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幼馴染が女勇者なので、ひのきの棒と石で世界最強を目指すことにした。 作者:のきび

第三章 ミスティアとクロイツ ―ふたりの魔王討伐―

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クロイツと勇者候補選抜御前試合 その二十 ~瘴気で正気を失い勝機を得る。何を言ってるんだお前は~

 私は暗い空間の中にポツンと一人でたたずんでいた。ここは? 悲しみ? 嫉妬? 怒り? なに、この感情はこの暗い空間は考えられるだけの憎悪が渦巻いている。

「はあ、本当にあなたはバカねクロリア」

 その言葉と共に黒い闇は一つに集約すると、そこにはシルフィーネが立っていた。そのシルフィーネの右手に先程の黒い闇が渦巻いている。

「シルフィーネ?」

 私は少し怒り顔の彼女に訪ねる。

「あなたね、魔物の部位を食べるとか頭おかしいの?」

「いやいやあれは仕方ないでしょ。どんなものでも食事として出されたら普通食べるじゃない」

「その食事に対する飽く無き探求心に感心するわね」

 シルフィーネは私の言葉に呆れて首を振る。

「で、その禍々しい渦はなんなの?」

「これは瘴気よ、あなたも感じたでしょ、ドス黒いモノを」

 シルフィーネの説明では魔物を食べた者は体力が徐々に無くなりしに至ると言う。生命力を瘴気が吸ってしまうのだと言う。そしてこの瘴気こそが魔物の根元(こんげん)だと言う。

「それ、排出できるの?」

「できないわね、ただ私の神気で押さえつけておけるけど、あなたを助けるときに、この瘴気の正体が分かったのよ」そう言うとシルフィーネはその瘴気を二つに分解した。一つは光輝く光の球、もう一つは黒くひたすら黒く、まるでそこになにも無いような円ができた。

「それは?」

「神気よ、二つともね」

「それが神気なの?」

「神気よ、私の持つ神気とは別種のね」

 そう言うとシルフィーネの身体からフワフワと黒い球が浮き出る。それはシルフィーネの持つ神気でアディリアスの神気なのだと言う。それは邪悪なものでなく、とても暖かいものだった。何も無い黒い神気の方とはまるで別物だ。そして光る方の神気はウルティアで、もう一つの闇の方は何者の神気なのか分からないと言う。

「つまり三人の神がいるってこと?」

「そういうことね。ただ、神話には神はアディリアスとウルティアしかいない。三人目がいないのよ」

「私たちの知る神話が嘘と言うこと?」

「そうなるわね、それとこの黒い何もない神気は私たちが知ってる神気よ」

 私はその言葉に首をかしげる。そもそも神気など私には感じることができないのだから。

「知ってるって、あなたは神を見たことあるの?」

「違うわよ、デスの名を冠する者達がこの黒い無の神気と同じ神気をその身に持ってたわ」

「どう言うこと?」

「分からない、ただウルティアが封印されてるから瘴気が発生すると言うことになっていたけど、二つの神気があると言うことは、もう一人の神が封印されている可能性があるわね」

「二人の神が封印されてるの!?」

「わからない、ただこの瘴気の憎悪は異常よ、分離することでその憎悪は消えると言うことは、お互いに憎んでいるのか、又はどちらか一方を憎んでいるのか……」

「で、その神気どうするの?」

「そうね、分離してる分には全く問題ないのだけど。この無の神気は正直どうしたら良いのか」

 その時、無の円は突如消え、光の球は私の中へと吸い込まれた。

「「え?」」

 なにこれ、私の中に神気が入ってしまった。特に危険な感じはしないけど。それよりも、あの無の神気はどこに?

 どこを見回しても無の神気が存在しないし気配も感じられない。

『……今、私の中にそれが入ってきたのだけど』

 その声はクロイツのものだった。消えた無の神気はクロイツの身体の中に入りクロイツの中にある神気と一つになったのだと言う。

「これ瘴気が発生するんじゃない?」

 二つの神気が合わさると瘴気が発生する、私たちは焦りシルフィーネは私とクロイツの身を心配した。私の身に変化がないのを確認するとシルフィーネはすぐさま黒魂ノ勇者剣(クロノエクセリオン)の中に入り神気を分離する為に入った。

「だめ、分離できない!」

 焦るシルフィーネとは対照的にクロイツは冷静に『なにか、大丈夫な気がする。なにか暖かいモノを感じるわ』と言う。

 その言葉にシルフィーネは安心したようでなぜこんなことが起こったのかを考察する。私たちの魂はシルフィーネの中にある神気を分離して作ったもので、それはアディリアスと同じなのだと言う。つまり、無の神気はアディリアスに引かれたのだ。では、なぜ私ではなくクロイツだったのか? 精神的強さの差だろうか? 私よりもクロイツの方がアディリアスに近いとでも言うのだろうか?

 ちなみに私の光の神気も外すことができなかった。

「どうしようか?」

「うーん、あなた達の神気が膨れ上がって神気量が増えてるのが感じられるわ。正直、害が無いならこのままでも良いかもしれない」

「膨れ上がってる?」

「そう、私の神気はあなた達の一万倍あるのだけど、今は五千倍の差になってるわ。つまりあなた達の神気は2倍になってる」

 シルフィーネに比べると、目くそ鼻くそレベルだけど二倍に膨れ上がってるのか。

「確かになにか力を感じるわ」

「そんなわけ無いでしょ、あなたは神気感じないんだから。それに神じゃないんだから神気は神剣(デバイス)が無いと使えないわよ」

 勘違いでした恥ずかしい。

「あれ、でもあなたデス・ハンドとの戦いで神気解放してなかった?」

「そうね、勇者の剣は模造神剣(デバイス)だから使えたようだけど、たぶん本当ならmode(モード)変換を一度でも使ったら壊れてたわね。クロイツの精神が本物にも勝るとも劣らない神剣(デバイス)を作り上げたのよ、だから神気が使えたのね」

 クロイツを助けるためにはクロイツの精神を上回らなければいけない、模造品を本物以上の者に変えた精神力か。……ちょっと先が見えないわね。


「今思うと私たち神気を持つ六色の勇者が殺されてたのは勇者を狙ったと言うよりも、アディリアスの神気を持つものを殺してたのかもしれないわね」

「なんのために?」

 シルフィーネはアリエルの真似をして手を顎に当てて考える。うん可愛くないわね、私系の顔がこのあざといポーズしても全然かわいくないですわ、むしろイラつく。

「神気を集めてるのかも」

「なんでそんなことを」

「誰かがアディリアスを復活させようとしているのかもしれないわね」

 神の復活、理由は? 復活させるにはそれなりの理由があるはずだ。今うまくいってる世界を気に入らないからこそ新しい神が必要になるのだろう。

 ならばアディリアス復活は世界の破壊? アディリアスは破壊神だと伝わっている。でも私のその考えにシルフィーネは異を唱える。

 先程の三つの神気をさわったシルフィーネには分かったと言うのだ光が作り、闇が育み、無が破壊するのだと。

「じゃあ、あのデス達が破壊神の使徒ってことじゃない?」

「そうなるわね、不干渉の約束は失敗かもしれないわね」

 確かに、もし世界の破壊を目的としてるやつらなら不干渉なんて言ってられないわね。もちろんそんなことが目的なら不干渉は反故するけどね。世界の破壊なんてアリエルたちに危害が及ぶ行為だわ。

「ねえ、シルフィーネ。この瘴気取り入れたら私達ってさらにパワーアップしない?」

「今は神気が一対一だから平静を保っていられるけどバランスが崩れたらどうなるかわからないわよ」

「でも、三つの神気を持てば何かあったとき力になると思うんだけど」

「あなた自身が消えたとしても力を望むの?」

 神気は神その物の力で当然それを内に入れると言うのは神と同化する行為と一緒だと言う。そうなれば意識を神のステージまで引き上げなければいけない。あげなければ精神は狂い、人でいられなくなるとシルフィーネは言う。

「私が狂うより、守りたいものが守れないことの方が辛いわ。だから私は新しい力欲しい。誰にも負けない力が」

『私も手に入るものならどんな力でも欲しいガリウスを守るために』

 私達の決意にシルフィーネはコクリとうなずく。

「……二人の気持ちは分かったわ。ならクロリア魔物の肉を食べなさい。私が瘴気を分離してあなたたちに送るわ」

 あ、そうか瘴気を取り入れるのに肉を食べなきゃいけないのか。ちょっと魔物の肉を食べるのは抵抗あるわよね人形(ひとがた)が多いし。獣型の魔物を捕まえて食べるか。

「分かったわ、よろしく頼むわねシルフィーネ」

「よし、そうと決まれば今から修行よ」

「え?」

「この間言ったでしょ、寝てるときは修行するって」

「いや、……今からですか?」

「当然です」

 そして地獄の修行(しごき)が始まったのであった。

外伝『聖剣のネクロマンサー』を始めました。

アディリアスとウルティアの話になります。こちらで『おさじょ』の神話の本当の姿が分かります。なぜ静とシンヤがアディリアスにこだわるのか、デス・ヘッドやウルティアとの関わりも分かるようになります。


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