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★王たちに玉座なしの意味
しかし、いまや火は陰り、王たちはその責務を果たしていない。
王たちはいまやその資格はない。
王たちに玉座なし。
これがその意味するところではないだろうか。
そして今玉座につくのは、主人公だ。
★ダークソウルの結末の描き方
無印では「太陽万歳!」に始まり、アノールロンドの絶景、
太陽の光の王女への厳かな謁見と世界の明るさを全面的に押し出す。
その後、グウィンの火継ぎの意図や闇への恐れなど闇との対比が描かれ、
最終的には光を取るか闇を取るかの二択を選ぶことになる。
明るさには裏がある、という展開は
これはこれで良いものだ。
前半での太陽の印象は大きく脳裏に焼き付き
それによって闇とのコントラストが大きく映えることになる。
ダークソウル3の展開はその二項対立を崩す点が素晴らしい。
結局、火を継ぐにしろ闇の世界にするにしろ
意図的に両極端な世界を構築することになる。
どちらを選んでも反対側が犠牲になり、個人的には腑に落ちない部分がある。
ダークソウル3は、人のその意図を超えた自然な結果を描いている。
3のエンディング
物語が向かう先は
「ずっと寒くて、暗くて、とっても優しい」場所。
火はいつか消えるのだから、
暗い世界になることは自然で、当たり前のことだ。
そんな世界でも優しさがあるという点で物語は救われる。
僕は伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」が本当に好きなんだけど
ダークソウルの結末も同様にとても良いものだと思う。
バカみたいなハッピーエンドでもなく
その逆の極端なバッドエンドでもなく
それらを通り抜けて、その先に向かう終わり方だ。
王たちの継いだ残り火は世界に小さく存在し続ける。
これが優しさの一つではないだろうか。
そして火は消えても火防女の声は消えない。
これも優しさ。
良いエンディングですね。
Noble Lords of Cinder.王が王たり得るのは、火を供給するからだ。
偉大なる薪の王たちよ
The fire fades,
and the lords go without thrones.
いまや火は陰り
王たちに玉座なし
Surrender your fires
to the true heir.
貴方たちの火を
継ぐ者に預けたまえ
Let him/her grant death...
To the old gods of Lordran, deliverers of the First Flame.
そして彼(女)は殺すでしょう
はじまりの火を継いだ、ロードランの古い神たちを
しかし、いまや火は陰り、王たちはその責務を果たしていない。
王たちはいまやその資格はない。
王たちに玉座なし。
これがその意味するところではないだろうか。
そして今玉座につくのは、主人公だ。
*HEIR OF FIRE DESTROYED*
今まで疑問に思ってきたのだけど
ボスを倒すと "HEIR OF FIRE DESTROYED" と表示される。
「火を継ぐ者を倒した」という和訳になると思う。
ボスたちはみんな始まりの火を継いだのかな?と思ったけど
上では「継ぐ者」の訳に "the true heir"(真に継ぐ者)が当てられているので
彼らは単なる薪の王「候補」なんだな。
関係ないけれど薪の王たちを倒すと表示されるのは
"LORD OF CINDER FALLEN"
カッコいい。
今まで疑問に思ってきたのだけど
ボスを倒すと "HEIR OF FIRE DESTROYED" と表示される。
「火を継ぐ者を倒した」という和訳になると思う。
ボスたちはみんな始まりの火を継いだのかな?と思ったけど
上では「継ぐ者」の訳に "the true heir"(真に継ぐ者)が当てられているので
彼らは単なる薪の王「候補」なんだな。
関係ないけれど薪の王たちを倒すと表示されるのは
"LORD OF CINDER FALLEN"
カッコいい。
★ダークソウルの結末の描き方
…火を知らぬ者に、世界は描けず無印
火に惹かれる者に、世界を描く資格は無い…
大丈夫、忘れてないよ、お母さん…
【暗い魂の血を渡す】
…ありがとう、灰の人
これで私は、世界を描きます
…あなたの名前を、教えてください
新しい画に、その名をつけたいのです
…ありがとう。私はその名で、世界を描きます
ずっと寒くて、暗くて、とっても優しい画…
きっといつか、誰かの居場所になるような
…ゲール爺もいつか帰ってくるのかしら
新しい画が、お爺ちゃんの居場所になるといいな…
無印では「太陽万歳!」に始まり、アノールロンドの絶景、
太陽の光の王女への厳かな謁見と世界の明るさを全面的に押し出す。
その後、グウィンの火継ぎの意図や闇への恐れなど闇との対比が描かれ、
最終的には光を取るか闇を取るかの二択を選ぶことになる。
明るさには裏がある、という展開は
これはこれで良いものだ。
前半での太陽の印象は大きく脳裏に焼き付き
それによって闇とのコントラストが大きく映えることになる。
ダークソウル3の展開はその二項対立を崩す点が素晴らしい。
結局、火を継ぐにしろ闇の世界にするにしろ
意図的に両極端な世界を構築することになる。
どちらを選んでも反対側が犠牲になり、個人的には腑に落ちない部分がある。
ダークソウル3は、人のその意図を超えた自然な結果を描いている。
*枯れた世界*
発売前のインタビューなどでダークソウル3は
枯れた世界を描くものだと言われていた。
ここに来て、単なる世界観だけでなく
ストーリーも一貫して枯れた世界を描いているのだと気付いた。
黄昏や薄暮の国などのキーワードが見られるが
それに加えて「灰」がある。
灰による、黒でも白でもない「灰」の結末、になっている。
発売前のインタビューなどでダークソウル3は
枯れた世界を描くものだと言われていた。
ここに来て、単なる世界観だけでなく
ストーリーも一貫して枯れた世界を描いているのだと気付いた。
黄昏や薄暮の国などのキーワードが見られるが
それに加えて「灰」がある。
灰による、黒でも白でもない「灰」の結末、になっている。
3のエンディング
物語が向かう先は
「ずっと寒くて、暗くて、とっても優しい」場所。
火はいつか消えるのだから、
暗い世界になることは自然で、当たり前のことだ。
そんな世界でも優しさがあるという点で物語は救われる。
僕は伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」が本当に好きなんだけど
ダークソウルの結末も同様にとても良いものだと思う。
バカみたいなハッピーエンドでもなく
その逆の極端なバッドエンドでもなく
それらを通り抜けて、その先に向かう終わり方だ。
*…火を知らぬ者に、世界は描けず
火に惹かれる者に、世界を描く資格は無い…*
この台詞もおもしろい。
世界を描くには、まず火を知ることが必要だ。
けれど知るだけで、それに惹かれてはいけない。
*大丈夫、忘れてないよ、お母さん…*
お母さん=エレーミアスじゃない?知らんけど。
火に惹かれる者に、世界を描く資格は無い…*
この台詞もおもしろい。
世界を描くには、まず火を知ることが必要だ。
けれど知るだけで、それに惹かれてはいけない。
*大丈夫、忘れてないよ、お母さん…*
お母さん=エレーミアスじゃない?知らんけど。
The First Flame quickly fades.はじまりの火は消え、暗闇の世界にはなるけれど
Darkness will shortly settle.
はじまりの火が、消えていきます
すぐに暗闇が訪れるでしょう
But one day, tiny flames will dance across the darkness.
Like embers, linked by lords past.
…そして、いつかきっと暗闇に、小さな火たちが現れます
王たちの継いだ残り火が
Ashen one, hearest thou my voice, still?
灰の方、まだ私の声が、聞こえていらっしゃいますか?
王たちの継いだ残り火は世界に小さく存在し続ける。
これが優しさの一つではないだろうか。
そして火は消えても火防女の声は消えない。
これも優しさ。
良いエンディングですね。
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