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福井国体用の衣類を貧しい国に 福井市職員ら募集
国体の“遺産”を活用しませんか-。福井市職員らでつくる有志が、今秋の福井国体で使用した職員用のポロシャツやボランティア用のウインドブレーカーと帽子など、国体関連の衣類を募っている。集まった衣類は、東アフリカ沖の島国マダガスカルなどに送り、貧しい国の支援に役立てる。募集は一月末まで。 福井市職員の水上大輔さん(36)が、国際協力機構(JICA)職員の友人ら三人とともに呼び掛けている。名付けて「国体・障スポ衣類リユースプロジェクト~福井しあわせ元気おすそわけ~」。 きっかけは十一月上旬、「来年からもう着ることがないから(ポロシャツなどは)捨てた」という声を他の職員から聞いたこと。水上さんが「もったいないな」と友人と話す中で、必要としている人に送れないかと思い立った。 福井市の県国際交流会館に問い合わせたところ、マダガスカルで活動する福井県出身者が衣類を募っていることを知った。同国では、貧しいために同じ服を着続ける人がたくさんいるという。 まずは二百着を同国に送る予定。現在、市内外から百四十着が集まった。二百着を超えた衣類は、他の国に送ることを検討している。水上さんは「国体後は使用する機会が少なくなる。海外に送ることで活用させてほしい」と呼び掛けた。 回収場所(担当者)は▽福井市役所本館七階議会庶務課(西沢さん)▽同市役所第二別館一階おもてなし観光推進室(林さん)▽同市企業局庁舎四階下水管路課(水上さん)▽アオッサ五階女性活躍促進課(中前さん)▽同市役所本館地下職員組合内▽県庁六階財務企画課(石川沙織さん)-の六カ所。(問)水上さん=dysk.dysk.dysk.0000@gmail.com (藤共生) 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
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