の「ポツンと一軒家」
入ってくるんですよね。
衛星写真と町の人への取材を頼りに
人里離れた一軒家を目指すバラエティー番組。
総合ランキング1位の「イッテQ!」と
同じ放送時間帯なんですけれど
60代のランキングでは
「イッテQ!」を逆転してるんです。
(佐久間)何か
「池の水」と似てるなと思ってて。
「池の水ぜんぶ抜く」と。
何か ちょっと気になるけど
自分で調べるのは嫌だなっていう
面倒くささみたいなもののぐらいの
興味を 番組に
ちゃんとしてくれてるっていうか。
あと 単純にタイトルで
内容が分かるっていうね。
それも両方…
両番組ともそうだと思います。
タイトルが
秀逸ですよね。
それ 大きいことですか? やっぱり。
そうでしょうね。
今もう ちょっと ここ3~4年
はやりというか
1行で分かる番組を
っていう感じ ありますよね。
(佐久間)ラテ欄まで 全部
もう見てくれなくなってきてるので
タイトルで 内容が分かる
ワンコンセプトのバラエティーのほうが
はやりだなっていうのは
ありますね。
あと癒やされますよね 何か 見てると。
「ポツンと一軒家」も
出川さんの「充電の旅」も
何か 本当にやっていて
かつ 一般の方が
こんな充電させてくれるんだ
1時間もっていうところに
いちいち 結構 感動するというか
日本 捨てたもんじゃないなみたいな
人情みたいなものが
何か 疲れて帰ってきて 見たときに
癒やされたりするのかなっていうのは
ちょっと思いましたかね。
鶴瓶さんのとかもそうですね。
(ヒャダイン)もう 癒やしでしかないですよね。
60代 癒やしを求めてるかもしれない。
(佐久間)やっぱ 他人の人生を
見たいっていうのが
やっぱり あるんですかね?
「YOU」も 「ポツンと」も
「家族に乾杯」も 「ブラタモリ」も
やっぱ 他人の… 人の人生
自分では過ごせなかった人生を
もう1回 見たいっていうような
バラエティーが多い気がしますね。
(佐久間)これ 健康番組が入ってない
ってことは
やっぱ 60代は
僕らの想定より若いってことですよね。
(YOU)そうなんですよ! 私なんか
もうちょっとで60代ですけど
やっぱり もう すごい
うちらが思ってた60代って
もっと よぼよぼなんですけど
めちゃめちゃ…
変わんないんですよ
50代と きっと。
だから80代いったら もしかしたら
健康番組 見てるかもね。
(竹山)でも80代なんて それから…
(笑い声)
(YOU)やめろ!
何か あるかもしんないですよ。
やめておけ。
番組で 1, 000人に
アンケートを取ったんです。
ほったら 何か テレビへの不満も
何か 寄せられたんです。
アハッ まあ 一部 見てみましょう。
ハーッ!
一部ご紹介していきますね。
さらに…
(貴島)テレビ持ってない人が多くて
友達に。
基本 スマホでしか見てないみたいな人が。
(YOU)ねっ 若い子 持ってないよね。
(貴島)本当に多いので
たぶん そうなるのかなっていうのは
ちょっと思います。
(佐久間)1人暮らしを始めるときの…
そうですね。
(佐久間)優先順位として
落ちちゃってるっていう。
今やテレビ局に入る新人の子たちでも
持ってない子いますよ。
びっくりします 本当に。
(ヒャダイン)テレビ局なのに。
テレビ出てる人間でも いますからね。
います います。
(笑い声)
(佐久間)そのアンケートの不満を
総合すると
テレビは つまんないんじゃなくて
不便ってことですよね。
そういうことですね。
そうですね。
つまんなくはないんですね。
(佐久間)つまんなくはないんだけど
自分たちのライフスタイルに
合わせてると
不便だよっていう不満が
大半ってことじゃですか。
ってことは これ 何とかしないと
いけないなって話ですよね。
(ヒャダイン)インフラの問題ですよね ただの。
やっぱり もう ネットの…
それこそ YouTubeとか
スマホの中のユーザーの
体験っていうんですかね?
慣れ過ぎてしまって
それが当たり前になってしまったから…
(前田)そっち側の常識で語るように
なってしまってるっていうのが
すごい あると思うから
そういう意味では…
僕 佐久間さんの
おっしゃるとおりだと思ってて。 ソフト…
その中身を作る力を
こっちのハードに持ってくれば
全然 僕は…
う~ん なるほど。
ハードが負けちゃうのは
これは もう しょうがないと思います。
これ 僕ら頑張って
じゃあ テレビを
もう1回 普及させようってやっても
これは もう無理ですので
これは もう みんなが
何十億人って持っている
このデバイスの中で
テレビの持ってる
ソフトの制作能力を生かして
コンテンツを作るっていうのが
たぶん 正解だと思います。
う~ん。
(竹山)何か もう システムを
たぶん テレビ局という…
だって 僕らの上の世代までは
やっぱり 視聴率で動いてたわけでしょ。
で 佐久間さんの世代とか
僕らぐらいのは
そこに ちょっと
「はてな」がついた時代になって。
ここから下で テレビ作っていく人って
完全に「視聴率なんか関係ねえんじゃね?」
って子たちが作っていくから
その子たちが作るのに
今までと同じシステムだと
もう 意味が分からなくなると
思うんですよね。
1つ ややこしいのは
ちゃんと 面白い番組が
ちゃんと 視聴率 取ってる場合が
あるっていうね。
それもありますよね。
(ヒャダイン)それを盾にされたらね。
(佐久間)視聴率が取れてる番組は
面白いんです。
それは 全然間違いじゃなくて。
ただ それで取りこぼしてる
不便だから 離れていく層が
今後 大人になっていくっていうのを
何とかしないとっていう。
(YOU)大事だよね。
そういった意味では
今もありましたけど
見逃し配信は 民放の方
各局やっていますけれど。
どうなんでしょう?
この視聴率を取るっていう
「リアルタイムで見てもらいたい」っていう
気持ちと
あと 「見逃し配信を見てもらえている」。
ここって 結構 矛盾するのか
それとも そんなに あんまり
意識してないのか。 どうなんでしょう?
いや たぶん ドラマにおいては
もう たぶん
見逃し配信がキャッチアップ…
追いつくことに…
プラスになってるというのは
もう たぶん 立証されてて。
だから ドラマの人たちは
全く思ってないと思います。
ただ バラエティーの人は いまだに
やっぱり 視聴率を下げるもんだって
思ってる人もいるから
バラエティーは たぶん 全部が
TVerには出ていないじゃないですか。
(一同)ああ…!
(佐久間)そこは たぶん まだ
分かれていると思いますね 主義が。
でも どう考えても
じき 全部 見逃しに出して
かつ インターネットで同時に生放送。
要は テレビで見るものと同じものが
TVerでも同時に見れる
みたいなことが起きないと…。
(YOU)そうなの。
同時に見たいの その時間に。
(ヒャダイン)電車の中とかで見たいですよね。
(YOU)そうなの。
あと地方局なんかは 地方でやってるのが
TVerで見れたら
ゆうたら 全国ネットじゃないですか。
そういう意味ではね
ものすごい いいですよね。
(佐久間)そう思います。
今年 「相席食堂」が すごい面白いって
話を聞くじゃないですか。
でも それ 全部
TVerに出てるからなんですよ。
あれ リアルタイムで
見たことないから
関西ローカルだから。
でも TVerで
うわさになっているから
それで あそこまで
評判になるっていうことは
だから 見逃し配信の可能性は
全然あるなと思いますけどね。
さあ ほかにも意見が…。
はい あります。
女性? 竹山じゃないの?
(笑い声)
女性… はい 宮城県。
そして もう1つ。
インターネット上で使われている
終わったコンテンツを意味する言葉ですが…
う~ん 佐久間さんなんか どうですか?
この「同じ内容の番組ばかり」という意見。
これ たぶん
時間帯によると思うんですよね。
えっと これ 22時台を越えてくると
多様な番組が出ると思います。
それは帰ってくる人が多いから。 たぶん
それ主婦の方だと思うんですけど
主婦の方がテレビを見る時間帯の
19時ぐらいの時間帯が
視聴者層が 一番偏ってるから
そこに狙っていく番組が
少し偏っていくっていう。
ワイドショーなんかはね
おのずと時事ネタが関わってくるから。
だから ターゲットで 高齢者の方と
主婦… 専業主婦の方を狙ってる番組が
少し偏ってくるのは
ちょっと 見くびっている可能性も
ありますけどね 視聴者の方を。
(YOU)日本人。 何か 分かんないけど
「じゃあ フジテレビ
バラエティーやりなよ」。
「じゃあ TBS ドラマやるね」
みたいな。
そこまでパキッとじゃなくて
いいんですけど
ちょっと こう 何か ないんですか?
そういう…。
(ヒャダイン)協定みたいなやつですよね?
(YOU)うん 何か みんな集まって
話して こうバランスを… みたいな。
(貴島)やりたいですよね。
交換留学とか
すごい したいなって思うんですけど。
ただ でも 若いプロデューサー同士とかで
話してると
あんまり 局の垣根とか
今 言ってる場合じゃないんじゃないか?
みたいな話とかも よくあって。
局を超えたコラボっていうのも
たぶん 流行っていて。
例えば 「おっさんずラブ」も
「アンナチュラル」が
「おっさんずラブ」のことを
ツイートしてくれたりとか…。
前に やってた作品で
「オトナ高校」っていう作品のときに
「刑事ゆがみ」のプロデューサーと
こっそり あんまり上に言わず
コラボのせりふを作ったり…。
へえ~!
美術品を出して 全然 それも売らずに
ネットで気付いた人だけ
気付くみたいなことをやった…。
面白い!
いろいろ… じゃあ もしかしたら
こっちの日テレの主人公が着てた
Tシャツを
こっちで テレ朝で着ててとか 何かね。
(ヒャダイン)楽しい。
いろんなことが できてきたら
楽しい見方もあるでしょうね。
もちろん いいライバルでありながら
何か こう 手を組んだりとか
ない技術とかを もらったりできたら
いいのになっていうのは
子どもみたいな意見だけど 思ったり…。
(竹山)それは でも 視聴者のことを
一番考えてますよね。 視聴者が だって
そういう 同じTシャツ見つけたときの
その喜びって テレビ見てて
ものすごい楽しいことだから。
(ヒャダイン)テレビ楽しいってなりますよね。
ねえ? 「これ 誰々にもろてん!」って
ひと言 せりふ あったらね。
本当 そう思っちゃうからね。
一番 視聴者のことを考えた
番組作りですよね 実は そういうのが。
(ヒャダイン)夢の箱だ。
なかなか厳しい意見も
寄せられましたが
いい番組だって あるらしい!
ということで
好き勝手言ってる おっさんらの
おすすめの番組を
ご紹介いたしましょう!
さあ どんな番組だい?
まずは ヒャダインさん。
(ヒャダイン)はい。
注目した番組 2018年。
テレビだから できることだな
っていうのがあって…。
「かたせ梨乃が進駐軍の前で
踊り狂った時代…とマツコ」
って番組があって。
(竹山)良かった! あれ 最高。
皆さん ご覧になられました?
(YOU)すごい面白かった。
すごいですよね。
これは 日テレで放送された
日本の風俗史を マツコや友近が
ディープに語る番組なのでございます。
もともとは遊郭だった 大阪 飛田新地の
料亭の内部を撮影いたしました。
料亭の内部だよ!
(竹山)ナンバーワンじゃない? 2018年の。
ですよね!
あれね 我々
あの近くに住んでた人間からしたら…
(ヒャダイン)そうですね。 それって やっぱり
「テレビ」っていう
冠があるからこそ できて
ネット番組だったら
許可が得られなかったところを
その飛田新地の料亭組合の方々が
たぶん OK出して。
で その今まで入ったことのない
料亭の中まで
カメラが入ったっていうのは…
それを… この番組の作りも面白くて。
ただドキュメンタリーとして
放送するんじゃなくて
ちょっと面白くやりつつ
マツコさんが中和するっていう。
YOUさんも ご覧になりました?
何かね マツコちゃんって
自分が 趣味で
本当に好きだったことだったり
知ってることが たくさんあって。
映画でも 歌でも
何でも そうなんですけど。
そういうことを 本気で
ちゃんと局と組んで 実現していくから
何か この人 すごい… もう だから…
…って 私は呼んでるんですけど。
マツコさん 総合演出みたいな感じが
ありますよ やっぱり。
一緒に番組を作ってても。
(竹山)ちょっといい教育番組にも
なりますもんね。
そうですね。
(竹山)あれ だから 本当に
NHKでいう 「歴史ヒストリア」とか
それで やっているような内容と
一緒だから。
あった歴史を ちゃんと学べたから。
だから 俺 最高の番組だと
思いますけどね。
目をつぶってないからね
ちゃんと あった歴史に。
(ヒャダイン)ですね。
あの番組のプロデューサー
鈴木淳一プロデューサーが回答。
アンケートを送ったら
回答をもらったんですが…。
だって テレビで 「パンパン」って 俺…
たぶん 初めてじゃないですかね。
それって 勝手に忖度して どんどん
自分たちで小さくしていったものを
取っ払った気がしていて。
結果 ちゃんと裏付けがあったら
言っていいんだと思って。
(竹山)そういう言葉が
実際にあったわけですからね。
(ヒャダイン)
実際 史実としてあったわけですし。
文化としてね 歴史でもね。
(ヒャダイン)ちゃかしてるわけでもなし。
人を傷つける目的で言ってるわけでも
ないですから。
(竹山)ただ
そのプロデューサーの鈴木淳一さん
俺 友達というか知り合いなんですけど
俺 そのテレビ見て びっくりしちゃって。
ロール見たら
淳一さんの名前 書いてあったから
LINE送ったんですよ。
そしたら 「とにかく明日が怖い」って
返ってきました。
(笑い声)
(竹山)ああ だから やっぱり…
やっぱりドキドキは してんだなって。
「全然 問題ないっすよ」って
入れたんですけど。
(貴島)でも 作り手側は
タブー視してない感じが
すごく 面白いなって思いました。
風俗っていうものを
別に 何とも思ってなくても
まっすぐ見たまま描いてるのが
すごい好感が持てるというか。
純粋に面白いなって思いました。
誠実なんですよね きっとね。
さあ 続いては佐久間さん。
注目の番組はいかがでしょう?
はい これ
後輩が作った番組なんですけど
「ハイパーハードボイルドグルメリポート」っていう番組で…。
(ヒャダイン)出ました。
テレビ東京で不定期で放送している
「ハイパーハードボイルドグルメリポート」
ヤバい世界の ヤバい人の
ヤバい飯を追っかける
名前のとおり
グルメリポート番組でございますよ。
グルメリポート番組だ!
とにかくディレクターが
本当 おかしいんですよ。
あの… はい
上出ってやつなんですけど
コーディーネーターも行かない所に
1人で行くんですよ。
それでグルメリポートするから
だから カメラ こう持つのと
ここにも付けて ここにも付けて
自分で行くんです。
それで ザンビアの売春婦の
売春したあとに
そのお金で 食べたごはんとか
あとは マフィア同士の
食事のシーンとか。
その対するグループに行きましたもんね。
ギャングですよね。
ギャングのとこに。
…のグルメを撮るっていうもので
これ…
ただ 第何弾までやれるか
分からないんで 僕らは本当
「無理すんなよ」と言いながらも
楽しみにしてる新作で
これはテレビの中でも
相当 面白いと思う。
「クレイジージャーニー」を もっと
クレイジーにした感じなんですけど
僕は逆に もう 怖くて。
本当に… 本当に行っちゃ行けないとこに
行っているんですよ。
でも 目的が
「食事を撮らせてくれ」だから…。
「あなたたちの生活を見せてくれ」
じゃなくて
「食事を撮らせてくれ」という
大義名分だから
みんな 許してくれるんですけど。
まあ いわば…
(笑い声)
(竹山)そのとおりだ。
(ヒャダイン)デンジャラスな
ヨネスケさんみたいな…。
僕 ちょっと 1つだけ怖いのは
この番組で 例えば
いろんな社会問題になって
また サンドバックとして
「自己責任が」とか そういう問題に…。
たぶん うちの局も
上出だから許したんだと思います。
優秀なんですよ。 いうて バランス力…
バランスが すごいあって。
だから ディレクターとして優秀で
言葉も いろいろしゃべれてっていう。
たぶん 彼じゃなかったら
許さなかったと思いますね。
だから 危険な企画を
人間力で突破した ナスDみたいな
珍しいタイプだと思います。
だから 彼以外の人間は撮れないですね。
ナレーションは
小籔がやってるんですよね。
(佐久間)はい。 小籔さんが見てるんです。
あいつ…
(笑い声)
そう そう そう!
全く食えるもんないですよ あいつ。
(竹山)野菜ばっかですよね 何かね。
さあ 竹山さん いかがでしょう?
僕ね… やっぱり 若いディレクターが
がっつり作っていかなきゃ
いけないと思うんですよ。
で なかなか ほら それを
任してもらえないっていう
局の事情もあると思うんだけど
フジテレビでいうとね
例えば 俺
酒 飲んだりなんかするんだけど
マイアミっていうやつがいて。
めちゃめちゃ面白いですよね。
マイアミと あと千葉って いるんだけど
千葉君が作った… それを任した
土曜の「99人の壁」。
フジテレビで放送中の…
スタジオに集まった
100人の参加者の中から
選ばれた1人が
残り99人を相手に
早押しクイズをする。
チャレンジャーは不利に見えるが
自分の得意ジャンルのクイズを
指定できるんだよ!
指定できるんだよ!
にしおかすみこだよ!
土曜7時なんですよ。
土曜7時に この若いディレクターで
ここをやらせるって
恐らく失敗しそうじゃないですか。
でも そこを ちゃんと やらせたという。
そこから俺 変わると思うんで。
そういう番組のほうが
若い人 見ると思うんですよね。
年寄りは見なくなるけど。
でも 若い人にとってもテレビだから。
(佐久間)あれ でも 僕
作ってる作家に聞いたら
99人分のクイズ 作るじゃないですか。
だから 1000問作るんですよ。
(ヒャダイン)×5ですからね。
(佐久間)5だから
1000問近く むだなやつも作るんです。
(竹山)それで MCも 佐藤二朗さん
入れてきたじゃないですか。
俺 そこも いいと思うんですよね。
安パイじゃないじゃないですか
決して MCとしては。
あんまり
見たこともないじゃない MC姿は。
でも それを置くっていうのも 何か
「うわ~ やるな!」っていう
感じがしたんですよね 土曜7時でね。
なるほど。
これは 番組の総合演出で 企画立案者の
まさに 千葉悠矢さんにも
お話 私たち 伺ったんですが…
ちなみに 千葉さん
この番組の企画書に
ある写真を
貼り付けたそうなんですけれど
それが この写真。
両国国技館で行った
ジュニアさん 40歳のライブの写真。
これを企画書に
貼り付けたそうなんですね。
はあはあ はあはあ~。
ジュニアさん一人が国技館の中で
四方を大勢の客に
囲まれてる写真を見て
1対99のクイズバトルのイメージが
浮かんだそうです。
そうなんや! その流れやと…
(笑い声)
(YOU)本当だ。
(竹山)本当ですね。
(ヒャダイン)義理 通さないとね。
不義理ですね それ。
ありがとうございます。
(YOU)なるほど。 すごい!
(佐久間)だって
セットそっくりですもんね。
ねえ!
(竹山)同じですよね セットね。
今年で平成も終わりやん?
30年 あっちゅう間
やったやん?
そこで テレビを
取り巻くやん?
環境が
どう変わったかやん?
どう変わったのか
5つのテーマで
見ていくやん?
佐久間さんは ちなみに何年ですか?
入られたのは。
僕は だから…
1999年入社なので
11年ですね。
なるほど。
じゃあ まだ
何て言うんですか?
まだ 何やっても
許される…。
要は だから社内で
たばこを みんな
スパスパ吸ってた
時代ですよね。
テレビ画面の中でも…。
プカプカ吸ってた時代です。
まだ 志村けんさんが
透明人間になる薬で
女風呂 入ってたぐらい…。
確かに。 はい。
「バカ殿」で女性が
お布団になったりしてた。
(貴島)あった!
そういうのが あったころですね。
まだ乳首オーケー…
ギリ オーケーでしょうね。
(ヒャダイン)おっぱい出てましたよね。
(竹山)ドラマも出してましたもんね
おっぱいもね。
ですよね。 今 おっぱい 駄目ですよね。
(佐久間)たぶん ドラマの
最後のおっぱいが うちの局の
「湯けむりスナイパー」だと思う。
だいぶ頑張りましたね。
(佐久間)そうなの!
テレビ東京 最後まで頑張ったんですよ。
遠藤憲一さんが
もんでたのが最後だと思います。
マジで?
(竹山)意外と近いですよね。
そんな大昔じゃないから。
(YOU)えっ もっと… 平成とか
もう駄目だと思ってた。
いやいや いやいや!
まだ 古谷一行さんとか
温泉入ってましたよね?
うわ~ 最高ですね!
やってほしいな また。
(ヒャダイン)今 おっぱいどころか
何か 出てくる人たち 全部
顔 モザイクかかってるみたいな
バラエティーとかありますよね。
(竹山)あ~ ロケね。
ロケとか…。
(竹山)ロケで だから よけいな人が
映らないほうがいいっていうか。
何か 後ろの人が全員… 昔なんて
一般人とか ガンガン映してたのに
今 全然 映さないんで。
例えば 街ブラなんかでも
おっちゃんと絡んで
おいしいくだりが撮れたとしても
そのおっちゃんに ADさんが あとに
許可 取りに行くじゃないですか。
ほんなら 何か いろいろ書かれた契約書に
「名前 書いてくれ」って
何か 「そんなことやったら ええわ!」
ってなって
結局 そのおいしいくだり
全カットみたいなね。
(ヒャダイン)平成で
すげえ変わったなと思いますね。
(竹山)その辺 変わりましたね 確かにね。
本当に平成とともに もう この時代
終わるんだなと思ったのは
やっぱ バラエティーで
とんねるずさんとかも そうだけど
やっぱり…
ロケ行ったりしても
ものすごく 大がかりで
楽しいんですよ こっちは。
でも そういう番組が 平成とともに
もう なくなっちゃうんだなっていうか
今 そんなに金のある番組ないから。
で 大スターが…
バラエティーの中の大スターがいても
「それが軸で」みたいな番組
もう ないじゃないですか。
MCは みんないるけど それが
とんでもねえスターだみたいのが。
そういう時代が平成とともに
もう終わったんだな
っていう気がするんですよね。
ねえ~。
「いいとも!」も終わったし
「めちゃイケ」も「みなさん」もね 終わって。
この間も若手としゃべってて
「どれでも好きな番組 何でもええから
レギュラーにしてもらえるっつったら
何がええ?」って言ったら
「えっと… 何すかね?」って
全然 出てこないんですよ。
俺らのころやったら「いいとも!」とか
うん… すぐ出てきた。
絶対に出たい番組っていうのが
あったけど。
だから レギュラー
「いいとも!」やってたら…
(ヒャダイン)え~!
はい。 そんな番組
今 ないでしょ?
(ヒャダイン)ないですね。
(YOU)社会的信用…。
はい。
(佐久間)確かに若手芸人
「好きな番組 何?」って
「水曜日のダウンタウン」
って言うんですけど
「水曜日のダウンタウン」出るってことは…
出たいわけではないっていう。
視聴者として。
(YOU)見てて楽しい。
(ヒャダイン)音楽番組が 平成って もう
最後の年…
最後の時代だったなと思って。
昭和って
音楽番組 すごく力持ってたし…
平成の最初ら辺に
「HEY!HEY!HEY!」とか
「うたばん」があったんですけど
だんだん力がなくなって
「HEY!HEY!HEY!」も
「うたばん」も終わっちゃって
もう 今 音楽番組
「MUSIC STATION」と
「うたコン」ぐらいしか
思いつかないっていう…。
なので… でも 音楽は みんな好きだし
ライブも行くんですけど
なぜか 音楽番組が あんまり
人気がなくなっちゃってるんですよね。
(竹山)でも 何か 去年の年末辺りから
ほら 各局 でっかい音楽番組とか
特番やってましたけど
そこそこ 人気になってたでしょ?
(ヒャダイン)そうなんですよね。
だから たぶん
音楽も取れるんだっていうか
みんな見てるんだと思って。
(ヒャダイン)そう… そう思って
フジテレビが「水曜歌謡祭」みたいに
水曜日 レギュラーでやったら
同じパッケージでやったら
全然 数字 取れなかったりとかして。
レギュラーでやると
なぜか取れないっていう。
不思議なんですよね。
そうか。 その時間に わざわざ合わせて
っていうことではないんですかね。
うん…。
お祭りみたいな感じで 単発的にあるのが
いいのかな~ なんて思うんですが。
(前田)もう1個は あれですよね。
たぶん みんな
本当は 実は趣味は多様なんだけど
多様な趣味を1個に
最大公約数的に こうしてたのが
たぶん この
「HEY!HEY!HEY!」とか
音楽番組が はやってたころの
時代なんだろうなと思ってて。
…っていうことが
たぶん 音楽業界で起きてるんですよね。
(竹山)なるほど…。
たぶん。
そういうことやろうね。
(竹山)だって ラップ好きな子
別にテレビでね…。
すごい好きなラップのアーティストが
テレビに出てないじゃないですか。
そしたら やっぱり
YouTubeで見たりとか
別ので見たりするわけだから。
(前田)そっちのほうが
音楽の触れ合い方として
楽しいってことなんだろうなって。
ニュース番組なんかでも あの…
Twitterの動画…
一般の方が撮られた映像を
使ったりはしますけど。
(前田)使いますよね。
ねえ!
何か 記者が もう 何ていうか
無限にいる状態っていう…。
そういうことですよね。
(竹山)何か起こったとき
番組のスタッフが
Twitterとか見てると
探してますもんね。
「どこどこ局の 何々という番組の
誰々ですけど」みたいな。
(ヒャダイン)リプを送ってますもんね。
「皆さんのとこ ちょっと これ
DMどうたら こうたら」とか
「その資料ください」とか。
それで言うと
最近 被害に遭われた方の
例えば Facebookとか
インスタとかの写真や動画を
そのまま ワイドショーが使ってる
っていう印象が すごいあって。
公開されてるものではあるんですけど
例えば インスタの動画が そのまま…。
「この人が被害に遭った方で」
みたいなのがあって。
ちょっとグレーゾーンが…
Twitterとかの動画 使うって
結構 グレーだなって よく思います
ニュースで。
(竹山)「上げてるから いいでしょう」
理論でしょ?
そう そうなんです…。
(ヒャダイン)世の中にね…。
「SNSに上げてるもんは
あなた 上げたんだから。
だって 発表する気だから
こっちも使っちゃっていいんでしょ?」
っていう あれになるから。
ニュースの世界にも
まあ インターネットって 相当…。
SNSって関わってきてますよね
そういう意味では。
(前田)逆に もし
無理やり いい側面を見るとすると
いい行動も一瞬で可視化されるので。
今 例えば 車にひかれそうな少年を
誰かが 「危ない!」って助けたら
一瞬で誰かが それを撮ってて
ガーッと拡散して
その人の社会的地位って上がるので。
それを知って 人間が利他的な行動を
より起こすようになるかもな
っていうのは
無理やり いい側面を見たら
ありますよね。 う~ん…。
(ヒャダイン)そこに やっかむ人も
出てきますけどね。
(前田)出てきますね。
(佐久間)そういうニュースの出元を
探っていくと その出元自体が
うそだったりもしますよね。
(前田)まあ 確かに。
(ヒャダイン)最近 フェークが本当に多い。
(佐久間)フェークニュースの見抜き方が
もう 難しすぎて。
CNNのところから画像だけ切り取って
別のニュースにしてたり
してるんですよね。
そういうのが多すぎて。
(ヒャダイン)Twitterからの動画だとかで
結構 拡散されて。
例えば 「アメトーーク!」とかも
結構 被害に遭ってて。
「今度 こういう 何とか好き芸人
みたいなのが放送されます」
みたいな画像を丁寧に作ってて。
でも それ うそなんですよね。
(前田)ふ~ん…。
…っていうふうにして
自分がやりたいやつを
まき散らかしたりとかして。
(佐久間)でも みんな
そのネタ元 見ないから。
(前田)まとめてる側としたら
PVが取れればいいだけだから。
(佐久間)取れればいいだけだから。
昔は いっぱい
チャレンジしてたんですけど
どんどん廃れていったんですけど
今は全然 続いてますよね。
(前田)確かに。 やっぱり お金の出し手が
違うというのは大きいですよね。
見ている人が払うか
スポンサーが払うか。
要は 見てる人が払うんであれば
全く忖度しなくて良くなるので。
ただ見てる人が面白いかどうかだけに
集中できるっていうのは
すごい強いんだろうなと
思いますよね。
これは どうですか?
まだまだ こう 伸びていくんですかね?
(前田)伸び… もうちょっと
伸びるんじゃないですかね。
いわゆる こう ネットで
直接 お客さんが課金して
あの… 何ですかね。
見る動画っていう市場は
もうちょっと伸びると思いますね。
直近にあったのは YouTubeの…
YouTube Premiumでしたっけ?
あれが すごい 結構 激震を
走らせるんだなと思ってますけどね。
それは 何が違うんですか?
YouTubeと。
(前田)YouTubeの前の広告を
見なくてよくなったりとか。
ほう ほう…。
そう。
自分の携帯にダウンロードして
見たりとかっていう使い方を
たぶん する人が増えて。
たぶん それに制作側も
合わせていくことに
なるんだろうなと思いますね。
東京03が ものすごい
10代のファンが増えたんですって。
それはYouTubeチャンネルを
開設して
2年ぐらいたったら
昔のコントを10代が見てて。
テレビ そんなに出てないのに
10代のファンが 異常にいて
ライブの動員が
2万人超えたって言ってました。
(一同)すごい!
(佐久間)それが YouTubeチャンネルの
開設を考えた…。
(ヒャダイン)ある意味 すごい
いい時代ですよね。 そうですよね。
あれって 出演されてる方たちは
スタンス 変わるんですか?
(竹山)ないですよね。
今こうやって収録してる感覚と
全く一緒ですよね。
あと時間帯とかで
やっぱり 考えるじゃないですか。
これはゴールデンやから
ここで こっちより こっちに
チョイスしようとかぐらいの違いでね
番組の時間帯が違ったら こっちも
スイッチ変えるぐらいの感じで。
別に 「これはNetflixやから」
「これはAmazonやから」
「これは地上波やから」って
全く関係ないですよね。
あと皆さん 意外と 結構ね
やっぱ 知らない人 多いんだけど
ネット番組やっても…
いつも仕事してるスタッフとかが
やってるから。
我々は 何も変わらないし。
そのテレビマンたちが制作して
「納品」とか 「どこにするか」とか
「編集のしかた どうか」
っていうのの違いだから。
逆に 制作側は変わるものなんですか?
姿勢が。
(佐久間)制作が… だから 今は やっぱり
本当に過渡期で
テレビバラエティーの文法で作ってる
ネット番組が たくさんあるんですよ。
だから ネット…
YouTuberの編集って
全然 違うじゃないですか。
ジャンプカットっていうのを多用して
ワンカメで どんどん 音節も切ってく。
そういうような
編集のテクニックを使った
超面白い芸人が出てくる
バラエティーとかが生まれたりすると
また変わるんだと思うんですよ。
今は YouTuberの作るものと
あと あの…
まあ ジュニアさんとか
竹山さんとかが出るような
ネットバラエティーというのは
全然 かい離してて。
テレビの文法の中での番組が 出先が
ネットっていうだけになってるので 今は。
(前田)もう1個あるとしたら…
そういう こう… 何ですかね 住み分けが
起こるかもしれないなと思いますね。
何か テレビよりもネットのほうが
たぶん より自由な
コンプライアンス… そんなに
コンプライアンス 気にしないような
ユーザーが求めるものが
できるっていうことで。
そっちに 結構
バラエティーを見たいっていう需要が
取られていくかもしれないし。
でも ニュースとか
公共性が求められるものは
テレビが取っていくかもしれないし。
カテゴリーによって 分かれるのかも
しれないなと ずっと思ってました。
唯一 そのね 車 ガンガン潰せるのは
Amazonか
NHKかだけじゃないですか?
(ヒャダイン)あっ そっか!
忖度ないんで はい。
まとめは 5年後のテレビ。
一体 どうなるんやろうな?
ひい ふう みい よう
いつ むう…。
ここ10年で テレビは もう
駄目だ駄目だって言われてるんですけど
でも 体感 そこまで
駄目になってる感じはしないですし。
そうですね。
(ヒャダイン)あと やっぱ
テレビ局で耕された人たちが
ネット番組とか作っているわけであって。
なので エンタメを作る
基地 ベースとしては
すごく優秀な場所だと思うので。
なので
そこは揺るがないんじゃないかなと
僕は結構 楽観的には見てるんですけどね。
なるほどね。
テレビはテレビの必要性も感じるし
やっぱ テレビで育ったので
なくなってほしくはないし。
何か残り方を模索して
ネットとかと協力して
何か また違う発展のしかたは
するんじゃないかなと思います。
前田さん いかがですか?
僕は もう テレビ自体は
全然 なくならないと思うんですね。
世の中で言われているほど
僕はオワコンに
なっていかないと思ってますと。
ただ テレビが苦手なことって
明確にあって。
よく僕ら 「B向け」「C向け」とかって
ビジネスを分けたり…。
要は企業からお金をもらうか
お客さんからお金をもらうか
っていうので…。
ビジネスって
企業からお金をもらうのが
「B向け」って言いますし
お客さんっていう コンシューマーから
お金をもらうときは「C向け」って
よく言ったりするんですけど。
テレビって
C向けが苦手だと思ってるんですよ。
お客さんが 見てる人が テレビに
お金を払うなんて あんま ない。
僕は 向こう5年は テレビが
お客さんとコミュニティーを作って
お客さんがテレビに対して
お金を払うような
5年間になると思ってます。
なるほどね。
(前田)なぜかというと そこって
今 取れていない市場なので
そこを取っていくことによって
テレビの市場 落ち込んでるなとか
言われているけど
また僕は復活すると思ってます。
確か 日テレの深夜とかでは
もう ドラマなんだけど
舞台でお金を稼ぐことを中心にしてて
ドラマは一次利用みたいなものが
増え始めてますね。
はあ…!
もう 舞台が初めから決まってて
そっちでリクープするみたいな。
5年っていうと たぶん
僕は そこだと思いますね。
貴島さん どうですか? また この
ドラマの世界の5年後っていうのは。
そうですね。 分からないですけど…。
でも 私も 特になくならないし
変わらないのかなっていうのは
思っていて。
ただ おっしゃるとおり
視聴率っていう評価軸自体が
なくならないと思うんですけど
別のものに変わっていったりとか。
それは ネットだけじゃなくて
例えば 二次展開とか
舞台化もできるものとか
DVDが ものすごく売れるものとか
いろんなのが出てくるし
出てくるべきで
お金の稼ぎ方とかも
もしかしたら 変わったほうが
自由に いろんなことができるのかな
っていうのは すごく思いつつ…。
ただ テレビのいいところって
本当に誰でも無料で
おじいちゃんから おばあちゃんとか
入院している人とかも見られるっていう
何か 当たり前のいい部分を…
何だろう?
お金とかだけじゃないところで
失わないように どうやって
守っていったらいいのかって
意外に すごく難しいなっていうのは
すごく思いますね。
(竹山)テレビが終わるってことは
ないとは思うんですね。
それは 全然ないと思うんですけど
じゃあ よりネットと一緒に…。
だから ネットでやってたものが
テレビでやるようになるとか
何か そっちもあっても
面白いのかなと思うんですよね。
ネットの局みたいなのと テレビ局が
だんだん 五分になりだすような気も
するんですよね。
それ 今まで 分けてたけど ややもすると
ネットの局だからって
下に見てる感も
ちょっと 勝手にあったりもするけど
そうじゃなくなるだろうなっていうのは
すごく感じますよね。
働いているほうも どこでも仕事できるし
見るほうも どこでも行けるわけだから
制作者も どこでやるかっていうのが
よりもっと ぐちゃぐちゃに
なっていったりするのかなと思いますね。
まあ でも 終わらない
っていうことですね テレビは。
いや 終わらないでしょ!
テレビが出てきたときに
「ラジオが終わる」ってね 言われて
今なんて それこそSNSとかで
ラジオの
DJとリスナーのつながりなんて
めちゃくちゃ太い絆で…。
いや すごいです。
ねえ?
(ヒャダイン)ラジオは すごいですから。
当時 全盛期のころより
太いんちゃうかっていうぐらい…。
ねえ!
(佐久間)いや そうなんです。
(竹山)ラジオショッピングのほうが
売り上げ 高いんですよ。
もの 見えないのに?
(佐久間)そうそう そうそう…。
TBSさんも
すごい大きなイベントやったりとか
ラジオのイベントをやってますよね。
(竹山)「ラジフェス」ってやって
2日間で16万人ですよ
ラジオのリスナーが。
ファンのコミュニティーを作るのは
ラジオのほうが
すごく得意になってるんですよね。
ちょっと 一旦 来年
ラジオ放談してみます?
(ヒャダイン)「新春ラジオ放談」。
「新春ラジオ放談」。 フフフ…。
好き勝手に話した 「新春テレビ放談2019」。
今夜は これでお開きだ!
ああ… ああ…
腕が… 腕がふってんだわ!
あたしの腕 ふってんだわ!
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