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【ドラニュース】

根尾、未知の世界・プロの先輩に「めっちゃ聞く」

2018年12月29日 紙面から

NPB12球団ジュニアトーナメントの開会式に登場した根尾=27日、札幌ドームで(谷沢昇司撮影)

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 先輩、教えてください!! 中日ドラフト1位の根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が、竜の先輩たちを質問攻めにする。春夏連覇を果たした甲子園のスターだが「プロの世界は何も経験してない」と積極的に助言を求める考えだ。

 甲子園のスターもプロの世界ではまだひよっこ。「何一つプロの世界を経験してないので、何が分からないのか分からないです」。それが根尾の率直な思い。だが疑問が明確になったときにとる行動は決めている。

 「めっちゃ質問しに行くと思います。先輩たちはみんなプロの世界を肌で体感した人たちばかり。野球のことや普段の生活のこと、何でも聞いてみようと思います」。変なプライドはない。積極的に教えを請う考えを示した。

 右も左も分からないルーキー。球団は施設見学などを実施し、困らないように配慮はしているものの、どんなことに疑問を抱くかは分からない。さらに根尾の好奇心はさまざまなものに反応する。例えばドラフト翌日(10月26日)。指名あいさつのために大阪桐蔭高を訪れた与田監督に初めてぶつけた質問は「寮のお風呂の広さ」だった。

 同じ目線で疑問を解決できるのはやっぱり選手。先輩たちはウエルカムの姿勢を示している。選手では最長の寮生活4年目を迎える小笠原は「答えられることなら何でも答えます。部屋に来てくれるのも歓迎します」と話し、同じ遊撃を争う京田も「溶け込みやすい雰囲気をつくれるようにしてあげたい」とサポートを約束する。根尾にとっては心強い存在になることは間違いない。

 

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