挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
173/173

172.一角獣の角と二角獣の角と猛吹雪

(区切りの関係で短めです)

 ダリヤはヴォルフによって隣室の長椅子へと運ばれた。

 その後、エルメリンダからポーションと魔力ポーションを受け取ると、なんとか飲む。

 オズヴァルドは着替えてくるとのことで、エルメリンダもついていった。


 ヴォルフは二人きりになると、イルマへの治癒魔法、兄からマルチェラを騎士にするよう提案されたこと、神殿でマルチェラから同意を得たことを話してくれた。

 イルマの安全は防御を上げる魔法でカバーできること、完全治癒魔法をかければ結晶化している指も戻せると聞き、心から安堵する。


 その後、ダリヤもオズヴァルドと作っている『吸魔の腕輪』について話した。

 簡単な工程ではないが、完成すればイルマも子供も問題なくすごせると説明すると、今度はヴォルフがほっとした顔になっていた。


「内容はわかった。疲れているんだから、オズヴァルドが戻ってくるまで、少しでも横になっていた方がいい」


 ポーションを飲んでから平気な顔を装っていたが、彼には気づかれていたようだ。

 備え付けの毛布を借りると、ダリヤは素直に長椅子に横たわった。ポーションを飲んでも疲労感は残る。今のうちに少しでも回復しておきたい。


「あとは一角獣ユニコーン二角獣バイコーンの角と、バジリスクの爪だけなので。オズヴァルド先生がいますから、きっとうまくいくと思います」

「……そうだね。うまくいくよう、祈ってる」


 どこか歯切れの悪いヴォルフは、おそらく自分をとても心配している。


「ヴォルフ、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。ポーションはちゃんと飲みましたから」

「マルチェラからは、ダリヤが無理をしていたら止めてくれって言われた」

「いえ、その……今回は、少し魔力が、足りなかっただけで……」


 答える声が、消え入るように小さくなる。

 動けなくなるまで魔力を出し、ヴォルフにここまで運ばれたのだ。無理と言われても仕方がない。


「止めないよ。これは、君の魔導具師としての仕事だから」


 意外な言葉に、思わずヴォルフの顔を見上げる。

 見慣れたはずの黄金の目が、見たこともないせつない色を宿していた。


「正直に言えば、今すぐ止めたい。でも、ダリヤは、俺が赤鎧スカーレットアーマーなのを、止めたことはなかったよね」


 確かに、止めたことはなかった。

 けれど、止めたいと思ったことはあった。

 赤鎧スカーレットアーマーだけではなく、魔物討伐部隊もやめてほしいと、安全な場で生きてほしいと、そう思ったことはあった。

 それが今、どうしても言えない。


「マルチェラ達のためなら、ダリヤが無理をするのはわかっている。今回はオズヴァルドがいるし、俺の方でもポーションと魔力ポーションは持って来た。もしも、ダリヤが倒れたらいつでも運ぶし、どちらかが怪我をしたなら、すぐ神殿へ連れていく。だから、君の思うようにすればいい」

「ありがとうございます」


 小さくお礼の言葉を告げると、それまで横にいた彼は、隣のソファに移動した。


「……君が生きていてくれれば、それでいいよ」


 静かに落ちた声は、祈りに似て。自分は大丈夫だと、死ぬことなど絶対ないと、そう言おうとしたとき、ノックの音が響いた。



 ・・・・・・・



 その後、オズヴァルドと共に、紅茶とサンドイッチなどの軽食を済ませ、作業部屋に戻る。

 隣室には、ヴォルフと第二夫人のフィオレが待機することになった。フィオレがエルメリンダと交代したようだ。


「私ではお話をするにも不慣れですし、待ち時間というのは長く感じるものだと思いますので」


 フィオレは薄緑の目を笑みの形に、ヴォルフの前に各国の武器や騎士関連の本を何冊も積んだ。そして、自身は手元には縫いかけの刺繍糸がついたハンカチを用意していた。


 ヴォルフは気遣いに礼を述べていたが、ほっとしているのが透けて見えた。

 あまり接点もなく、忙しいであろう二人をただ待たせてしまうのが、なんとも申し訳なかった。


 それでも、作業場のテーブル前に来ると、髪をバレッタで止め直し、気合いを入れる。


「妊婦の状態安定に雌の一角獣ユニコーンの角を、胎児に魔力のある母体だと錯覚させるために雄の二角獣バイコーンの角を使います。こちらもカットしてから、魔力を付与する形になります。ただし、これを作る際は、二人の魔導具師で魔力を同時に付与し、両方の角に均等に魔力を注ぐ必要があります」


「一人ずつ、それぞれの角に付与すると効かないのですか?」

「ええ。つるのは妊婦ですが、使うのは妊婦と子供の二人ですから。角それぞれの魔力の流れが違うと、具合が悪くなるそうです」


 魔力の流れが体内で二つあるのは、確かによくなさそうだ。

 だが、それならば、一人で両方を一度に付与できたらいいのだろうか。

 尋ねる前に、オズヴァルドが続けた。


「魔力が多い魔導具師や魔導師が、一人で二つ付与しても、効果は芳しくないそうです。魔力にある程度の多様性が必要なのではという説もありますが、確かなことはわかっていません」


 作業台の魔封板の上、純白の角と黒曜石の角がそろえられた。


「今回使うのは、変異種である紫の二角獣バイコーンの角ですが、こちらでも問題はありません。むしろ魔力は強いので安心でしょう。芯の魔力線の部分を縦に入れて、腕輪に合う大きさで切ります。一本で四つほど採れるはずです」


 互いに糸鋸いとのこを手に、ダリヤは一角獣ユニコーンの角を、オズヴァルドは二角獣バイコーンの角を削る。

 前にも一角獣ユニコーンの角を切ったことがあるが、やはりかなり硬い。

 押さえている手に、少し温かい魔力が揺れるのを感じる。

 掌の汗で滑らぬよう、慎重に二つほど削りあげた。


 目の前のオズヴァルドはすでに四つとも仕上げており、腕輪の確認をしている。

 ダリヤは慌てて純白の角を持ち直し、糸鋸いとのこの歯を当てた。

 その瞬間、斜めに逃げた刃が、左手の親指に痛みと朱線を走らせた。


「ダリヤ、指に傷を?」

「いえ、たいしたことはありません」


 隠そうとして右手で押さえたが、オズヴァルドは即座にポーションの瓶を開けた。


「手を。指を怪我したままでは、この先の付与に差し支えます」


 その言葉に、反省しつつ左手を出す。

 思いの外、傷は長く、血がたらりと傷口から流れ落ちようとしていた。

 そこに少ししみるポーションをかけられ、ダリヤは眉間に皺を寄せる。


「すみません、ご迷惑をおかけして……」

「生徒は先生に、迷惑をかけて当然でしょう。私も学院時代は、だいぶリーナ先生にご迷惑をおかけしましたよ」

「オズヴァルド先生がですか?」

「ええ。魔導具研究会では、カルロさんと一緒にいろいろとやらかしましたし」


 それは以前にも聞いた。

 自分には優しい父だったが、学生時代は魔導具に夢中になると手に負えなかったらしい。

 『暴風雨ウラガーノ』の渾名もあったという。


「冷凍の時間短縮ができないかと氷の魔石を使いすぎ、凍傷になったこともありました」

「……危ないですけど、わかる気がします」


 自分も冷蔵庫の急速冷凍を試そうとして、扉も開かぬほど氷を作ってしまったことがある。


「作った毒消しの腕輪が本当に効いているのか試したくて、外して毒キノコを食べたこともありましたね。効いているとわかって、すぐ腕輪をつ直したのですが、キノコの毒は回るのが早くて……毎回、リーナ先生が、治癒魔法のできる先生を連れてきてくださいました」

「オズヴァルド先生も……その、ずいぶん、活動的な生徒だったんですね」


 オズヴァルドも大概だと言いかけて、なんとか言い直した。

 正直、父の『暴風雨ウラガーノ』と大差ない気がする。


「ええ。当時は私も『猛吹雪トルメンタ』と呼ばれておりましたね」

「『猛吹雪トルメンタ』……」


 銀の目に銀髪のオズヴァルドならば、なかなか似合いそうなたとえである。


「当時の私としては、病人を冷たく叱るリーナ先生の方が、よほど『猛吹雪トルメンタ』だと思いましたが。ダリヤはあのリーナ先生の助手をしていて、怒られたことはなかったですか?」

「ありません。軽い注意はありましたけれど。いつも落ち着いていて、優しい先生でした」

「……時間をかければ、丸くなるものなのですね」


 オズヴァルドが、微笑んで魔封板の上に指を伸ばす。

 いつの間にか、一角獣ユニコーンの角がもう二つ、きれいに丸く仕上げられていた。


お読み頂いてありがとうございます。おかげさまで書籍化となりました。
書籍「魔導具師ダリヤはうつむかない 1」(MFブックス様 10月25日発売)
どうぞよろしくお願いします。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全105部分)
  • 4245 user
  • 最終掲載日:2018/10/25 22:17
エノク第二部隊の遠征ごはん

遠征部隊に配属となった衛生兵のメルは、支給される保存食の不味さに悶絶する。 パンは酸っぱく石の如く。干し肉は無味無臭で噛み切れない。 生命の危機を覚えた衛生兵は//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全292部分)
  • 3991 user
  • 最終掲載日:2018/12/31 00:00
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

 私の前世の記憶が蘇ったのは、祖父経由で婚約破棄を言い渡された瞬間だった。同時にここが好きだった少女漫画の世界で、自分が漫画の主人公に意地悪の限りを尽くす悪役…//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全171部分)
  • 5216 user
  • 最終掲載日:2018/12/24 20:03
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 4624 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 5546 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
魔導師は平凡を望む

ある日、唐突に異世界トリップを体験した香坂御月。彼女はオタク故に順応も早かった。仕方が無いので魔導師として生活中。 本来の世界の知識と言語の自動翻訳という恩恵を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全398部分)
  • 4228 user
  • 最終掲載日:2018/12/26 07:00
最強の鑑定士って誰のこと?~満腹ごはんで異世界生活~

★カドカワBOOKSさんより、1~5巻発売中。電子書籍もあります。よろしくお願いします。 ★コミカライズ『B's-LOG COMIC』さんで連載中。『Comic//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全162部分)
  • 4039 user
  • 最終掲載日:2018/12/26 22:04
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 4033 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい

エンダルジア王国は、「魔の森」のスタンピードによって滅びた。 錬金術師のマリエラは、『仮死の魔法陣』のおかげで難を逃れるが、ちょっとしたうっかりから、目覚めたの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全221部分)
  • 5541 user
  • 最終掲載日:2018/12/29 20:00
わたしはふたつめの人生をあるく!

 フィーはデーマンという田舎国家の第一王女だった。  このたび、大国オーストルの国王で容姿端麗、政治手腕完璧、ただひとつ女性に対して冷たいのをのぞけば完璧な氷の//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全192部分)
  • 3921 user
  • 最終掲載日:2018/04/18 21:48
おかしな転生

 貧しい領地の貧乏貴族の下に、一人の少年が生まれる。次期領主となるべきその少年の名はペイストリー。類まれな才能を持つペイストリーの前世は、将来を約束された菓子職//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全213部分)
  • 4106 user
  • 最終掲載日:2018/12/16 23:29
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 4959 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
かわいいコックさん

『花(オトコ)より団子(食い気)』で生きてきたアラサー女が気付いたら子供になって見知らぬ場所に!?己の記憶を振り返ったら衝撃(笑撃?)の出来事が。そしてやっぱり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全100部分)
  • 4435 user
  • 最終掲載日:2018/09/14 00:00
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全144部分)
  • 4623 user
  • 最終掲載日:2018/12/31 00:00
王女殿下はお怒りのようです<WEB版>

戦乱の世に生きて死んだ最強魔術師の王女が、太平の世に無能の公爵令嬢として転生。 どうやら周囲の人間にも家族にも嫌われているというかなり詰んだ状況にあるらしく、加//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全73部分)
  • 4171 user
  • 最終掲載日:2018/12/15 22:00
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全116部分)
  • 4877 user
  • 最終掲載日:2018/12/03 00:00
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 5512 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全347部分)
  • 5211 user
  • 最終掲載日:2018/12/21 00:00
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全66部分)
  • 4105 user
  • 最終掲載日:2018/12/25 12:00
スキル『台所召喚』はすごい!~異世界でごはん作ってポイントためます~

【2018/9/10発売】カドカワBOOKS様より書籍化。 【2018/9/5コミカライズ】電子雑誌B's-LOG COMIC様にてコミカライズ連載開始。 //

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全64部分)
  • 4260 user
  • 最終掲載日:2018/12/31 00:15
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全451部分)
  • 5563 user
  • 最終掲載日:2018/12/24 22:26
転生したら乙女ゲーの世界?いえ、魔術を極めるのに忙しいのでそういうのは結構です。

【2019年1月31日、KADOKAWA/エンターブレイン様から2巻発売です!】 「気付いたら銀髪貴族の幼女五歳でした。完全に私tueeeeスタートですね、分//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全180部分)
  • 4523 user
  • 最終掲載日:2018/12/30 22:24
異世界食堂

しばらく不定期連載にします。活動自体は続ける予定です。 洋食のねこや。 オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。 午前11時から15//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全121部分)
  • 3916 user
  • 最終掲載日:2018/09/15 00:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【一巻 2017/10/30 発売中!】  【二巻 2018/03/05 発売中!】  【三巻 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全521部分)
  • 4017 user
  • 最終掲載日:2018/12/29 03:56
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全163部分)
  • 3912 user
  • 最終掲載日:2018/12/28 13:22
転生しまして、現在は侍女でございます。

※アリアンローズから書籍版 1~3巻、絶賛発売中! ※12/12発売の3巻ですが、発売即重版となりました。ありがとうございます! ユリア・フォン・ファンディッ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全217部分)
  • 4362 user
  • 最終掲載日:2018/12/30 00:00
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全76部分)
  • 6562 user
  • 最終掲載日:2018/12/05 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 4557 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03