「シネマこそわが人生 - 活弁ブラジルを行く」 移住地に娯楽などなかった頃、移民たちのアイドルは無声映画をたずさえ各地をまわる活弁、通称シネマ屋さんだった。元シネマ屋たちが集まり、敗戦の報をデマと信じて疑わなかった時代に思いを馳せながら、一晩だけシネマを蘇らせる。 [日本テレビ、1988年、30分] 「南米のヘソ - 水と緑の大地シャパーダ」 奇妙な岩、滝、洞窟、遺跡・・・。野生と神秘に満ちた独特の自然環境を訪ね、シャパーダ国立公園には世界中から観光客がやってくる。教鞭をとるかたわら、エコロジーツアーを手がけているジョルジさんは、大自然との共生を訴えかける。 [朝日ニュースター、1993年、60分] 「第三世界の環境都市 - ブラジルクリチーバの挑戦」 インフレと不況による資金不足にもかかわらず、積極的に環境・都市問題と取り組み、国連から表彰されたクリチーバ市。そこで環境局長を務める日本人の姿を通して、環境と生命を重んずる行政のあり方を考える。 [朝日ニュースター、1993年、60分] 「緑の砂漠か緑の再生か - ブラジルのユーカリ植林と日本」 わずか7~8年で成木となるユーカリは、エコロジーを意識しはじめた製紙会社の注目を集めている。ブラジルでは日本向けパルプを生産するため、大規模なユーカリ植林が行われた。しかし、その環境保全性に疑問が投げかけられている。 [朝日ニュースター、1994年、30分] 「四万十川からブラジルへ - ナゾの巨大トンボを発見!」 高知県の「トンボ王国」を訪ねたリオデジャネイロ国立博物館館長のジャニラさんは、世界初のトンボ保護区と、設立の立役者・杉村さんの情熱に大感激。帰国後、「トンボ王国」のために、幻の巨大トンボ、メシストガスターを探す。 [朝日ニュースター、1995年、30分] 「発見!謎の古代遺跡群 - アマゾンの女インディ・ジョーンズ」 アマゾン川流域に点在する多くの岩絵遺跡。歴史遺産が尊重されず学者も少ないブラジルで、岩絵は誰にも知られぬまま風化の危機に晒されている。考古学者のエジッチさんは、遺跡を記録し保存しようと孤軍奮闘。彼女の調査旅行に同行した。 [NHK-BS2、1996年、30分] 「花を求めて60年 - ブラジルに渡った植物学者」 植物の研究を志して移住した橋本梧郎先生。戦後、混乱を極めた日系人社会を憂えた先生が、自分たちの住むブラジルのすばらしさにすこしでも目を向けてもらおうと始めた野外採集旅行には、今ではブラジル人も参加するようになった。 [朝日ニュースター、1996年、30分] 「60年目の東京物語 - ブラジル移民女性の里帰り」  80歳のブラジル移民・森下妙子さんが、初めて日本へ里帰りした。渡伯以来60年ぶりの姉との再会。そして生き別れとなった養母の墓所を探して日本列島を縦断しながら、彼女の旅は人間の絆のあり方を問うていく。 [MXテレビ、1996年、40分] 「大東亜戦争は日本が勝った! - ブラジル最後の勝ち組老人」 戦時中、極度の情報不足と不安のなかで移民たちを支えた狂信的なまでの故国への夢。敗戦を信じることができず「勝ち組」を形成した人々も、時代と共に事実を受け入れていったが、今もなお日本の勝利を信じ続ける移民がいるという。 [MXテレビ、1996年、40分] 「アマゾン開拓家族の肖像 - 出稼ぎブームの影で」  1966年にトメアスーへ入植した大西さん一家。今、長男は町に住み、妻と次男は日本で出稼ぎ。残された夫がひとりで農場を守っている。彼らを通して、日本とブラジルの間で揺れ動く日系移民の現状に迫る。 [朝日ニュースター、1996年、30分] 「郷愁は夢のなかで - ブラジルに渡った浦島太郎」 日系社会を離れ、ブラジルの奥地の養老院で生涯を閉じた西佐一さん。日本にもブラジルにも生きる場所を失った老移民は、孤独のなかで綴った私家版「浦島太郎」を岡村さんに遺した。望郷の念と頽廃した故国への失望、その葛藤を超克するかの壮大な人間論・・・。「浦島」に込められたメッセージを読み解くため、岡村さんは西さんの人生をたどる旅に出る。 [自主製作、1998年、155分] 「農地をわが手に - ブラジル土地なし農民たちの闘い」  土地改革法を頼みに自立を図る土地なし農民たち。危険を冒して土地を手に入れても、経営のノウハウを知らない彼らが成功することは難しい。彼らの可能性を信じて農業指導に打ち込む老移民、石丸春治さんに出会った。 [NHK教育、1999年、45分] |