核P-MODEL 回=回(Kai equal Kai)’18 11/17 Zepp Tokyo
突撃ライブ&機材レポート!
2017年平沢進ライブ「第9曼荼羅」から1年を待たずして発表された、アルバム核P-MODEL 回=回とライブ核P-MODEL 回=回。
この短期間で発表からリリース、そしてライブまで開催する膨大なエネルギーはどこにあるのか? 体内にあらゆるものを燃料として自家発電する、核融合システムがあるのでは?と思わせる作品のスピードと完成度は目を見張るものがある! 今回メインギターの完成が2017/11月で、ヘッド落ちを克服しながらレコーディングを経て、今回のライブまで奔り抜けた怒涛の世界を垣間見ることができるリハーサル後の機材とライブ画像のレポートです! サイドを固める白会人SSHOとTAZZの世界観も新たな宇宙を想起させる!
Bucklund400
2017/4月の問い合わせから、平沢のカラーの拘りから全塗奏とFixedブリッジをEVOで採用している、Schaller LPトレモロを搭載、PUのタップSW加工を施した逸品!
BOSS GT-100がギターサウンドのエフェクトで使用。
Line Selecter LS-2は今回導入されたアプリでMIDI GUITAR2でのPC内音源との切り替えを行う。
MIDI GUITAR2コントロール画面。
BOSS GUITAR SYNTHSIZER SY-300同様GK用ドライバー無しで、ギターサウンドを解析して内臓音源を鳴らす!
レイテンシー的に早いフレーズは厳しいが、シンプルなフレーズで使用しているとの事。
メインのマイクはヘッドセットのSHURE Beta54ですが、サブ的にHEil Soundを配す。
横長のKORG nano CONTROL2は、プログラムされたバッキングデータのコントロールに使用。
卓へのDIはRadial PRO D2とKLARK-TEKNIK DN-100。
Mosrite Super Custom 63 黒雲製モズライトはバイブラミュート・トレモロ、サイドジャックの’63仕様。
今回新たに導入されたモズライトは、極細ネック、極細フレットの サーフサウンドには必須なギター!赤で揃えたかった!との事。
ステージで平沢の傍には必ず寄り添うMIDASの24chミキサー。
各音源のバランスも瞬時にコントロールする。
赤で揃える為に導入されたエピフォンのセミアコ・DotにSchaller LPトレモロを搭載、コイルタップSWも完備!
SSHOの使用するマルチ・エフェクトはBOSS GT-1。
傍らにセットリストでの使用ナンバーを表示。
左右の手でパーカッシブに操作する、novation LAUNCH PAD。
下方にセットリストとナンバーが確認できます。
筆者的にアルバム回=回のS-10「HUMAN-LE」がアルバムを締める楽曲としては、過去の作品では無かった明るくより前向きに生きよう!と思わせる様に感じられたので、どの様な意味合いがあるのでしょうか?と尋ねましたところ、イメージを変えようと思われたと微笑まれました。
圧巻のライブはLaser-Harpもシンセサイザーも無く、「それ行け!Halycon」を除き全てギターを演奏した、ギタリスト・平沢進の躍進は続く!
又、自ら小出しに発信している、制作中の「EVO- PHYTOELECTRON」の詳細も気になる!
大絶賛のライブ核P-MODEL回=回の追加公演、1/14(月・祝)核P-MODELライブ「回=回」豊洲PITも参加必須!
(おまけ) バックステージでナント!平沢の楽屋ギターとして、STEINBERGER SPRITS WHITE/BLACKを発見!
イケベでお買い上げ頂きました。
ありがとうございます。
池部楽器店 グランディ&ジャングル
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