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【ドラニュース】

根尾、広島1位・小園と新春の誓い 黄金ルーキー夢対談

2019年1月1日 紙面から

お互いにチームの宝に!! 今年の飛躍を誓う根尾(左)と小園(伊藤遼撮影)

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 セ界一の遊撃手を目指すゴールデンルーキー2人が新春トーク!! 中日ドラフト1位の根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=と広島ドラフト1位の小園海斗内野手(18)=報徳学園高=の「超高校級対談」が実現した。2人の出会い、ドラフトの心境、遊撃手論…。根尾は「超一流」、小園は「日本一のショート」と将来の目標を色紙にしたためた新時代の旗手が熱く語り合った。 (構成・長森謙介)

 根尾 あけましておめでとう。ゾノと会うのは11月中旬にプライベートで会って以来かな

 小園 おめでとう。あの時は恭大(きょうた。大阪桐蔭高-ロッテの藤原)も一緒だったね。だからあまり久しぶりって感じはないね

 根尾 初めて会ったのはお互いが中学1年の冬。三重県であった「心のふるさとお伊勢さん大会」で対戦したけど、覚えてる?

 小園 根尾が飛騨高山ボーイズ、僕が枚方ボーイズ。確か11月の末やったな。むちゃくちゃ寒かったのも覚えてるよ

 根尾 僕はその試合、ピッチャーだったけど枚方ボーイズはものすごく強いと聞いていた。ゾノだけじゃなくて恭大もいたね。結局試合は負けちゃって(0-2)、あんまりいい印象は残ってないよ

 小園 僕は根尾との対戦は楽しみだった。恭大から『ジュニアトーナメントに出ていたすごいピッチャーがおるぞ』って聞いてたから。どんなもんかと思って実際に打席立ってみたらすげぇ球を投げてたよ。打ったけど(笑)

 根尾 打たれたんだよなぁ。確かレフトオーバーの長打を

 小園 でも2三振したはず。ほんまに速かったよ。同じ1年生とは思えなかったもん

 根尾 中学時代に1回対戦してからは接点がないまま高校に入ったけど、高校は1回も対戦できないまま終わったね

 小園 できそうでできなかった。練習試合は全部雨で流れてしまったし、公式戦も当たらなかった。国体も雨で流れたせいでできなかったもんね。1回くらいやりたかったな

 根尾 でもゾノの活躍はずっと知ってた。2年春のセンバツ、報徳は準決勝の履正社戦で負けちゃったけど、打ちまくってた(打率5割)。自分たちが第2試合だったから控室で「小園がまた打ったぞ」って盛り上がって。2年生でジャパンのメンバー入りしたし、すごいなと思ってた

 小園 僕は甲子園に出たのは2回だけだったから。根尾は3回優勝してるけど、僕は見てる側だったよ。実は決勝戦も見に行ったよ。アルプスの一番前で

 根尾 何で一番前やねん(笑)

 小園 見に行きたかったからさ。でも根尾を見てると、刺激になったし、がんばらないとって気持ちになったよ

 

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